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はかる気持ち  作者: 夢呂
【第一章】
85/250

美緒の記憶

―――――…それは、真太の父親が亡くなる少し前だった…。




何気なく立ち寄った書店で、

美緒は買いたい本があったわけでもなく、

ふらっと無意識のうちに雑誌コーナーを見ていた。


(―――職業病かしらね…)

心の中で自嘲しながらも、雑誌を眺める。


(あ……綺麗なモデルね…)

何気なく目に留まり手に取った洋書の雑誌。


―――――それが美緒の無くしていた記憶を戻すきっかけになるとは、思いもよらなかった…。





――――それは特に有名でもないマイナーな洋書の雑誌だった。

モデルの名前を知ろうとページをめくっていた美緒は、

カメラマンの名前を見つけて、何となく心の中で唱える。

(“ジョージ・レイ”…)



「あっ!」

――――心臓が止まりかけた。

(ジョージ…!?)



美緒は、驚きのあまり、手から雑誌を落としてしまう。

バサッと派手に音をたてて、雑誌は足元に落ちた。


「思い、出した…」

誰に言う訳でもなく、美緒は思わず口に出していた。




(私の…記憶(かこ)――――――)


なぜ自分がアメリカに行こうとしていたのか。



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