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はかる気持ち  作者: 夢呂
【第四章】
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卒業

「そろそろ、行くね」


卒業式が終わり、

クラスメイト達が皆、卒業を惜しんでいる教室で、

美琴が笑顔で言う。



「美琴っ」

ちょうど斗亜が特進クラスの教室に駆け込んできた。


「斗亜…」


「お前、アメリカ行くんだって?ひでぇじゃん、俺だけ何にも言わねーとか…」


斗亜が拗ねたように言う。


「ごめんごめん!!長期連休には帰ってきたりするからさ!遊ぼうね」


美琴はそんな斗亜に、笑いながら言うと、


「―――――迎え待ってるから行くよ」


と、律季と新太の方を向き直って言った。



「頑張って」

「うん、ありがと」

律季が笑顔で言い、美琴も笑顔で言う。



「じゃあ…行ってくるね」

美琴は、新太に手を振って言うと、教室を走って出ていった。



「…――」

新太は言葉をかけることが出来なかった。



「律季が先に言っちゃうから…」

新太が校門を出ていく美琴を見つめながら、律季に愚痴る。


「あぁ、“頑張って”って?」


律季がからかうように笑いながら言う。


「新太~、マジ最後の最後まで女々しいなー。他人(ひと)のせいにするとは…」


斗亜も、新太の肩にポンと手を置いて言う。



「え、てかそれなんだよ…」

斗亜が新太の左手に光る指輪を見て、思わず声をあげる。



「婚約指輪」


新太が指輪を愛おしく見つめながら、微笑んで答えた。








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