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♦Middle10♦修業場


それはシノビの修業場。

秘密忍具によって創られた世界にして、現世とは隔離された異空間。





挿絵(By みてみん)

 ※実際の背景。

 pixiv「和風背景セット ②【フリー素材】」(by SNAO 様)をお借りして使用しています。



ヤドラン:あら素敵なマップ。


GM:気がついたらキミたちは、異空間のような場所に立っていた……!


ヤドラン:「あらまぁ素敵な場所」


GM/抱竜冒険者フラウメ:「こ、ここは……?」きょろきょろ。


GM/ツムジ:「あれ? なぜかヤドラン以外まで吸い込んでしまったでござる」


ヤドラン:かわいいな!!!


GM/ツムジ:「ま、まぁ良いでござる!! ヤドラン!!」人差し指をビシィ。


ヤドラン:まだぎゅってしてます?


GM/ツムジ:してる。ぎゅってされながらビシィした。


ヤドラン:至近距離でびしぃ!!


ヤドラン:「なぁに?」にぱー。


GM/ツムジ:「おヌシの命はここで散るでござるよ! はーっはっはっはっはっは!!」


ヤドラン:「えぇ~いやぁよ、だってまだゼダン様とアロイス様のお身体直視してなゲフンゲフン」


GM:草。


GM/ツムジ:「ここは我らが修業場! 難易度はバリむずに設定したでござる! つまり、おヌシごときでは絶対に抜け出せぬでござる!!」


ヤドラン:「あらそうなの?」ぎゅってしたままコイキングに飛び乗るか。


GM/ツムジ:「……ちょっと待つでござる。誰のお身体がなんでござる?」


ヤドラン:「え? 聞きたい?」


GM/ツムジ:「やっ、やっぱりいいでござる!!」


ヤドラン:「(´・ω・`)」


GM/ツムジ:「おヌシはっ、敬愛する皇帝殿にはもう二度と会えぬでござるからなぁ!」


ヤドラン:《ゲートシフト》で会いにいけばいいんですね?


GM:草。


GM/ツムジ:「とうっ、風雅流秘密忍具!」


GM:てってててーん、ててーん!(←例のSEと共に)


モモンガ団:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


ヤドラン:だからwwwwww効果音wwwwwww


GM/ツムジ:「転送石ー! でござる!!」ばしゅん。キミの腕の中からテレポートした。


ヤドラン:「あら、それならアタシも持ってるわよ」じゃあ同じく転送石でツムジちゃんのエンゲージに行けばいい?


GM/ツムジ:「はーっはっはっはっは! おヌシにそのような権限、与えているわけがないでござろう!」転移系は使用不可です。この空間全体にトラップが設置されている。


ヤドラン:「あぁツムジちゃんが!!」あらん。




トラップ「転移封じのまじない」:コンティニュ型。接触対象は転移を行えない。

トラップ「飛行封じのまじない」:コンティニュ型。接触対象は飛行状態になることができない。




GM:キミが飛び乗ったコイキングは地面から3cmくらいをふよふよしてる。


ヤドラン:wwwwwwwwwwwwかろうじてwwwぷるぷるしてるwwww


モモンガ団:ドラえもんかな( 地面からミリ単位で浮いてるやつ。



 なに、即座に元ネタがバレただと……?



GM:ちなみにツムジはパッシブスキルでトラップ無効。


ヤドラン:なるほど、騎乗できるけど飛行にはならないってことですかね?


ツムジ:そういうことだ!


ヤドラン:効果は適用されます?


ツムジ:される! 飛行状態になれないだけだね。


ヤドラン:了解でーす!


GM:さて。周囲を見渡すと、まるでアスレチック場であるかのように大小さまざまな壁なり柱なりが立っている。


ヤドラン:パルクールやり放題ですね。


GM:その最奥、一番高い地点に人影が見える。ツムジはそこにいるようだ。


ヤドラン:ほうほう。


GM:そして、徐々にキミたちの足元が流砂となっていく……! 急いで走り抜けなければ飲み込まれてしまうだろう!!


GM/大熊冒険者ベアゾー:「わわわっ、ななっ、なんスか!?」


ヤドラン:「あらあら」あぁコイキングが沈んじゃう。


GM/陸コイキング:「(ずぷずぷずぷ)」


ヤドラン:「これは走らなきゃダメそうねぇ」コイキングがぁあ。




幻想的な修業場と侮るべからず。此度ヤドランの前に立つは、その命を狙う暗殺者。

最奥にて立つくノ一は鋭い視線で一行を見下ろしながら、笑みを浮かべた。

彼らがもうじき亡き者となることを確信して。


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