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♦Middle14♦野営


GM:(←大慌てでTG見てから)鷹の森へは馬車で1日くらいの距離です。


ヤドラン:ほうほう。


GM:ということでキミたちは馬車をつかまえ……え、馬車で行くよね?


ヤドラン:wwww 馬車で行くかせっかくだしww


GM:馬車をつかまえて鷹の森へと向かいました。がたごとがたごと。


ヤドラン:ずっと飛んでるとシュラちゃんが疲れちゃう。


GM:うんww (←ハッとなって)ていうか馬車で1日ってことは、途中で宿取らなきゃじゃね?


ヤドラン:宿……はっ!!??


GM/“片翼の”シュライク:という事実に馬車で揺られながら気づいた。


GM/“片翼の”シュライク:「……野宿……で、いい……か……?」


ヤドラン:「おっけーよ☆」


GM/“片翼の”シュライク:「(ほっ)」


GM:じゃあ折角だから、野営シーン入れるか(?)。


ヤドラン:いれますかぁwww


GM:(←大慌てでMAP画像用意して)ミドルフェイズ、野営シーンです。


モモンガ団:スキットが発生するやつだ。


ヤドラン:発生するやつですねぇ!!


GM:シュライクは慣れた様子でてきぱき野営準備を進める。


ヤドラン:ではそれを手伝ってます。


GM/“片翼の”シュライク:火を興した。ぼっ。


ヤドラン:木の実をいれてー。


GM:焼き木の実だ!


ヤドラン:ヤドランの尻尾もいれてー。


GM:なんて???


モモンガ団:wwwwwwwww


ヤドラン:真心こめて……できあがり!!


GM/“片翼の”シュライク:「…………??? ……待て? ……それ……食べられる……のか……?」


モモンガ団:わらう。


ヤドラン:「食べられるわよ! アロイス様とゼダン様も食べてくれたわ!!」


GM/クライン:「きゅやぁん♪」なんならクラインも食べた。


ヤドラン:せやったなww


GM/“片翼の”シュライク:「……陛下と族長が……」素直に食べる姿勢に入った。


ヤドラン:wwww


ヤドラン:「はぁい! ヤドランの尻尾入りカレー!」


GM:草。


ヤドラン:この世界にカレーってあるのかな。


GM:アーシアンが持ってきてそう。


ヤドラン:なるほど!! じゃああるね!!!!!


GM:なんならガラル出身のベスティアもいるしな!!!



 カレーは実はマジェラニカ大陸にある(PIG.P297「グリーンカレー」、「ビーストカレー」)。マジェラニカ元ネタ、インドいっぱいだもんね。インドといえばカレーだもんね。

 ちなみに現代アイテム「レトルトカレー」(PIG.P72)なんかもある。



GM/“片翼の”シュライク:「(ぱく)」


ヤドラン:「はぁいクラインちゃん、あーん♪」


GM/クライン:「きゅやあーん♪ (ぱく)……!(ぱくぱくぱく)」


GM/“片翼の”シュライク:「(ぱくぱくぱく)」


ヤドラン:「うふふ、お口にあったようでなによりだわー」


GM/クライン:「きゅゃぁん♪」


GM/“片翼の”シュライク:「……美味い」


ヤドラン:よかったでb


GM:なんか話す?


ヤドラン:シュラちゃんは鷹の森についてなんか知ってましたっけ?


GM:特に情報はないかな。


ヤドラン:なるほど。うーんなに話そうかなー。


GM:話振ったら、振り方とか内容によっては何か口滑らせるかもしれん(GMが)。


ヤドラン:ほぅ? ほほぅ?


GM:要所要所、設定だけはあったりするからな……!



 実はわりとしょっちゅう滑らせているのは内緒だ。



ヤドラン:逆にシュラちゃんがヤドランに聞きたいことってあります?


GM:現状、特には。というか元々、あんまり自分から他者に何か聞いたりしない性格してるもので! 頭の中は帝国と同胞とモズタローのことでいっぱいなのだ。


ヤドラン:なるほどー。うーむ。


ヤドラン:「そういえばシュラちゃんは、いつ頃から帝国に仕えてるの?」


GM/“片翼の”シュライク:「いつ……」


ヤドラン:「アタシは比較的最近なのよねー。だからまだこの辺そんなに詳しくはないのよねぇー」


GM:いつだっけ。設定メモ見る。


ヤドラン:ww


GM:(←設定メモと電卓見つつ)えーっと今が聖歴1013年で(シュライクが)26歳で。ゼダンが即位して本土侵攻始めたのが1004年だから当時17歳で。18歳の頃から、つまり8年前からだな!

 ※本土侵攻の開始時期を間違えている。


GM/“片翼の”シュライク:「……(しばらく考えて)……8年前、に、なる」


ヤドラン:「やだすっごい、8年も!? 8年……8年……当時のゼダン様について詳しく!!」


GM:草。


GM/“片翼の”シュライク:「帝国は……自分とモズタローに、翼……くれた……。帝国に錬金術師……たくさん、呼んだの……ゼダン陛下……。当時は、まだ……齢19ほど……」


ヤドラン:「まぁ……!!!!」


GM:……ん? 計算合わなそうだな? (設定メモ見直して)ああ、そっか分かった。本土侵攻開始したのは1004年じゃない、999年だ。14年前だ。


GM:シュラちゃん、13年間天空兵団やってる。13歳のときに兵団入りした。で、シュラちゃん13歳が兵団入りした時はゼダン19歳だ。


ヤドラン:なっが!!! 当時の写真はないのか!!??


