♦Middle03♦“雨の魔女”の手紙
GM:ミドルフェイズ、シーン2。帝都を出ましてヴァン山脈内です。
GM:ゼダンとアロイスは腰に提げてた錬金術携帯ランタンを点灯させました。「キャップライト」の相当品ともいう。
ヤドラン:ほうほう。
GM:あとゼダンは何やらもうひとつ錬金術ライトっぽいのを点灯させた。従って、雨夜の山脈内だが明度は3だ。
このライトの正体は現状ヒミツである。
ヤドラン:「暗視ゴーグル」装着!! てかスクーターにライトついてそう。
GM:残念ながらウィンドホークにはライトはついていないな!
ヤドラン:ですよね!!
姫ユリ:スクーター、実際なんかのサプリにデータありそうだよなアリアン。
ヤドラン:アーシアン系にありそうですよね。
姫ユリ:STGかSSSにありそうではある。
ちなみに私が所持してるSTGとSSS2見たところ、「自転車」とか「ライダーメット」(バイク用ヘルメット)とか「バス」とかならあった。
※追記
PIGに「自動二輪車」が載ってた。実質スクーターじゃん。
GM:(経過時間:0→-5)
ヤドラン:お?
GM/“天の眼”アロイス:「それじゃ、あんまり時間もかけられないんで進みながらの説明でいいかい?」
ヤドラン:「ひゃい」ぷるぷる。小声である。
GM:では山脈内を進みつつ。
実は立ち止まっていたら時間が経過する仕組みであった。
GM/“天の眼”アロイス:「ここ1か月間、奇妙な大雨続きだってことはお前も知ることだと思うが。つい先日、我らが皇帝陛下の許に書が届いた」
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「これが件の文だ」ゼダンは1枚の手紙っぽいのを取り出した。
ヤドラン:見せてくれるんだやさしい。
GM:不思議なことに、雨に降られまくっているというのに紙はまったく濡れていない。魔法か何かで雨を弾いているように見える。
ヤドラン:「あらやだいい紙」
GM:相変わらず紙質に着目するのわらう。(ゼダンは)低空飛行するキミに手紙を渡してくれた。読んでみますか。
ヤドラン:「はひぃ王様からの手渡し……!!」叫ぶのは我慢中。よみます!!
GM:わらう。では、その手紙にはヴァン語で堅っ苦しい文章がつらつら綴られていた。
GM:ヴァン語についてはルルブ②P200に記述がある。現在は式典や公式文書で使用されている程度の、昔ながらのお堅い言語って感じのやつだ。
ヤドラン:ほうほう。つまり王様語ですね!!
GM:だいたいあってるな!
ヤドラン:よし!!
GM:……果たして、キミはこの手紙を読めるか。
ヤドラン:え……?
GM:【知力】判定だ! 難易度13!
GM:失敗しても問題はないよ♥ ただ成功したら好感度が上がるだけで。
ヤドラン:お、おう……あがる!!?? え。え。どうしよう。おろおろ。
GM:わらう。
ヤドラン:(試しに知力判定を振りまくる)
3+2D6 → 3+5[1,4] → 8 → 失敗
3+2D6 → 3+8[3,5] → 11 → 失敗
3+2D6 → 3+10[4,6] → 13 → 成功
3+2D6 → 3+7[3,4] → 10 → 失敗
3+2D6 → 3+3[1,2] → 6 → 失敗
5+2D6 → 5+5[2,3] → 10 → 失敗
5+2D6 → 5+8[2,6] → 13 → 成功
5+2D6 → 5+11[5,6] → 16 → 成功
5+2D6 → 5+12[6,6] → 17 → クリティカル
5+2D6 → 5+9[4,5] → 14 → 成功
ヤドラン:んんんんんん!!!!! フェイト1点いれます!!!!!!(フェイト:5→4)
GM:wwwwww がんばって♥
ヤドラン:(知力判定を振る)
3+3D6 → 3+10[3,3,4] → 13 → 成功
ヤドラン:しゃおらあああああああ!!!!!!
