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はかる気持ち  作者: 夢呂
【第一章】
99/250

早退

「斗亜、美琴は?」

律季が昼休みに美琴のクラスに顔を出す。

「あ?美琴なら二時限目が終わったら帰ったぞ。仕事だって」


「え…」

(俺は、何も聞いてない…)

律季がショックを受けながら斗亜の前に座る。


「美琴、顔色悪かったのに…」

律季が呟くように言う。

「律季も思った?―――俺もさ、休めばって言ったんだけどなー」

斗亜が律季の言葉に頷きながら言う。

「美琴、風邪まだ治ってねーのかな…」


「風邪…だよな?」

律季が独り言のように呟く。

(美琴…?)




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