♦Middle12♦地下牢の面会
GM:ランタンを持ったウェルブが前を行き、シュライクはキミの後ろを付いて歩く。
ヤドラン:美女とイケメンに挟まれたで。
GM:www 迷路のような地下通路内を進むほどに設置されている灯りの数は減り、静かな暗闇になっていく。カツーンカツーンと足音を響かせながら、
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「そういえば」とウェルブが口を開いた。
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「陛下から聞いたけど、ルヴァン山で変異種みたいなゴブリンさんが出たんですって?」
ヤドラン:「ゴブリン……あぁ! 青いゴブリンのことかしら?」
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「そうそう、体色が青かったって聞いたわね。あと、雨の魔女ちゃんは人体に影響のある雨を降らせてきたとか」
ヤドラン:「アタシには効かなかったみたいで、よくわからなかったけど……」
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「ヤドランちゃんも中々に興味深い存在よね」
ヤドラン:「まぁこの世界ではそうよねぇ」
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「…………(じー)」ぎらぎら。
ヤドラン:いやぁん☆
GM:www
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「で。今流行ってる“フィンジアス風邪”って、古代にも流行した病だろうって言われてるって知ってる?」
ヤドラン:「えぇ! アロイス様から聞いたわ!!」
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「フィンジアス風邪の流行は、雨の魔女ちゃんが振らせた雨と関係してるんじゃないかなってわたしは思っているのよね」
ヤドラン:「ほうほう」
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「フィンジアス島全体に降り続いた彼女の雨が、ゴブリンを変異させたのと同様、島の菌類を変異させたか。あるいは活性化させたか……」
ヤドラン:「うーん。レインちゃんが言うには、自分が意識あるときに雨が降っちゃうって言ってた気が……」
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「そう。魔女ちゃんに色々尋ねてはみたけど、本人はなぁんにも分かんないみたいで。あの娘も研究欲が刺激されるわよね。うふふふふ」
ヤドラン:「さすが研究者ねー。早く青空の下で歩けるようになるといいんだけど……」
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「あら、お優しいのね。戦った相手じゃなかったの?」
ヤドラン:「あの子のあんな叫びを聞いちゃったから……偽善かもしれないけど、気になっちゃってね……」(´・ω・`)
GM:優しい。
GMはそういうの大好きだぞと思いつつ。
ヤドラン:「アタシの世界でも似たような悩みを持つ子がいたから、余計にね」
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「へえ? どんな子なのか聞いても良いかしら?」
ヤドラン:「アタシたちには特性ってのがあって、この世界でいう魔法?みたいなのがあるんだけど」
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「ふんふん」興味深そうに聞いてる。
ヤドラン:「今回のレインちゃんみたいに、ずっと雨が降る特性があれば、ずっと日照り状態にしちゃう子もいるのよ」
GM:グラードンとカイオーガかな……。
ヤドラン:とかっすねぇ……コータスとかひでり持ってるし。
GM:最近は姿見せるだけで天気変えるのも増えましたね!
ヤドラン:そうそう!!
GM:しかし災害レベルともなるとRSの彼らはやべぇっすね……。
モモンガ団:あいつらはエリンに来たら粛清案件だよね。
GM:それ。
ヤドラン:うんww あれって後出しなら天候上書きできるから、そういう風にあっちでは解決してそうだなって。
GM:それはわらう。
ヤドラン:まぁそんな感じに説明したって感じで!!
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「ふぅん。とくせい、ねぇ。……目に見えない力……それをコントロールする術……」ぶつぶつ。
ヤドラン:ダイマックスとか見せたらやばいことになりそうやな。次回取るけど。
GM:(←例のツイート思い出しつつ)wwww 次回なの。わらう。
ヤドラン:《トランス:ジャイアント》の説明文がねぇ!! 巨大化って書いてあったらねぇ!!?? 取るしかないっしょ!!!
GM:wwwwwww
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「あ、ここから階段があるから気をつけてねぇ」ランタンで足元を照らした。
ヤドラン:お? ころがっていいと?
GM:草。いいよ??
ヤドラン:いいの!?
