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♦Middle20♦黒竜騎士


 ミドルフェイズ、シーン10。



GM:キミたちは通路の奥へと進む。(←コマを出す)


ヤドラン:(←コマを見て)ねえwwwwねぇええええええええwwwwwwなにかいりゅううww



 MAP上に出ているコマは黒い水晶と“雨の魔女”レイン、そしてダークネスな10join……もとい、仮面と黒衣を身に着けたカルマンと真紅眼な黒竜であった。




挿絵(By みてみん)



GM:シーン変わり、キミたちは遺跡の広間に出た。部屋の中央には黒い水晶のようなものが浮かんでおり、その中に苦痛に悶えるレインの姿があった。


ヤドラン:ああああああ!!!!!!!!!


GM/クリムゾンアイズ:その手前には漆黒の竜と、


GM/“黒竜騎士”カーマイン:一人の男の姿がある。水晶の方を眺めていた男は振り返り、キミたちの方を見た。


ヤドラン:どうもヤドランです。


GM/“黒竜騎士”カーマイン:「……おやおや。ネズミが入り込んだと思えば、キミだったか」


ヤドラン:「あんたやっぱり……あの時のヘンタイ!! 今度はレインちゃんを狙うとは……!! ロリショタじゃなければいいって問題じゃないのよ!!!」


GM/“黒竜騎士”カーマイン:「ヘンタイとは失敬ナ☆ ボクは黒竜騎士ダークライダー、カーマイン。“剣の王女”が配下たる暗黒騎士ダークライダーらの中でも、個としての意思を与えられた特別な存在さ」


ヤドラン:ちょまって剣の王女……?


GM:剣の王女。


ヤドラン:………………アストレーナ?


GM:アストレート。


ヤドラン:え、それまじ?



 “剣の王女”アストレート様をご存知の様子で、GMはニッコリした。



GM/“神聖皇帝”ゼダン:「貴様……魔族か。それも“剣の王女”……上位魔族アストレートの配下とはな」低く言い、ゼダンはクラウ・ソラスを抜く。


ヤドラン:「魔族ですって!!??」いやん低音ボイス。



 アストレート様:TG.P246、PEG.P182掲載。暗黒騎士ダークライダーという(しもべ)を操る、“剣の王女”の異名持つ上位魔族。剣類の攻撃が一切効かない、Lv95の超やべーエネミー。GM(ちありす)の推し。



GM/“雨の魔女”レイン:「ぐっ、ぅぅっ……ぁあ、がっ……!!」


GM:水晶内は黒い瘴気で満たされており、それに包まれているレインは苦悶の声を上げ続けている。


ヤドラン:「レインちゃん!! あんたレインちゃんに何してるのよ!!」


GM/“黒竜騎士”カーマイン:「邪魔をしないで欲しいナァ♪ ボクは今、彼女を素敵な竜へ変えてあげようとしているところなんだからサ」


ヤドラン:「なんでそんな竜にこだわるわけ!?」


GM/“黒竜騎士”カーマイン:「なんでって言われても……好きだから?」


ヤドラン:「まあ好きはしゃあない」


GM/“黒竜騎士”カーマイン:「そうだろう!」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「おい」


ヤドラン:王様の1ツッコミいただきました!!!



 GMは盛大に爆笑している。



ヤドラン:「でも!! レインちゃんは返してもらうわよ!!」キャリバーを水晶に向けて構える。


GM/“黒竜騎士”カーマイン:「しっかし、まさかボクの求める剣が自分からやって来てくれるだなんてネ! 彼女を使って城を落とそうと思っていたけど、その手間が省けたヨ♪」


GM/“黒竜騎士”カーマイン:「その魔剣……クラウ・ソラスは“剣の王女”たる我が主にこそ相応しい。彼女が竜となるが早いか……キミが剣を手放してくれるが早いか」


ヤドラン:「クラウ・ソラスはゼダン様の剣よ!!!! ゼダン様もクラウ・ソラスも渡さないんだから!!!!!!!」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「…………」やや言いたいことはあると思いつつ、クラウ・ソラスを握り込む。


ヤドラン:言ってもええんやで。


GM:わらう。


GM/“黒竜騎士”カーマイン:それを見ると同時、カーマインが手をかざした。ビシャーンと落雷がゼダンの真横に落ちる!


