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♦Middle08♦南中広場の三人組


 中断から2週間が経過しまして、セッション再開。



姫ユリ:セッション時間だーーーー!!!!


GM:じかんだーーー!!!!!


ヤドラン:あいあーい!


GM:えーと、OPでロートからアロイスの昔話聞いたり。ゼダン従者のディーンからポメロクイーン絡みの話聞いたり。ハヤカゼという名の細マッチョ・イケメンニンジャを見つけて、宿屋へお持ち帰りしてなぜか従業員やらせたり。宿屋でガールズに出会ったりした、キミ!


ヤドラン:それでフェイトが残り1点になりましたね☆


GM:わらうんだよなまじで。まだ戦闘1回もしてないんだが?????


ヤドラン:まだ戦闘してないのにww やばいっすね。


ふむたん(見学):戦闘せずにフェイトなくなる、あるあるだよね。


姫ユリ:そうだわ。フェイト残り1になってたんだわwwww


ふむたん:ここでフェイト使いすぎてさ、肝心なときに足りなかったときが何回も……。


姫ユリ:ダイス……足りない……死……。


GM:そんなキミには暗殺状が来ている! 日暮れ頃に南中広場に来るようにと! 日暮れはあと少し! そんなキミは、南中広場へと向かっていた!!


ヤドラン:「もうそろそろ時間よねー」


GM:ということで、広場へとやってきました。見た記憶のある3人(?)が会話してる。


GM/抱竜冒険者フラウメ:「この間の依頼は楽々だったやんね~!」


GM/大熊冒険者ベアゾー:「フラウメパイセン、お歌がお上手だなんてオイラ初めて知ったッスー!」


GM/平凡冒険者フーツメン:「はは……自分はああいうのはちょっと苦手かな……。……お。ヤドランじゃないか。おーい」キミに気づいて手振ってきた。


ヤドラン:「あら~?」近づくよー。コイキングも飛んでるよー。フラウメちゃん以外とはコイキングお初かな?


GM:言われてみればそうだ!


GM/大熊冒険者ベアゾー:「わーーーーヤドランパイセンーーーー!!!!!!」近づいてきたキミに、はぐーーーーーーーーーーーーーーーー。


ヤドラン:「あらベアゾーちゃんげぇえええええええええ!!!!」はぐされた!! ぽっちゃりスタイルのヤドランのウエストが出るぐらいぎゅってされてる。


GM:わらう。


GM/平凡冒険者フーツメン:「べ、ベアゾー。ストップ。ストップ」


GM/大熊冒険者ベアゾー:「ハッ!! すんまっせんッス、パイセン!!!」


GM/抱竜冒険者フラウメ:「えへへ~、ベアゾーもヤドランが大好きなんやね~!」


ヤドラン:「ふ、ふふふ。いい筋肉ね!!」


GM/大熊冒険者ベアゾー:「日々鍛えているッスからね!」まっするぽーず。


ヤドラン:筋肉すごそう。


ヤドラン:「いまは依頼帰りかしら?」


GM/平凡冒険者フーツメン:「ああ。ちょうど今、終えてきたところだよ」


GM/ヤドラン:「さっき歌がどうこう聞こえてきたけど……」


GM/抱竜冒険者フラウメ:「そうなんよ~! 最近はお祭りが近いからか、それに関する依頼が多いみたいなんよ!」


GM/大熊冒険者ベアゾー:「今月末のサヴァン祭ッスね!」


ヤドラン:「お祭り!! 楽しみよねぇ~! お祭りってことは、色んな人が集まるんでしょう? ふ、ふふふ良い漢たちがいっぱい集まりそうでいいわねぇ~」


GM/平凡冒険者フーツメン:「大道具を運んだり、休んだ役者の代わりに練習に付き合ったり……色々と終えてきたところだよ」


ヤドラン:「普段とはまた違った経験ができそうな依頼ね!」


GM/抱竜冒険者フラウメ:「うちらはお祭りで出し物をする予定だっていう、バイキングの人たちなんかとも会ったやんね~!」


GM/大熊冒険者ベアゾー:「みーんな強そうだったッス! しかもみんなお揃いでお歌がお上手で!」


ヤドラン:やっべゼダン様音痴思いだして笑うww


GM:wwwwwwwwww


GM/平凡冒険者フーツメン:「フィンジアスソングって言ってたっけ。バイキングの間ではよく知られた歌があるらしいね」


ヤドラン:「へぇ~、そんな歌があるのね」


GM/抱竜冒険者フラウメ:「『フィンジアスの酒』やんね、フーツメン!」


GM:今GM素で間違えたよね。


ヤドラン:え? そなんです?