ヤドラン:「はぁ~い気をつけ」つるん。
GM:wwwwww
ヤドラン:「あぁあああああああああああああ!!!!!」ごろんごろんと落ちていく。
モモンガ団:wwwwwwwwwwwwwwwwww
GM:wwwwwwwwwww(←ギャグ調BGMに変えつつ)
GM:ごろごろごろごろ。びたーーん!!! 壁に体ぶつけた!!!
ヤドラン:「はぐぁ!!???」ほう? 頑丈な壁やな?
GM/“雨の魔女”レイン:「…………」
GM:左右に頑丈そうな格子がはまっておりまして、その片っ方の奥にレインが座ってました。
“雨の魔女”レイン
※実際の立ち絵。
Picrew「ケモ魔女メーカー」(by yunomoto 様)にて作成した画像を加工、編集して使用しています。
ヤドラン:「あいったたたたた……あらぁレインちゃんお久しぶりぃ」
GM/“雨の魔女”レイン:「……随分と愉快なご登場だな、ペット殿。それもご主人皇帝の仕込み芸かな?」
ヤドラン:「いや階段足滑らしちゃって」てれてれ。
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「あらまぁ。だいじょうぶー?」追っかけてきた。
ヤドラン:「このボディのおかげで大丈夫よぉー」ぽよーん。
GM/“片翼の”シュライク:「……、……?」気遣っている。
ヤドラン:「あぁあああんシュラちゃん大丈夫よぉ」ひしぃ!
GM/“片翼の”シュライク:「………、…!?」
GM:wwwww レインは鎖に繋がれて牢の奥に座っていた。
GM/“雨の魔女”レイン:「…………。呑気なものだな。檻の中の私を笑いに来たか? 今や太陽は疎か、雨雲に覆われた空を見ることすら叶わぬ、この私を」
ヤドラン:「いや大丈夫かなーって心配で……」
GM/“雨の魔女”レイン:「ふん。安っぽい同情か?」そっぽ向いた。
ヤドラン:そっぽ向いた……さては王様と同じやな!? 照れとるのか!?
モモンガ団:wwwwwwww
GM:草。
違います。
GM:なんか話す?
ヤドラン:なに話そう?
ヤドラン:「……あら? ここってヴァンスターの地下よね? 外は雨降ってなかったけど……」
GM/“雨の魔女”レイン:「私の呪いは、私が太陽を拝めぬ呪いであるのだろう。ゆえに、私が外へ出なければ雨は降らぬ」
ヤドラン:「なるほどー」
GM/“雨の魔女”レイン:「私が降らせようと思えば、降らせることはできるがな」
ヤドラン:「ほうほう、それがあの時の強い雨なのかしら」
GM/“雨の魔女”レイン:「あの日は私の力によってルヴァン山全体に特に強い雨を降らせた」
ヤドラン:「……なんでアタシには効かなかったのかしら」
GM/“雨の魔女”レイン:「簡単なことだ。お前が水の性質を持つからだろう。私の力は水の精霊やサハギンなどには効かぬ」
ヤドラン:「なるほどー」
GM/“雨の魔女”レイン:「体のご丈夫でない皇帝陛下にはよく効いていたようだがな」
ヤドラン:「もうあの時は超あせったのよぉおおおお!!!!」
GM/“雨の魔女”レイン:「ふん。そのまま共に眠っていれば良かったものの」
ヤドラン:「でも水の滴るゼダン様かっこよかったぁあああんん」
GM/“雨の魔女”レイン:「………………」
GM:わらう。
ヤドラン:「あん、そんな冷たい目でみないでぇ。それはそれでいぃけどね!!」
GM/“雨の魔女”レイン:「………………………………」
ヤドラン:あぁん。
GM/“雨の魔女”レイン:「……変な奴だな、お前」
ヤドラン:「あっはよう言われるぅ!」てれてれ。
GM/“片翼の”シュライク:気持ちは分かるって密かに思っている。
ヤドラン:wwwwwwww
GM/“心魂錬金術師ウェルブ:にこにこ会話を見守っている。
ヤドラン:そういやクラインちゃん、なにしとる?
GM:ヤドランと一緒にいる。さっき一緒にごろんごろんしてたけど、今は足元でぽよんぽよんしてる。
ヤドラン:ww そういやクラインでレインの呪い解除とかはできへんか。
GM:さすがにそれはできないですねぇ! あくまでポメロクイーンは幸運を運んでくるって言われてる程度の存在なのだ。
ヤドラン:よしクライン!! レインちゃんのお膝の上に行くのじゃ!!
