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♦Middle01♦片翼の天翼族


GM:ミドルフェイズ、シーン1。フィンジアス島を覆っていた雨雲が消え去ってから、1か月後。神聖帝国内では“フィンジアス風邪”と呼ばれる疫病が異常な速度で広まっていた。


GM:最初は咳や発熱という風邪っぽい症状が出る病だが、次第に呼吸困難となって血を吐くようになり、最後は死に至るという恐ろしい病だ。それによる死者は、すでに大勢出ている。


モモンガ団:やべえ。


ヤドラン:ひええ。これは昔からある病です?


GM:いや。急に新たに興った謎の流行り病だ。そんな中、皇帝ゼダンは「医方秘要」という書物の発見の依頼を国策として発表した。


ヤドラン:あかんんんんん!!!!!!!!! ユーギィたちは大丈夫かこれ!?


GM:ユーギィたちはね、実はね、行動によっては分かるよ!


ヤドラン:よっしおっけい!!


GM:書物を発見した者への報酬金は100万G。


ヤドラン:うひぃい。


GM:ケセドの杖が2本も買えちゃう。


ヤドラン:やべぇ!!!!!



 ケセドの杖:PIGパーフェクトアイテムガイドのP101に載っている、超強くて超お高い杖。50万Gもする。

 世の中にはこれを複数本持ち込み、使用回数切れたら次のに持ち替えてと、消耗品がごとく使用するPCがいるらしい。こわい。



GM:まぁそれだけ本気で国の現状もやばいのだ。


ヤドラン:王様大丈夫なのか……? また隠してなぁい?


GM:おかげさまで帝国内には疫病が流行っているというのに、自分こそは依頼を果たしてみせると意気込む冒険者たちが結構な数見られるようになった。


ヤドラン:ほう? イケメンウォッチングがはかどりますねぇ!!!!!!


GM:wwwwwww さて、そんな折。えー、ヤドラン。何してる? また陛下のとこに突撃する? 宿屋に引きこもっていてもいい。何しててもいい。


ヤドラン:うーん。レインのところ突撃するか……?


GM:(←ほう、と思いながら)お? レインのところ詳しくは知らないから、誰かに聞く必要があるね!


ヤドラン:うーん、錬金術のは前回王様から教えてもらったから、そのあたりかな?


ヤドラン:そんなに話すことはないけど、前回の彼女の叫びを聞いたらヤドランは放っておけない気が……偽善かもしれんが……。


GM:やさしい……。


ヤドラン:まぁ王様の部屋突撃するのもいいけどね!!


GM:wwwww じゃあ街内にある帝国錬金術協会を目指す感じかな?


ヤドラン:ひとまずはそうだねー。


GM:では、キミは錬金術協会を目指して歩いていた。


ヤドラン:「うふふ、若い子たちがいっぱいで目の保養になるわぁ」ぎらぎら。たくさんの冒険者たちを見ています。


GM:すると、バサッバサッと羽音が聞こえてきた。


ヤドラン:お!?


GM/“片翼の”シュライク:きょろきょろしていたキミの前に、ばさりと天翼族が現れた。


ヤドラン:お!?


GM:全身錬金術と思われる武装をしており、その左翼も錬金術でできた翼であるように見える。右翼はふつうに鳥のような翼だ。ちなみに全身はこんな感じ。(画像を出す)


ヤドラン:「(わかる……わかるぞ……!! 脱いだらすごい筋肉の持ち主!!!!)」かっけえええ!!!!


モモンガ団:つよそう。



 ビジュアルが気になるお方は、グーグル先生に「鉄獣戦線」とでもお尋ねしてみたら教えてもらえるかもしれない。



GM/モズタロー:その肩には同じく錬金術武装をしたような小鳥が乗っている。


ヤドラン:「あらら? こんにちはー」かわいいいいwwwwwwww名前wwwwwww


GM/“片翼の”シュライク:「……ヤドラン……だな?」くっそイケボ。


GM:イメージは低音イケボ系の浪川●輔。ブ●ーチのウルキ●ラ系。あるいはフェ●リーテイ●のジェ●ール。


ヤドラン:「はぁいそうよ☆(うぐぁああああああああああああああああああああああああ)」まって。


ヤドラン:まって。めっちゃ好きな子たちなんですけど。ウ●キオラもジ●ラールも。


GM:やったぜ(?)。


ヤドラン:なんならRA●Eのジー●もどすとらいくですよ!!!!!1


GM:同士ィ!!!!!!!!