GM:ちありすGM世界(このエリン)では、バイキングスキル《フィンジアスソング》は「フィンジアスの酒」っていう曲名の歌ってことになっている!


ヤドラン:あいwww


GM:実はOPでアロイスもちょっと歌っていたアレだ。


ヤドラン:ちょっとログ見てきていいっすか(真顔)。


GM:どうぞwww フィンジアス~の酒を~、と~どけ~にゆくよ~♪ 海風、気まかせ、波まかせ~♪



 曲の元ネタは、分かる方には分かるであろう某海賊王目指す漫画に出てくるアレである。



ヤドラン:(←ログ見てきて)おっけぇ把握。アロイス様万歳。


GM:草。


ヤドラン:もっと歌って。


GM:わらう。


GM/大熊冒険者ベアゾー:「バイキングの人たちって、案外色んな歌を知ってるんスよ! 楽器が得意なお方もいたりして! オイラたち、チョーかっちょいい曲の演奏を披露してもらったりもしたッス!」


ヤドラン:「いやぁんなにそれ凄そう!!」


GM/抱竜冒険者フラウメ:「えっへへー、もしかしたら今度のサヴァン祭で聴けるかもしれないやんね!」


ヤドラン:「ますます楽しみだわぁん!!」尻尾ふりふり。


GM/抱竜冒険者フラウメ:「うちらも楽しみやんね~!」


GM/大熊冒険者ベアゾー:「楽しみッスねー!」


GM:なんか聞きたいこととかあれば、なんでも1個答えてくれるぞ。彼らが知ってたら。


ヤドラン:ではコイキングを見た感想を聞きたい。(←即答)


GM:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



 即座に出された返答にGMは大爆笑した。



GM/大熊冒険者ベアゾー:「そういえば!! ずっと気になってたんスけど!!」


ヤドラン:「うん?」


GM/大熊冒険者ベアゾー:「パイセン、いつの間にそんなビッグなコイキングをゲットしたんスか!!!!」


GM/平凡冒険者フーツメン:「コイ……コイ……そ、それコイキングっていうのか」


ヤドラン:「なんかお世話になってるお店さんが見つけたみたいで。この世界に来るとみんな大きくなるのかしらね?」


GM/抱竜冒険者フラウメ:「この間出会ったときから思っていたやんね! とっても可愛いやんね~!」


ヤドラン:「あら嬉しいわぁ~!!!」


GM/陸コイキング:「(ぼへー)」


ヤドラン:「この子、普段はぼへーってしてるけど、戦闘となるとすっごい身のこなしが軽いのよ!」


GM/平凡冒険者フーツメン:「へ、へぇ」


GM/大熊冒険者ベアゾー:「はねるだけじゃないだなんて、さっすがパイセンのコイキングッス!!」


GM/ヤドラン:「ギャラドスに進化したらもっと大きくなるのかしら……? この間思いっきり飛んだら遺跡の天井に頭ぶつけたぐらいね」


GM/抱竜冒険者フラウメ:「わぁっ!? だ、大丈夫だったやんね!?」


ヤドラン:「大丈夫だったわよ! アタシも鍛えてるから!」ぽよよん。


GM/大熊冒険者ベアゾー:「さぁすがパイセンッス~!!」


ヤドラン:あれだ、お肉がクッションになってるんや。


GM:わらう。


ヤドラン/陸コイキング:コイキングは フツメンを じーっと見つめている。


GM/陸コイキング:「(じーっ)」



 PLの発言へ即座に悪ノリするGMの図。



GM/平凡冒険者フーツメン:「えっ」


GM/陸コイキング:「(ぽっ)」


GM/平凡冒険者フーツメン:「……えっ???」


ヤドラン:「あらあら! コイキングちゃん、フツメンちゃんのこと気に入ったみたいね☆」


GM/抱竜冒険者フラウメ:「きゃ~っ、フーツメン、モテモテやんね~!」


GM/大熊冒険者ベアゾー:「さっすがフーツメンパイセンッスー!!」


GM/平凡冒険者フーツメン:「えぇ……???」フーツメンは こんわく している。


ヤドラン:「(さすがコイキングちゃん、やるわね……!!)」


GM:わらう。


ヤドラン:きっとめっちゃ至近距離で見つめてるわ。


GM/陸コイキング:「(じじじー)」


GM/平凡冒険者フーツメン:「あ、う、うん。ありがとう……? あの……もうちょっと離れてくれると嬉しいんだけど……」




明るい声や笑顔と共に、穏やかに時間が過ぎていく。

頭上に広がる空は、徐々に赤みを見せ始めていた。


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