GM:……なんて??
ヤドラン:いやなんとなく?
GM/クライン:「きゅゃぁん!」檻の隙間に体むぎゅーして、すぽっ。檻の中に入った。ぽよんぽよん。
ヤドラン:むぎゅーかわいいw
GM/“雨の魔女”レイン:「……??」困惑している。
ヤドラン:「あららー、クラインちゃーん」
GM/“雨の魔女”レイン:「……!? ポメロクイーン……だと!?」
ヤドラン:「あら、やっぱり分かるのね」
GM/クライン:「きゅゃぁん」レインのお膝の上乗った。
GM/“雨の魔女”レイン:「お前、こんなものを一体どこで……!?」
ヤドラン:「なんかいつの間にかクイーンが生んでたみたいで。ゼダン様から預かりました☆」ぶい。
GM/“雨の魔女”レイン:「……????」困惑している。
GM/“雨の魔女”レイン:「……確かに、ゼダンはポメロクイーンを飼っているという話は耳にしていたが。……ふっ。ペット殿がペットの世話役を任せられたか?」
ヤドラン:「うん!!!」にっこり。
GM/“雨の魔女”レイン:「………………」
GM/“雨の魔女”レイン:「皮肉の通じんやつめ……」(好感度:0→1)
ヤドラン:なぜ?????
GM:えっ無自覚なの。わらう。
モモンガ団:草。
ヤドラン:あっはっは。
GM/“雨の魔女”レイン:「……ペット殿よ」
ヤドラン:「なぁに?」
GM/“雨の魔女”レイン:「“輝ける男”に注意するがいい」
ヤドラン:「え? 顔面イケメンな男に?」
GM:草。
モモンガ団:わらう。
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「え、なんですって?」
GM/“雨の魔女”レイン:「………………」レインはふいっとそっぽを向いて、これ以上話す気は無いって感じだ。
ヤドラン:「うふふ、心配してくれてありがとぉ!」
GM/“雨の魔女”レイン:「……ふん」クラインを緩く突き返してきた。
GM/クライン:「きゅやぁん!」ヤドランのとこに戻ってきた。
ヤドラン:「おかえりなさーいクラインちゃん。レインちゃんのお膝の心地はいかがだったかしらん?」
GM/クライン:「きゅやぁーん♪」
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「輝ける男……? 神聖皇帝のこと? ……じゃ、なさそうね」ぶつぶつ。
ヤドラン:「ウェルブさん、またレインちゃんに会いにきてもいいかしら?」
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「ん? んー……。……まあいっか。わたしに許可を取ってくれるのなら、良いわよ」
ヤドラン:「まぁ道覚えてないからシュラちゃんと一緒に来ると思うけど」
GM/“片翼の”シュライク:「…………」自分が同伴するのは確定なのか……って思っている。
ヤドラン:せやで!!!!!!!!
GM:わらう。
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「あははぁ、そう簡単に覚えられても困るものぉ。それじゃ、帰るとするぅ?」
ヤドラン:「そうね! レインちゃーんまた来るからねー! 次はヤドランって呼んでねー!!」かえるぅ!
GM/“雨の魔女”レイン:「………………」そっぽを向いている。
ヤドラン:「はぁんこれがツ・ン・デ・レ」
GM:わらう。
今度はあながち間違いでもないかもしれない。
GM:では再び複雑な道のりを経まして、今度は別の部屋に辿り着いたかと思うと。部屋に設置されていた、足元の転送装置か何かが起動したようだ。
GM/心魂錬金術師ウェルブ:「ばいば~い。がんばってね~」
ヤドラン:「お邪魔しましたー」
GM:気がつくとキミとシュライクは、帝国錬金術協会内のひとつの部屋の中で立っていた。
ヤドラン:おぉー。
GM:改めて! シティアドパートは終了となる!
ヤドラン:ぐぬぬぬ。
GM:なんかどうしても挟みたいシーンとか、ある?
ヤドラン:うーん、大丈夫かなー? 王様の体調が気になるくらい?
GM:お、じゃあ鷹の森行く前にヴァンスター城行く?
ヤドラン:行くぅ!!!!!!