GM:マ??????wwwwwww よ、読めたわ……。え、えー。そこには。
親愛なる神聖帝国皇帝陛下。
大豪雨の毎日ですが、身体のお強くない貴方様は病気などせずお変わりなくお過ごしでしょうか(要約)。
GM:って感じの、無駄に丁寧かつ小馬鹿にしたような挨拶文から始まり。
ヤドラン:ww
このままフィンジアス島を雨の中に沈めて欲しくなければ、貴方様が所持していらっしゃる神具をすべてお持ちになって、ナントカ日(明日)の早朝2時におひとりでルヴァン山の山頂に来られたし(要約)。
GM:という意味合いの本文が続き、最後に、
神聖皇帝へ敬意を込めて。
雨の魔女 レイン
GM:という結びが書かれていた。
ヤドラン:「さてさてなんて書いてあるのかし………………んんんんんんんんんん(叫んでいい!?という目でお二人をみます)」
GM:草。
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「…………」読めたんだな……って思っている(好感度:0→1)。
ヤドラン:wwwww
ヤドラン:「んぎぃいいいいいいいいいいいい」
GM/“天の眼”アロイス:「へぇ、読めたのか。天空兵団の連中だったらほとんどが読めなそうな文章だったが」(好感度:3→4)判定失敗してたらアロイスが要約してくれてた。
ヤドラン:やったぜよめたぜ。
GM:脳筋の集まりな天空兵団連中だったら読めなかった。
と、見学していた姫ユリさんが要約だらけだった手紙の全文を考案してくれた。あまりにも天才的だったので採用することにする。
その内容は以下の通りだ。
偉大にして親愛なる神聖皇帝陛下。猛暑続くこの日でありますが、今は雨により湿気と共に多少の涼しさがあるそんな季節。しかし、その雨の日も一日、また一日と過ぎるごとに煩わしく感じる、そんな大豪雨の毎日を辛く思うと共に、晴れ渡る美しき神聖な太陽の姿が待ち遠しく感じる頃合いかと存じ上げます。心身共に幼さを残す陛下は、その苦しみからの開放を一日でも早くと望んでいることでしょう。
さて、良薬は口に苦しと言いますが、陛下は甘味を好んでおられましたね。こんな鬱々とした季節でありますが、お変わりなく元気でお過ごしでしょうか?
フィンジアス島で続く豪雨でありますが、このまま続けばやがて水は大地を飲み込み、陛下の大切な臣民は愚か、陛下自身も水の底、母なる海へと帰する未来が待ち受ける事でしょう。
さて、提案ではございますが、陛下が所有しておられます神具を全てご持参頂ければ、当方にその豪雨の解決方法がございます。
月が三度欠ける未明、陛下御一人でルヴァン山の山頂に来て頂ければ、その解決方法をお伝えすると共に、見事豪雨を鎮めて見せましょう。
より良いお返事が頂ける事を待ちますと共に、親愛なる神聖陛下に敬意を込めて、日の出の頂きにて首を長くしてお待ちしております。
雨の魔女 レイン
追伸:最近変わったペットを飼いならされているだとか。是非とも一度、お目にしたいものです。
GM:草。採用。
ヤドラン:wwwwwwwwwwwwwwwひぃひぃwwwwwメモ帳にコピーしましたwwwwひぃwww
姫ユリ:良薬は口に苦しって言った後に甘いの好きだったよね? 苦いの嫌いだよねと煽りつつ。
ヤドラン:かわいいいwww
姫ユリ:一人で来いと言っておきながら追伸でペット見たいなーと煽る。
GM:天才。
姫ユリ:神聖な太陽の姿が待ち遠しく感じる頃合いという、遠回しに「お前から神聖さが逃げてるんだよ」っていう、完璧な煽りを込めてみた(?)。
姫ユリ:ただもうちょい堅苦しい内容にできたかなとは思うけど、僕の文章力だとこれが限界だったwww
ヤドラン:いや十分すげぇっす( ゜д゜)
姫ユリ:日の出の頂き=ルヴァン山で待っている=私はお前よりも天に近い場所にいるぞ(煽り)。
ヤドラン:おのれ貴様ぁああああ!!
GM:天才のそれ。
あっ、この手紙内容あの部分の描写に関わるなって顔をしつつ。
姫ユリ:見学のせいでレインさんのヘイトが増えてまう……頑張って……。
ヤドラン:「ちょ、ちょっと叫んでもいいですか……」めっちゃ小声。
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「……ここまで来れば構わぬだろう」
ヤドラン:「では失礼します…………」
ヤドラン:「おのれ貴様ぁあああああああああ!!!!!!!! 王様脅すとかなん、なん、きぃえええええええええええ!!!!!!」
GM:wwwwwwwwwwwwww
GM/“天の眼”アロイス:「あっはっはっはっはっはっはっは」
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「…………」
ヤドラン:ちなみに王様病弱って一般市民知っておけ?
GM:おけおけ。トラベルガイドにも書いてあるってことは、みんな知ってる知ってる。
ヤドラン:「王様寒かったらアタシを抱きしめていいからね!!!! むだにお肉はあるから」プルンプルンとアピール。
GM:草。
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「……一考しておこう」
ヤドラン:「てかさっきから小ばかにするようなこと言いやがっておなごでもそれはゆるさんてかそんな病弱な王様を一人でとか何考えてんだあぁあああんn!!!???」
GM:wwwwwwwwwww
ヤドラン:「ようが!!! あるなら!!!! 貴様がこいやぁあああああ!!!! 集団じゃないとなんもできないのかおのれはあああああああ!!!!!!!」尻尾ぶちーん。
GM:くっそwwwwwwwww
GM/“天の眼”アロイス:「あっはっはっはっはっはっはっは!!」腹抱えて笑ってる(好感度:4→5)。
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「………………」(好感度:1→2)。




