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はかる気持ち  作者: 夢呂
【第一章】
80/250

新太vs律季 第2round

学祭まであと一週間。

そんなある日の放課後、中間試験の結果が貼り出された。


「美琴、また一位じゃん…すげーな」

「うん」

斗亜の言葉に、律季は結果を見ながら頷いた。

「今日はあいつ仕事で早退だから、この結果知らねーんだよなー」

「うん…」


「―――律季も、二位だしスゴいけどな!」

律季が元気がないのを励まそうと、斗亜が言う。

「てか斗亜、早く再試験行って来たら…?」

そんな斗亜に、律季が現実を突きつけた。



「あ、やべ!じゃあな!!」

斗亜は慌てて教室に戻っていった。


「―――残念だったね」

いつのまにか隣に、新太が立っていた。

新太が話しかけてきたのは、あれ以来だった。


「別に、結果とか関係ないからね」

律季が余裕の表情で言うと、新太が律季の方を向く。


「―――そう言えば、この間俺の家を知りたがってたって“聞いた”けど?」

それは美琴から“聞いた”話だと、当然律季は瞬時に理解する。

「うん。―――でも知らないって」

「嘘ついちゃったって自己嫌悪に陥ってたよ、翌朝」


嘘をつかれたことより、

自分の知らない美琴を知っている新太とのことが悔しくて律季はイラつきながら尋ねる。


「新太、いい加減どういうことか説明してよ」

「美琴と別れるなら話すよ」

新太が即答する。


「は?そんなの、」「無理な話だよね…」

律季の言葉を、新太が続ける。


「じゃあ、美琴から聞いてみたら?」

新太はそう言うと教室に戻っていく。

「―――聞けたら、だけどね」


「律季くん、学祭の準備始めるよー」

「あぁ…うん」

クラスの女子たちに呼ばれて、律季も教室に戻る。


(美琴と別れろ…か。―――新太(あいつ)、キャラ変わりすぎだろ…)

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