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はかる気持ち  作者: 夢呂
【第一章】
98/250

蛍の涙

「聞いた?」

「あぁ、瀬戸くんが相馬さんのこと好きだったとかって」


「そう!しかも彼氏の律季くんに堂々ライバル宣言!」

「うわぁ、考えただけでもテンション上がるー!」

「って、別にあんた関係ないじゃん!」

「確かに!」

「キャハハ…ッ」



――――聞きたくない話は、だいたい聞こえてくる。

蛍は、トイレの個室に入ったまま、出られなくなった。


女子達がトイレの鏡の前で化粧を直しながら、噂話で盛り上がっている。



『蛍…今までありがと』

――――昨日言われた新太の言葉が耳から離れない。


『好きだったよ』

(せめて、そんな言葉(うそ)は言われたくなかった…)


―――じわっと涙腺が緩む。



まさか新太の好きな人が、

本当に相馬美琴(かのじょ)だとは思わなかった…。




――――女子達の騒ぐ声が、耳につく。


(当事者じゃないから、そんな台詞(こと)言えるのよっ)





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