ヤドラン:同士!!!!!!!!!



 趣味が同じでGM嬉しい。



モモンガ団:エルメ●イ二世の声くらいの想像しとけばいいですか(?)。


GM:あれちょっと渋い入ってるからな……(?)。


モモンガ団:ふむw


ヤドラン:wwwwwしぶいwwwwwwひぃwwwwwww


GM/“片翼の”シュライク:「……族長の手紙……預かっている……渡す」


ヤドラン:「(もうだめがまんできない!!!!!!!)やぁああああああああああああああんめっちゃイケメンボイスぅうううううううううううううう!!!!!!!!!!!」


GM/“片翼の”シュライク:「…………!?」びくってした。マスクしてるから顔は分からない。


ヤドラン:「はぁああんもうダメ!!! 大胸筋もしくは腹筋触らせてちょうだいい!!!!!!!!! またの名をおすっぱい!!!!!!」


GM:草。


GM/“片翼の”シュライク:「……え。い、いいが……」


ヤドラン:いいの!!!!!!???????


GM/“片翼の”シュライク:地面に降りて大人しく立った。


ヤドラン:ちなみに彼の身長は?


GM:210~220cmくらいかなぁ。


ヤドラン:でかいな!!?? じゃあ顔を胸にすりよせてもむよ!!!!!!!


GM:ドゥアンだからな! 男性ドゥアンの平均身長……(PSGパーフェクトスキルガイドを見る)あ、200cmかと思ったら220って書いてあったわ。じゃあ230cmくらいかもしれない。


ヤドラン:でかいわ!!!!!!!!!


GM/“片翼の”シュライク:「…………」黙って揉まれてる。


GM:(←BGMをギャグ調に変えつつ)なんだこのシーン。


ヤドラン:「はぁ、はぁ、いいわねこれはすんすん。すぅはぁ最近はなかなかここまでの持ち主には巡り合えなかったからはぁはぁ」


モモンガ団:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


GM:wwwwwwwww


GM/“片翼の”シュライク:「………………」ちょっと落ち着かなさそうにしている。


ヤドラン:「うぅアタシもここまで鍛えられたらよかったんだけど、なにせこのボディだからねえ」ぽよんぽよん。


ヤドラン:「……あ、腹筋いいわぁ」すりすりすりすり。


GM/“片翼の”シュライク:「……自分は、可愛いと、思う」


ヤドラン:「あらやぁだぁうれしい!!!!!!!」はぐ!!!!!!!


GM/“片翼の”シュライク:「……っ、っ、……」翼はたはたしている。


GM:なんだこのシーン???


ヤドラン:「すぅうううううううううううううううううはぁあああああああああああああ」ミニポメロはきっとモズタロウ?だっけ?と遊んでるよ。


GM/クライン:「きゅやぁん♪」


GM/モズタロー:「チチチー♪」


GM:つ、


GM:ツッコミがいねぇ!!!!!!!!


ヤドラン:「…………ふぅ!!! ありがとう堪能できたわ!!!!!!」いないっすねぇwwwww


GM:(←よし終わったなと思いながらBGMを元に戻す)


GM/“片翼の”シュライク:「…………」ちょっと下がってこくこく頷いている。


ヤドラン:これすごい光景だよな……こういうの苦手でしたらごめんなさい。


GM:いやめちゃくちゃ爆笑している。あ、GMの話だったわ。


ヤドラン:最初に断りいれとくべきだった……。


GM:えっ、じゃああれか。【感知】判定する? 成功してマスク落とす?


ヤドラン:やる!!!!!!!!!


GM:難易度11でどうぞ。


ヤドラン:(感知判定を振る)

6+2D6 → 6+7[3,4] → 13 → 成功


ヤドラン:しゃあああああああ!!!!!!!! その顔みせろおおおおおおおお!!!!!!!!!


GM:wwwwwww


GM/クライン:「きゅやーん♪」


ヤドラン:かわいいなぁ。


GM/クライン:跳ねて、ぽーんとマスクにぶつかった。


ヤドラン:おまえかい!!!!!


GM/“片翼の”シュライク:(素顔立ち絵になって)「……っ!?」真っ赤。


ヤドラン:「あら」うぐううううううううううううううううううううううううううううう。


GM:(←再びギャグ調BGMを流し出す)


ヤドラン:いげめん!!!!!!!!!!!!!!


