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7.エコーに無関心

 助産院の話に戻ります。

 助産院には、家族皆で来る方々が多かったのですが、前のご家族が検診してるのを待っていた時、小学生位の女の子たちが、お母さんや助産師さんとおしゃべりしながら楽しそうにエコー(超音波画像)を見ているのを、待合スペースで見たことがありました。



 ほうほう、立ち合いエコー!そんなのもあるのか!

 

 じゃあ、我が家の上の子にもエコー見せてみよう!と呼びますと


「おもちゃで遊んでるからいい」


 全く関心を示しません。


 行くたびに、何度か誘って、やっと見たと思ったら、ちらっとだけ見て

 

「もういい?トムとジェリ○見たい」



 あーがっくり。幼稚園児ってこんなものかと、イヤイヤ家の子だけかもしれないと、観察していると……。


 付き添いで来ている子たち、幼児はそんな感じっぽいですね。付き添い?何それ?遊び、おもちゃメイン。


 あと、男児は小学生でも関心が無いっぽいです。これまた遊びメイン。

 赤ちゃんエコーに食いつくのは小学生以上の女児、ってことでしょうか。


 上の子は基本おもちゃのある場所へ、遊びに行くってしか思っていないようでした。

 

 まあ、幼児にしたら、色もついていない、黒くてモヤモヤよく分からないもの見せられて、赤ちゃんだよーって言われてもねえ、なんじゃそりゃって感じでしょうか?



 これは、夫にも言えるというか、最初からずっと付き添ってて、エコー画像を見て、見方に慣れたお父さんはそうでもないですが、慣れてないお父さんは、エコー写真だけ見せられても、はあ?って人が多いそうです。

 つか、そりゃそうですよね。女だって、エコー写真見せられて赤ちゃん言われても黒い骨ありお玉じゃくし1枚見せられたって、はあ?ですわ。


 「うちはお父さんや子供も付き添いで機械見れるし、見るなら赤ちゃん大きくなり過ぎない内がいいよ~。大きくなると、何が何だか分かんなくなるよ~。全体が見れる大きさ位の時に見た方が、赤ちゃんの形がわかって良いよ~」


 と、助産師さんも言っていましたので、旦那さんもエコー検診の最中に付き添って見れる病院や助産院に行くときは、ある程度最初の内から一緒に行った方が良いですよ。


 静止画のプリントよりは、動画で説明されながらエコー見た方が、よりわかりやすいですし、動いているところを見れば感情移入もしやすいですし、感慨深くなると思います。



 実際、私も妊婦健診する前、雑誌なんかでエコー写真見ると、骸骨でなんか気持ち悪かったのですが、動画で見るとちっちゃい手とか、モゴモゴした動きがかわいく見えましたね。

 動きの可愛さってありますね、動画って侮れないものです。



***



 ちょっと閑話



 エコーに対する、考えの違い。


 

 病院ごとに、色々主義主張が違う事は色々ありますが、結構大きい違いってのに、性別を教えるか教えないかってのがあると思います。

 で、通っていた助産院の、提携産婦人科医院の先生は、性別を教えるのを嫌がる人でした。

 というわけで、エコーでも、病院では性別は教えられませんでしたし、その一環なのでしょうか、しっかり見れば素人でもチンコついてるか付いてないかくらいは、わかるようになるんで、それでエコー代有料だったんです。エコー写真100円でした。

 性別を教えるのも勿論有料で、1000円でした。

 で、それらの料金は、寄付金ということになっていて、乳児医療だか児童保護だかの団体に寄付されるとのことでした。


「あの先生、性別教えるの嫌がるんだよねー、うちはタダだよー」


 助産師さんでも性別は、しっかりわかるのです。


 そんなわけで私は、性別診断代1000円は払いませんでした。

 


ちなみに、上の子がエコー視た時間 合計3秒くらいでした。


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