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♦Opening01♦ギース盗賊団


■今回予告

 時は聖暦1013年。

 神聖ヴァンスター帝国領内にて、その優秀な腕により名声を上げ続けているひとりの冒険者がいた。

 やがて、その冒険者の存在は神聖ヴァンスター帝国の“神聖皇帝”ゼダンの耳へ届いた。

 ゼダンは冒険者を呼び出し、依頼を持ちかける。

 なんでも、ヴァン山脈内に調査を頼みたい遺跡が存在するという。


 アリアンロッドRPG2E「遺跡調査」

 冒険の舞台がキミを待つ!




GM:オープニングフェイズ、シーン1。ヤドラン、キミは神聖ヴァンスター帝国で主に活動しており、最近めきめきと名声を上げまくっている冒険者だ。


GM:つまり境遇:出世だ(?)。


ヤドラン:出世だw


GM:そんなキミは今、ヴァンスターの帝都たる“天空の街”ヴァンスターのヴァンスター神殿の廊下を歩いていた。もちろん、次なる依頼を探すためだ。


GM:もしくはイケメンとの出会いを求めてかもしれない。


ヤドラン:「今日のーオカズのーいっけめぇんはどこかしらー」のしのし。


GM:wwwwwww オカズ……。


ヤドラン:ごはんがすすむぜぇ。


GM:のしのし歩くキミを見て周囲のモブたちが、


GM/モブ:「見ろ!」「最近噂のヤドランだ!」


ヤドラン:ww


GM:なんて言いながら、きらきらしたお目めでキミを見ている。


ヤドラン:きらきらしてるのw?


GM:してるしてる! 誰だって高名な冒険者には憧れるものさ!!


GM:その対象が例えイケメン好きのヤドランとあろうともな!


ヤドラン:狙っちゃうぞ☆


GM:わらう。


GM:さて、色んな冒険者の集まる神殿の廊下をのしのし進んで行くキミ。冒険者たちがいろいろな噂話をしているのも、ちらちらと耳に入るぞ。


ヤドラン:ほうほう。


GM:なんだか、「ギース盗賊団」という単語がよく聞こえるような気がした。


ヤドラン:「ふんふふーん……うん?ギース盗賊団? …………男の匂い!!!」


GM:wwwwwwwwwwww


ヤドラン:名前からして男かなって思ってw


GM:噂してる冒険者たちに、その盗賊団について聞いてみる?


ヤドラン:威圧的にならないように、ちょいとかがんでいきます(でかいし)。


GM:お心遣いすてき。


ヤドラン:「ちょっと失礼ーギース盗賊団ってなぁに?」


GM:モブ冒険者は親切に教えてくれた!


GM/モブ冒険者:「ギース盗賊団は少し前にヴァン山脈内で活動していた、小さくてケチな盗賊団でね。そいつが最近、急に規模を大きくして活動を再開し出したらしいんだ」


ヤドラン:「あらまー近くでそんなことがおこってたのねー。ギースってのがボスの名前かしらん?」


GM/モブ冒険者:「そうそう。リーダーがギースって名前らしい。」


ヤドラン:「♂? ♀?」


GM:草


GM/モブ冒険者:「男らしいよ」


ヤドラン:「(ロックオン!!!!)急に規模が大きくなったのは不自然ねー。もしかしたら依頼でもきてるかしら」


GM:くっそwwwww


GM/モブ冒険者:「うん。この頃は窃盗やら襲撃やらしている盗賊も現れているらしいから、きっとそろそろ皇帝や神殿も動き出すんじゃないかって噂していたところなんだ」


ヤドラン:「ま!それは懲らしめてやらないと…………皇帝!!?? あのイケメン皇帝!!??」尻尾ぶんぶん。


GM:wwwwwww


GM/モブ冒険者:「そうそう、あの“神聖皇帝”ゼダン陛下。たしかにイケメンだけど中身はおっかないよね」


ヤドラン:「はぁぁぁん!!!! 一度でいいから近くでみてみたいわぁぁぁん!!!!」


GM:wwwwwwwwwwww


GM/モブ冒険者:「自分はあのお方、苦手だなぁ……色々と黒い噂もあるし……」


ヤドラン:「黒いうわさ?」正気に戻った!


GM:わらう。


GM/モブ冒険者:「ゼダン陛下の即位の直前は、その前皇帝や兄弟たちが次々に死んだらしいし。今持ってる魔剣クラウ・ソラスだって、どうやって手に入れたのか明かそうとしないし……」


ヤドラン:「うーん、アタシはそういう闇深系男子だいっっっ好物だけど、こういうのは好みもあるからしかたないわねー」


GM:わらう。私も大好き♥


ヤドラン:同士!!!!!!!


GM:ナカーマ!!!!!!!!


GM/モブ冒険者:「だから、あのお方に興味持つのはいいけどあんまり深入りはしない方がいいかもよ。ヘタしたら消されるかもしれないんだからさ……ご兄弟たちのように……」


ヤドラン:「ま!! 心配してくれてありがとー!!」ハグ!


GM:wwwwww


GM/モブ冒険者:「あ、ありがと……あれ、意外と癖になりそう……」ぎゅー。


ヤドラン:「(ふむ、候補リストに追加しときましょ☆)」


GM:wwwwww じゃあきっとこのモブはフツメンの男だった。


ヤドラン:よし!


GM:わらう。では、再び歩き出す?


ヤドラン:歩き出しまーす。ヤドンたちのお腹って、きっとぷにぷにしてると思うんすよね……。


GM:ぎゅってしたら気持ち良さそうっすね……。


ヤドラン:リザードンと同じで。ツンツンしたい。


GM:抱き着きたいボディ。わかる。


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