あとがき
新章が煮詰まっているので、ブログ後書きを転載しておきます。
希代の魔術師、これにて終了とさせていただきます。なんとなくエンドマークを付けるのも寂しくてつけなかったですけれど、オラトリオ組は一応コレでお別れと言うことで……
今回、苦労したのは、ズバリ名前。日本人の名前なら比較的苦労したことのないたすく、カタカナ名前に悪戦苦闘いたしました。
また、よしゃいいのに、王族面々にミドルネームなんぞ冠したもんだから、面倒臭さ倍増。一人(コータル殿下)に付けたら、他の子に付けない訳にはいかなくなって、アップアップ……
なので、英語もどきの世界の設定ですが、キャラの一部は英語の発音に準じてないです。
大体、主人公のビクトール・スルタン・セルディオ自体がもう既にイタリア系。だけど、クラウディア(この子はドイツ系かな)ビクターって呼ぶのが正解なんですけど、どうもビクターではお軽いと思ってしまったんですよね。
ミシェルは天使という意味でのネーミングですが、完璧フランス語の読みです。英語だとマイケル。でも、マイケルにすると、元気に走り回ってしまうんですよね、脳内で。最後には「ミッシェル・ポルナレフ」さんはイギリスのロックアーティストだったよねってことで、押し切りました。
それにちっとも武くんにかすってないってお思いかも知れません。実はそこはたすく、ちゃんとググりました。ミシェルのミドルネームのクウェルクスは英語で櫟の意味です。
フレデリック(こいつもドイツ系?)の愛称はフィール。つまり気分ちゃん(紀文ちゃん)ということなんですよ。
最初はどーだろ? とかも思ったんですが、『異世界だもん!』の一言で全部開き直ったたすくでした。
ふぅ、ファンタジーなんて、大っ……好きかも知れない。
だって、次回は日本に戻って、美久たちの後日談書くんですもの。