ヤドラン:「ひぇ」


GM/“神聖皇帝”ゼダン:「…………!」


ヤドラン:「王様!!??」


GM/“黒竜騎士”カーマイン:「おや、外しちゃったか。でも、次からはこうは行かないよ」


GM:ジュライから情報を得ていたので、取得スキル情報をひとつ開示。


ヤドラン:お。


GM:具体的に言えば、カーマインは、



《天雷》1:シーン内の単体がスキルを宣言した直後に使用する。そのスキル宣言者に10点のHPロスを与え、自身のHPを5点消費する。



GM:というスキルを持っている。


ヤドラン:「……あんた」うごごごごごごごご。


ヤドラン:「いま ゼダン様を ねらったわね ?」


GM/“黒竜騎士”カーマイン:「厳密に言えばその剣を、ね。何か問題でも?」


ヤドラン:「 ゆ る さ ん 」ダイマックスの予兆か、ほのかにヤドランの周りに変な雲みたいなのが出ている。


GM/陸コイキング:ヤドランの周りをふよふよくるくる漂い出した。……いや、今乗ってたな?


ヤドラン:のってるよぉww


GM/陸コイキング:じゃあ一緒に赤い雲を出し始めた。もくもく。


ヤドラン:もくもく。うごごごごごごご。


GM/“雨の魔女”レイン:「ぐっぁああ、ぅ、ぐっ、……ぁあ、グッぅぅっ、ァア……!!」


GM/“黒竜騎士”カーマイン:「彼女が竜になるまで……あと30分くらい、ってところカナ」


GM:具体的に言えばラウンド3のクリンナップが終わった時点で、レインはもれなくLv35エネミーと化します。


ヤドラン:ひええ。


GM:キミは以下の行為が可能となる。



《レインへ呼びかける》1:ラウンド1回、セットアップ・フリー・クリンナップのいずれかで宣言可能。レインへ呼びかけ、【精神】判定を行う。



GM:この精神判定に1回成功するごとに、レインがエネミーと化すラウンドが1延びる。1回目の精神判定の難易度は8。以降、成功するたびに難易度が+2されていく。また、成功すればするほどにキミにとって有利な行動を取ってくれる確率が上がる。


GM:本当は難易度10からのスタート予定だったけど、好感度分、難易度マイナスされたよね。


ヤドラン:やったぜ!! これは黒水晶もファニングの対象に選べます?


GM:水晶は破壊不可オブジェクトとして扱う。(←考えながら)扱う……ので……含んでもいっか……。


ヤドラン:ちょっとGMぅwwww


GM:ダメージは通らない感じで。対象にはなる。


ヤドラン:うーむ、《フェンサーⅠ》使うときは含んだ方が(与えるダメージに)+1Dされるか。それぐらいかな?


GM:ですねぇ!


GM:レインは行動値0で(ヤドランの)15m前方に出現。カーマインは行動値25で10m前方。クリムゾンアイズは行動値21でカーマインとエンゲージ。


GM:ゼダンは戦闘不参加。フレーバーで動き回る。攻撃対象とされないエキストラとして扱う。


ヤドラン:ほうほう。


GM:以上。質問等は何かあるかい! なければクライマックス戦闘だ!


ヤドラン:ひとまず敵は二人だな!!


GM:そうだね!


ヤドラン:あ、王様の体調とかは大丈夫? 瘴気とか。


GM:だいじょうぶそう。瘴気で一番苦しんでるのはレイン。


ヤドラン:そう……?


GM:GMは断定を避けるいきものなのだ(笑顔を浮かべながら)。


モモンガ団:ヒエ。


ヤドラン:ぐぬぅうううううううううううううう。


GM:wwwwwww


ヤドラン:王様瘴気で辛かったら遠慮なく言ってねクラインちゃんもよろしくぅううううう!!!!!!!


GM:戦闘開始だ!


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