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ガイジって呼ぶな!  作者: 都山 夕
3/8

第3話

この日は、施設に知らない大人の人が来ていました。


誰かのお父さんとお母さんなのかな?


その大人は廊下で僕に気が付くと、ヒソヒソ話していました。


今日は、洋服を後ろ前で着ていないし、トイレだって失敗していないのになぜだろう?


それからは、部屋でぼーっとしていたんだけど


なんか、さっきの大人のひとたちのことが頭から離れなくて


頭がムズムズした。


だから、壁に頭をぶつけていたんだ。


そしたら、頭のムズムズが無くなるかなと思った。


ガンガンやっていたら施設の人が来た。


施設の男の人が僕を壁から離れさせようとしました。


でも、あと少しで頭のムズムズが無くなりそうだったから、もう少しガンガンやりたくて、離れそうになった壁に近ずこうとしたら施設の人が転んじゃいました。


施設の人は『痛ってえ!これだからパワー系ガイジは嫌だわ!』と言っていました。


だから、また僕はごめんなさいってずっと言いました。


頭はタンコブになってしまったので頭に包帯を巻いてくれました。


頭のムズムズはいつの間にかなくなってました。


それにしてもガイジってどんな意味なんだろう?


今度聞いてみようかな?











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