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60.危険な出血と体の処置について

色々落ち着きました

 前回の投稿を久しぶりに見返して見ますに、大分取り乱していましたね。

 お見苦しい投稿をしてしまいました。

 かなり削除してしまいたい気になりましたが、これもあの時の正直な精神状態と錯乱状況である、赤裸々エッセイとしては正しいのではないか、と思いとどまりました。


 さて、流産も何度もしていると、通常の初期の問題のない出血と、危険な出血の違いが判ってきます。

 大量に出血すればそりゃあ危険だとわかりますが、最初のちょっとした出血の違いでわかるのは、お手洗いでの目視です。

 トイレでお小水の後、出血し垂れたものを確認します。水に溶けていく少量出血は問題ないほうですが、生理の出血の時のように、粘膜や固形の塊が少しでもある場合は危険な兆候です。胎盤がはがれかかったり、分解されかけてるということですので。

 私の場合、すべて初期流産です。妊娠では無事生まれた場合でもごく少量の血液が初期にはいつも流れている体質のようです。でも、たとえごく少量出血だけであっても、その中でも熟れすぎたスイカやトマトの果肉のような粒粒した肉っぽい粒が血に交じって流れ出ている場合は、その後すべて流れてしまいました。初期に組織がはがれかかっていて肉組織が混じって流れ出しているっていうのは、少量の肉片でも、もうその後の妊娠継続が難しいっていう予兆の様です。


 前2回の流産では麻酔して子宮をバキュームで綺麗にする処置をされましたが、3回目は違う病院ということもあり処置方法や考えの違いがあったようで、特に処置はせず、そのまま自然に任せましょうということになりました。私も今回は吸引処置は無しで自然に任せたかったので助かりました。吸引は笑気ガスで麻酔しなければならないのですが、麻酔から醒める時には眩暈や二日酔いのような頭痛や吐き気があり、気分が悪くなって大変ですので。

 自然のままでも本当に初期の流産なので、通常の生理の様に終わりました。まあ、通常より3~4日は長く、量も肉っぽい組織も通常の生理より2~3割ほど多かった様な感覚がありましたが、妊娠検査薬が無ければ妊娠して流産したんだと気が付かなかった程度かもしれませんね。


 検査薬が発達しすぎて分かるようになった、という流産の中に化学流産と言って、受精卵が子宮内膜に長く着床せずに妊娠が終わってしまう流産があります。妊娠検査薬では陽性反応を示しますが数日後に生理が始まります。母子手帳や産婦人科の問診票に流産の回数としてカウントされないほど、超初期に起こるのが化学流産なのですが、化学流産は受精卵の着床前に起こることなのですけれどちょっと生理がずれていつもより重いという程度しか症状が現れないので、よっぽど妊娠に注意していないと気が付かないことも多いそうです。しかし、妊娠してないかどうか、注意して検査薬も使っているっていうことは、子供を待ち望んでいる方がほとんどなのではと思いますが、普通なら判別つかないほどの体の変化でも把握して、喜び一転お流れになるって、科学や技術の発達って功罪があるなあとしみじみ思いますね~。


 妊娠出産に関わることでは、出産で会陰を切ったり、仰向けで産む、初期流産処置をバキュームでってのは罪な方かな~と思いますね。迅速に処置しようとするあまり、逆に負担が大きくなっているという。

 無痛分娩を望む奴が何言ってるんだとか思われるかもしれませんが、最速処置の方が苦しみが長くないとしても、時間や手間が掛かってもその時の無理な負担や余計な負担はやめて自然に任した方がいい処置もあると思うのですよね。バランスを考え、一番女性に負担が無い方法で体を見守る、労わる、そういうのを受け入れる医療や社会になってくれると、子供も安心して産めると思います。




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