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♦Middle03♦“神聖皇帝”の依頼


GM:きちっと整頓されている立派な机の向こう側、これまたご立派な椅子に座してキミと向かい合うは、キミを呼び出した“神聖皇帝”ゼダンその人だ。


ヤドラン:あふん。


GM:キミと共に部屋へ入ったアロイスは扉を閉めて、控えるように扉横に立った。


ヤドラン:前後にイケメン!!!!


GM:部屋の中にいるのはふたりのイケメンとキミだけだ。


ヤドラン:え?


ヤドラン:え。


GM:ふたりのイケメンとキミだけです。


ヤドラン:もうこの空間にいられるだけでいっぱいいっぱいです。


GM:wwwwwwwwwwww ほんとわらう。きもちはわかる(真顔)。


ヤドラン:イケメンオーラと神々しいオーラであかんヤドランです。


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「よくぞ来た、ヤドラン」イケボ。


GM:ゼダンがヤドランって言ってるのじわる。


ヤドラン:お口がしまらん。


GM:立ち絵みたいなお口に……。


ヤドラン:「あ、あ、あ、王様に名前呼ばれた」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「そなたの名は聞いている。近頃名声を博し続けている優秀な冒険者であると。そなたの腕を見込んで、ひとつ依頼をしたい」


ヤドラン:「ゆ、優秀なんてそんな」尻尾ぶんぶん。


ヤドラン:……しまった部屋に入ったらヤドランの尻尾切断イベントやろうと思ったのに忘れてた。


GM:草 尻尾ぶんぶんしすぎてちぎれるって??


ヤドラン:いや扉に挟まれて。


GM:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


ヤドラン:「イ、依頼?」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「内容は、近頃発見された遺跡の調査。報酬は前金20000G、後金30000G」合計5万G。


GM:5万Gですってよ奥さん。


ヤドラン:せれぶりてぃ。やばいっすわね奥さん。


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「遺跡への導引はアロイスに任せるが良い」


ヤドラン:「い、いせきのちょうさね、わわwっわっわわかりました」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「…………」若干、本当にこいつで良かったのだろうかと内心思っている。


GM/“天の眼”アロイス:まぁまぁって無言でゼダンへ笑顔目配せしてる。


ヤドラン:イケメンすぎるのがわるいんや!!


GM:きもちはわかる。


ヤドラン:wwwww そろそろ尻尾ぶんぶんしすぎて切れそうやなほんまに。


GM:わらうwwwwww


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「現下、盗賊団の目撃情報が増加していることは知っているか?」


ヤドラン:「とうぞくだん……あぁ! ギース盗賊団のことかしらん」ちょっと落ち着いてきた。


ヤドラン:落ち着かないと進まなそうですし。


GM:わらう。


GM/“天の眼”アロイス:「お、ちゃんと知っていたか。最近は『ギース大盗賊団』、とも言われているな」


GM:(アロイスからヤドランへの好感度:1→2)


ヤドラン:「はぁぁっぁんんん褒められた!!!」


GM:wwwwwwww


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「………………」


ヤドラン:王様白い目で見ないでーww


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「……出没地点付近を調べさせた際に発見されたのが本件の遺跡だ」アロイスほどスルースキル高くなかった。


ヤドラン:「あらやだそれは怪しい遺跡ねぇん」スキル高くないのかわええなぁおい。


GM:わらう。


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「件の盗賊団が拠点としているやもしれぬし、無関係の古代の遺物やもしれぬ」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「盗賊、あるいは魔族や妖魔などの不穏分子と遭逢した際には排除を。神聖帝国の力となり得る品を発見した際には余の許へ回収を。冒険者とあらば慣れたものであろう?」


GM:ゼダンは、つ、と目を細めて実力を測るかのようにキミを見る。


ヤドラン:「細目だめよそれはぁぁぁあぁぁあんんんんんんんn!!!!!!」尻尾ぶちーん。


GM:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「…………………………」


GM/“天の眼”アロイス:「あっはっはっはっはっはっは!! 愉快なヤツだな!!」笑いながら近付いてきて、切れた尻尾拾ってくれた。


ヤドラン:「あらやだアタシったら!!」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:本当にこいつ大丈夫だろうかって目で見ている。


GM/“天の眼”アロイス:「こいつはどうしたらいい? くっ付くのか?」拾った尻尾もてあそびつつ。


ヤドラン:「食べれるわよ」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「食せるのか……?」


GM/“天の眼”アロイス:「食べれるのか!」


ヤドラン:「アタシのいた世界ではいろいろなトッピングに使えてるわぁ! 非常食にもなるし」


GM/“天の眼”アロイス:「ほーお? ちょいと一口、頂戴して良いか?」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「……食すのか……?」


ヤドラン:「いいわよぉん」王様かわええ。


GM/“天の眼”アロイス:がぶっ。「……お、いいねぇ! 山の果実にも勝る甘味だ!」


ヤドラン:「でっしょう!?」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:本当にそんなもん食って大丈夫なのかよって目で見ている。


ヤドラン:「あ、尻尾はすぐ生えてくるから大丈夫よ☆」


GM/“天の眼”アロイス:「こいつは天空兵団の連中にも分けてやりたいくらいだな!」


GM:(アロイスからヤドランへの好感度:2→3)


ヤドラン:wwwww 王様よりアロイスのがあがってるww


GM/“天の眼”アロイス:「ゼダンも食うか?」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「断る」


ヤドラン:でしょうねぇwww


GM:きっと皇帝の方が攻略難易度高いやつ。


ヤドラン:せやなぁふへへへ。


GM:もしくは隠しキャラかもしれない。全キャラ攻略後じゃないと攻略対象にならない的な(?)。


ヤドラン:主人公より脇キャラや敵から味方キャラになるのがすこ。


GM:わかりみが深い~~~~~~。


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「……さて、依頼の件についてだが」


ヤドラン:話脱線しちゃってすみませんw


GM:むしろノリノリで脱線してたわ(アロイスが)。


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「これから直ぐに発つというのも急な話であろう。出立は明日(みょうにち)とし、今日(こんにち)は明日の出立に備えるが良い」


GM:明日のナントカ時になったらアロイスが迎えに来てくれるって言ってくれた。


ヤドラン:「出発はあし…………お迎えアロイス様ぁぁぁぁああん!!!!」


GM:wwwwwww


GM/“天の眼”アロイス:「俺の顔を拝むだけでも、景気づけになるだろう?」にやり。


ヤドラン:「ダメよそれは緊張しちゃうじゃなぁぁっぁあいいい!!!」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「………………」この友人、なんでこんなにノリノリなんだって目で見ている。


ヤドラン:「もうお顔だけでごはん何杯でもいけるわ」


GM:wwwwwwwww いやあ笑った笑った。えー、では皇帝の話は終わったようで、退出して良いとも言われました。部屋を出てシーンを終えますか?


ヤドラン:でますかねー。


GM:ではキミは部屋を出た。


ヤドラン:「っっっっはぁぁぁぁぁぁぁぁんnもう緊張したぁぁぁぁぁぁあんn!!!」と部屋をでてすぐ叫ぶ。


GM:wwwwwwww キミの叫びに、城内の貴族や騎士たちがビクッとなったのは言うまでもない……。


GM/“天の眼”アロイス:アロイスは部屋に残るようで、キミへひらひら手を振ってから扉を閉めてくれた。


ヤドラン:最後に爆弾をおとさないでください!!!!


GM:わらう。


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