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 たどり着いた小部屋では赤犬に囲まれた男たちががむしゃらに剣をふりまわしていた。


「おめぇら、助っ人を呼んできたぞ! もう大丈夫だ!」


 状況を確認する。

 重傷で動けない男が二人、混乱して剣をふりまわしている男が二人、赤犬が五匹。

 髭面も含めて男たちは使いものにならないだろう。恐怖に負けた冒険者はただの獲物だ。数に加えるには無力すぎる。


 実質、俺と長剣たち三人で獣の相手をしなければならない状況だった。


「おい」


「もちろん助けるぞ! ナイフ、力を貸してくれ!」


 長剣の男が得物を手に、赤犬と男たちの間に割って入った。筋肉男も後につづく。ローブの女が呪文の詠唱を始める。

 俺は赤犬どもの横腹をねらって駆け出した。

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