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♦Middle06♦神々の遺産


GM:先に感知12成功情報。


ヤドラン:「はぁ、ふぅー……さって情報集めなきゃね!!」きり!


GM:きりっと顔を上げたキミの耳に、美しい竪琴の音色と透き通るような女性の歌声が聴こえてきた。


GM/“銀の”ケセド:銀髪の美しい吟遊詩人の女性が、竪琴を弾きながら歌っている。


ヤドラン:ちょっと!!??? ケセド!!??


ヤドラン:「あんれまぁえらく別嬪さんがおるでぇ」


GM:彼女が歌っているのは『神々の遺産』という有名な叙事詩だ。太陽神アーケンラーヴが地上に残したという至宝について歌っている。ちなみにアーケンラーヴはヴァンスターの主信仰でもあるね!


ヤドラン:うんうん!!!!


GM:(←公式設定をよくご存じのようでGM嬉しい、と思いつつ)さて、レジェンドガイドかエクスパンションブックはお持ちかな!


ヤドラン:エクスパンションありまーす。


GM/“銀の”ケセド:「♪それは神々の残したもうた遺産。ひとつは邪を封じし銀の剣。ひとつは王権の象徴たる黄金の杯。ひとつは魔術の源である輝ける杖……」


GM:エクスパンP60。


ヤドラン:ほいほい。


GM:誓約「太陽王の聖杯」の伝説欄部分を詩人さんは歌ってる。このクラウソラスは今ゼダンが持っているやつだね。ヴァンスター帝国皇帝の証みたいなものだ。


GM:このイベントは以上! なにかしてから通りすぎる?


ヤドラン:かなー。


GM/“銀の”ケセド:美しい声で歌ってる。


ヤドラン:えらくきれいだしいい声だし、最前席で座ってきいてる。


GM/“銀の”ケセド:最前席にいたキミは、彼女と目が合った。美しい詩人はキミを見つめる。


ヤドラン:つぶらな瞳やで!


GM/“銀の”ケセド:キミを見つめながら、神の詩を歌いあげる。やがて、歌が終わった。


ヤドラン:ぱちぱちー。


GM/“銀の”ケセド:ぺこり。詩人は一礼する。


ヤドラン:ではこちらもペコリ。


GM/“銀の”ケセド:頭を上げた彼女は、再び、キミをじっと見つめた。ような気がした。


GM/“銀の”ケセド:1・2秒の間があったかどうか。すぐに彼女はどこかへと立ち去って行った。


ヤドラン:「いい歌だったわぁん! また歌ってねぇん!」


GM/“銀の”ケセド:キミの声に応えるかのように。銀の詩人はポロロンと、竪琴を軽くつま弾いた。


ヤドラン:「かっけぇなおい」


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