GM:wwwwwwww


GM/“片翼の”シュライク:「陛下は……その頃から……先見の明……優れてた……。戦場では……常に……自身が先陣を切っていた……」公式設定。


ヤドラン:「はぁあんゼダン様の戦う姿きっと素敵ね!!」


GM/“片翼の”シュライク:「族長、昔から……集落で一番強い……腕も、知識も……。……でも、陛下……族長の……上……。とても、優れた……お方……。族長が、陛下に従うの選んだ……気持ち……分かる……」


ヤドラン:「もうゼダン様もアロイス様もお強いしかっこいいしイケメンだしもうヴァンスター最高ね!!」


GM:わらう。


GM/“片翼の”シュライク:「自分、今……飛べるの……帝国と、陛下の……おかげ……。だから、自分……陛下に……従う……」


ヤドラン:「そうだったのねー」錬金の翼なでなで。


GM:硬い。静物である。錬金術でできた翼は硬く、冷たい。それでもシュライクはそれに感謝しており、それのおかげで飛べる。


ヤドラン:「それにしても錬金術ってすごいのねー」


GM/“片翼の”シュライク:「(こくこく)とても……すごい。集落に……こんな、技術……なかった……」


ヤドラン:「モズタローも小さい頃からずっと一緒だったの?」


GM/“片翼の”シュライク:「(こくこく)モズタロー……友達。自分、翼失ったとき……出会った」


ヤドラン:「いいわねーお友達」


GM/“片翼の”シュライク:「モズタローも、翼、怪我して……飛べなく、なってた。錬金術師は……モズタローも……飛べるように、してくれた」


ヤドラン:静かに聞いてる。


GM/モズタロー:「チチチー♪」楽しそうにくるりと飛び回った。


GM/“片翼の”シュライク:「初めて会った、とき……仲間、だった。飛べない……仲間……。それで……ずっと……一緒、いる」


ヤドラン:「そう、ふふ、仲間はいいわね。アタシにはそういうのなかったから、ちょっとうらやましいわ」


GM/“片翼の”シュライク:「ヤドラン、は……友達、いない、のか?」


ヤドラン:「元の世界では、ね」


ヤドラン:「アタシがいた世界はね、まぁアタシのことポケモンっていうんだけど、人間みたいに喋る子はふつういないのよ。それが生まれてすぐに人間みたいに喋るもんだから、群れから追い出されちゃってね」


モモンガ団:!!!!


GM:なんだと……。や、ヤドラン……そんな……過去が……。




ヤドランは語る。常と変わらぬ表情ながらも、どこか遠くを見るような目で。


「人間側から見ても話せるポケモンは珍しいから、捕まえて研究しようと追ってきたり。だから友達とか仲間とか、そういうのはなかったのよねー。この世界に来る前も、こっそり暮らしてたくらいだから」


研究と聞いて、シュライクの脳裏に錬金術師らの姿が過った。

彼らの熱意や迫力を、シュライクはよく知っている。それに追われる感情がどのようなものであるかは想像に難くない。

硬い羽を休ませながら、男は静かに耳を傾けた。


「だからこっちに来たときはびっくりしたのよ。アタシが喋ってもだぁれも気にしなくてね」


二足歩行をする魚もいれば、獣のような姿で人間と関りを持つ種族もいる。高い知力を持つ霊獣や竜なども存在する。

ヤドランの世界ではふしぎであったことが、この世界では当たり前のこと。それは驚くべきことでもあり、また、喜ばしいことでもあった。


「まぁそれからはいろいろあって帝国に来たわけで。うふふふ、ここはイケメンがいっぱいで目の保養にもなるしうふふふふ」


「…………」


「お友達、と呼べるかはよく分からないけど、そういった人たちと出会えたから、まぁこの世界に来れてよかったわねー。って、やぁだぁいつのまにかアタシ語りになっちゃってるじゃなああいいい!!」


ふと、シュライクは思い出した。

今日、少し前にヤドランが口にしていた言葉。

あの時は否定したけれども、今は。


「…………その」


シュライクは口を開く。

マスクの下の目を左右に彷徨わせ、口ごもりながらも、ゆっくりと。


「……今は、自分、仲間。……こ、今回の。護衛の、間」




ヤドラン:「ま……まぁ…………!!!」目を輝かせている。


GM/“片翼の”シュライク:「…………」居心地悪そうに翼はたはたしてる。


ヤドラン:「まああああああああああ嬉しいわあああああシュラちゃんから仲間言われるなんてぇええええ!!!!」


GM/“片翼の”シュライク:「……!?」びくっ。


ヤドラン:尻尾ぶちーん!!


GM:wwwwwwwwww


モモンガ団:草。


GM/クライン:「きゅゃぁん!」尻尾拾いあげた。もてあそびだした。「キャッキャ」


モモンガ団:wwwwwwwwwwwwwww


ヤドラン:ww


ヤドラン:「うふふ、ありがとうシュラちゃん。あ、このお話はゼダン様とアロイス様には内緒にしておいてね? つまらないお話だし」


GM/“片翼の”シュライク:「……内緒……約束、する」こくこく。


ヤドラン:「そ! 約束ね!!」では寝るか!!


GM:ではそんな深いお話を交わしたキミたちは、共に一夜を過ごしたのでした。


ヤドラン:ヤドランは目を開いて寝ています。すぴー。


GM:草。


GM/“片翼の”シュライク:(好感度:2→3)



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