GM/“片翼の”シュライク:「……あ、……あ……」わたわたわたわた。慌ててマスク拾って赤い顔隠そうとしている。


ヤドラン:「イケメンきたこれえええええええええええええええええ!!!!!!!!!」顔をがしっと掴んでまじまじと見ます!!!!


GM/“片翼の”シュライク:「……っ!?」掴まれた。わたわたわたわた。


GM:素顔差分用意していた甲斐があったな???


ヤドラン:「あらやぁだぁめっちゃアタシ好みのいい漢じゃなあああああああいいいいいいい!!!!!!!!!」


GM/“片翼の”シュライク:「……~~~~~」真っ赤になっている。



 GMは爆笑している。



ヤドラン:「顔を隠しちゃうなんてもったいないわ!!! もっと!!!! 見せて!!!!!!!!」


GM/“片翼の”シュライク:「……あ、いや、でも……その……。自分は……不幸、呼ぶ……から……。隠していた、方が……良い……」


ヤドラン:「? アタシの世界にも似たような子いたから気にしないわ!!!!」アブソル。


GM:(←アブソル公式設定を思い出しつつ)ああww 言われてみればなんか似てる気がする。髪型とか(?)。



 ここで公開する予定のなかったNPC設定をさり気に引きずり出しているこのヤドランやべぇなとGMは爆笑しつつ心中で呟いた。



ヤドラン:「うっふふふふふふアロイス様ったらこぉ~んなイケメンを隠していたなんてぇ~うへへへへへへ」


GM/“片翼の”シュライク:「……あの、その……。……その、族長の……手紙……持って……きている……」


ヤドラン:「あら、たしかそう言ってたわね? その前にあなたのお名前聞いてもいぃ?」


GM/“片翼の”シュライク:「……シュライク。シュライク・フッケバイン」


ヤドラン:かっこいい!!!!!!!!!!


GM/“片翼の”シュライク:「……こっち、モズタロー……」


GM/モズタロー:「チチチー♪」


ヤドラン:「シュライク、シュライク……じゃあシュラちゃんね! あら、この子も可愛い名前ねー!!」


GM/“片翼の”シュライク:「……そ、その。マスク……被って……良いか」


ヤドラン:「もったいないけど、仕方ないわね」顔から手を放します。


GM/“片翼の”シュライク:「……そう、見られる、の……慣れて、ない」マスクかぽっ。


ヤドラン:「アタシが もっと 見てあげるわよ ?」


GM/“片翼の”シュライク:「……い、いい」ぶんぶん首横に振ってる。


ヤドラン:ぐへへへっへかわいいなぁ。


ヤドラン:さて、では手紙を見るか。またいい紙してるんでしょう。


GM:(紙質に着目するの)わらう。手紙は彼の言うようにアロイスからのようで、ヴァンスター城の天空兵団の本拠地へ来て欲しいという内容が書かれていた。


ヤドラン:「天空兵団、なにげに行ったことなかったのよねー」これは今すぐとかです?


GM:日時は特に指定がなく、都合が良いときに来てくれ(要約)って感じだ。ただし早ければ早いほど良いともある。


ヤドラン:ちょっと!!?? それ聞いたら速攻ダッシュしていくわよ!!!!!!


GM:wwwwww まぁアロイスは、きっとキミがそうするだろうなと思ってそう書いた。策士なのである(笑顔)。


ヤドラン:「…………シュラちゃん、天空兵団の本拠地ってどこかわかる?」


GM/“片翼の”シュライク:「……案内、する」ばさばさ。


ヤドラン:「おうけいわかったわ…………いまいくわよアロイス様あああああああああああ!!!!!!!!」スクーター起動!!!!!!!!


GM:wwwwwww


ヤドラン:すぐさま乗って追い越す勢いで飛ぶよ!!!!!!


GM:wwwwwwwwwwww では揃って城へと、飛行でびゅーーん!!


ヤドラン:「アロイス様あああああああああああ!!!!! いま!!!!!!! 会いに行きますぅううううううううううう!!!!!!!!!!」ききぃいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!


ヤドラン:巧みにスクーターを操っていくよ!!!! ちゃんとクラインもいるよ!!!!!!!


GM/クライン:猛スピードでも振り落とされない! むしろ「きゅやーん♪」と楽しそうだ!


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