♦Middle12♦登山再開
GM:ミドルフェイズ、シーン5。(経過時間:-235→-355)
GM:山道はより険しくなり、雨による崩壊も増えてきた。流石にこれ以上は馬で行くのは厳しいようだ。
ヤドラン:休んでおいてよかったわこれは……。
GM/“神聖皇帝”ゼダン:ゼダンは馬を降りて歩き出した。錬金馬はパカパカ後ろをついてくる。
ヤドラン:だからまちなさーい!!!!
GM:wwwwww
ヤドラン:おんぶするわよ!!!
GM:マ???
ヤドラン:だって体調心配だし……お姫様だっこのがいいかな?
GMは盛大に爆笑した。
GM:絵面wwwwwwwwwwwww で。え、何、おんぶするって?
ヤドラン:うん! したい!
GM:ではキミはゼダンを背負いました。
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「……!?」びっくりした。
ヤドラン:「はぁい王様ちょっと失礼ねー」
GM:アロイスが見てたら絶対大爆笑してたな……。
ヤドラン:ww
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「大事はないと言っているだろう!」
ヤドラン:「え? お姫様抱っこのがいいかしら?」
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「それは尚やめろ」
ヤドラン:「あら残念(´・ω・`)」
神聖皇帝にナチュラルツッコミさせるヤドランやべーな……とGMは内心で呟いた。
ヤドラン:「まだつらいでしょうから、アタシの背中で我慢してくださいなー」
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「…………」大人しくキミの背で揺られてる。
ヤドラン:「えっほ、えっほ……」
GMはシークレットでゼダンの好感度を+1した。
GM:本当はまたここで判定だったけど。休憩したし背負ってるし、スキップでいいや……。
ヤドラン:やったぜ!!
GM:なんだこのヤドラン……つええ……。
ヤドラン:うへへー。
GM:(経過時間:-355→-385)えっほえっほと進み続けまして。いよいよ山頂手前に差しかかってきた。
ヤドラン:お?
GM/“神聖皇帝”ゼダン:キミを突っついて降ろすように要求している。
ヤドラン:「ここで降りるのは危ないわ、頂上まで待ってちょうだい」かわいいなぁおい。
GM:山頂までは急な坂となっており岩石もごろりと転がっているので、山頂から見えないように身を隠すことはできそうだ。
ヤドラン:あ、そうなの?
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「だが、奴の要求は余独りで赴くことだ。元よりそなたを山頂へ同行させようとは思っておらぬ」
ヤドラン:「ぐぬぬおのれレイン(ぎりぎり)……気をつけてね」確かに自分は隠れてるんだった。
GM/“神聖皇帝”ゼダン:背から降ろしてもらった。そして近くの細い樹に錬金馬を繋ぎとめる。
ヤドラン:じゃあ自分はスクーターに乗って隠れるか……隠れられるか……?
GM:……隠れられるってことでいいよ! ちなみに今の場所から山頂の方を見ても誰かの人影なんかは見当たらない。
ヤドラン:え、あやしいな。
GM:山頂へは急勾配になっているからね。
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「そなたは身を潜めておけ」
ヤドラン:「王様、まじで ほんとに きをつけてね。なにかあったら飛び込むわよアタシ」
GM:ゼダンは心配するキミへ、無言で背を向けて山頂へ向かって行く。大量の豪雨を吸った外套が重たげに揺れた。
ヤドラン:「(ああああマジで心配だわ大丈夫かしらてかアロイス様はどこかしら?)」はらはら。
GM:アロイスは見当たらない。
ヤドラン:はぁああどきどきするぅ。