♦Middle14♦手負いの兵士
ミドルフェイズ、シーン7。
GM:とりあえず酒場を出て少し歩を進めていると。
GM/“天津風の”ファルケ:ばたばたばたと。ファルケがロヴィーサを負ぶって、大慌てで第一城壁の方へと駆け行こうとしているところに遭遇した。
ヤドラン:ま!!!!?????????
GM:赤鷲亭は第一城壁東門からそう遠くないところにある。ファルケとロヴィーサは共に全身に大怪我を負っており、ファルケに背負われているロヴィーサは目を閉じたまま動かない。
ヤドラン:「あら!? ファルちゃん!? ロヴィちゃん!?」
GM/“天津風の”ファルケ:「……!! 陛下!! ……と、ヤドラン……!」気づいて立ち止まった。
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「……! 何事だ」
GM/“天津風の”ファルケ:「ご、ご報告致します! ヴァン山脈内にて、竜が! 出没しております!」
ヤドラン:「!!!! その竜って黒かった!?」
GM/“天津風の”ファルケ:「……あたしたちが見たのは……青、だったわね。蛇のような様相のものが、複数体」
ヤドラン:「てことは今は複数体いる可能性が……」
GM/“天津風の”ファルケ:「数匹は討伐致しましたが……。申し訳、ございません……力及ばず……これより、アロイス様の指揮を伺いに参ろうと撤退致しました……次第です……」
GM/“天衣無縫の”ロヴィーサ:顔色悪く、ぐったりとしている。
GM/“天津風の”ファルケ:こちらも顔色が悪い。
GM:【感知】判定、難易度12。
ヤドラン:うわああ。(感知判定を振る)
7+2D6 → 7+8[2,6] → 15 → 成功
GM:うっ!?
ヤドラン:?
GM:シークレット難易度15、ジャスト突破された。
ヤドラン:わぁい!
GM:じゃあキミは気づいた。ふたりとも[毒(4)]を受けている。
ヤドラン:なん、ですと。
GM:達成値12で毒が、15で効果強度まで分かった。
ヤドラン:「毒消し」で治りましたっけ?
GM:なおるなおる。
ヤドラン:じゃあ2個あるから渡します!
GM:やさしい。
GM/“神聖皇帝”ゼダン:(感知判定を振る)
2D6+13 → 4[1,3]+13 → 17 → 成功
GM:ゼダンも気づいた。
ヤドラン:「ちょっと二人とも毒状態じゃない!! これアタシの毒消し!!」
GM/“天津風の”ファルケ:「あんた……。あ、ありがとう……」受け取って1個ロヴィーサへ支えつつ飲ませて、もう1個自分で飲んだ。
ヤドラン:「これは毒消し補充したほうがいいわね」道中買い足ししたい。
GM:OKOK。だいじょうぶ、できるよ!
ヤドラン:やったぁ!! 終わったら金額引いときます!!
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「……分かった。そなたらはアロイスの許へ行け」
GM/“天津風の”ファルケ:「はっ! そ、その。ありがとね、ヤドラン」
ヤドラン:「気にしないで!!」
GM/“天津風の”ファルケ:ロヴィーサ背負い直して、駆けて行った。
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「……行くぞ、ヤドラン」
ヤドラン:「はい!!」
GM/“神聖皇帝”ゼダン:「事前に行うべき事柄があれば、済ませておくように」具体的に言えば買い物。
ヤドラン:「毒消し」3個、「ハイMPポーション」5個補充します!!
GM:どうぞどうぞ! 以上かな?
ヤドラン:以上です! おけー!
GM:では。キミは急いで買い物を終えて、ゼダンと共に山脈の方へと向かった!
ヤドラン:ふわー。




