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はかる気持ち  作者: 夢呂
【第四章】
205/250

美琴の心の声

小さい頃から新太が隣にいるのは当たり前で。

いつも傍にいてくれた。




一番近くにいる存在(ひと)なのに、“弟”から“好きな人”にレッテルを貼り変えた途端、分からなくなった。


今まで、どんな風に傍にいた?


どのくらいの距離だった?





――――傍に居ないときは、あんなに会いたかったのに。


傍にいたら、新太の気持ちばかり考えて…、

不安で、胸が苦しくて、押し潰されそうになる。


触れたくて堪らなくて、触れて欲しくて堪らなくて。


なのに、それは出来なくて。


傍にいるのに、傍に居たいのに…ーーーー。



独占したくなる。


欲張りになって…わがままになる。


―――――新太が好きだから。


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