55.乳をめぐる戦い・5 隠せ!抱えろ!
乳をあげてると、あげてない方を弄られるとは前から書いておりますが、1歳も過ぎると、その指の力が洒落にならなくなってきます、もう毎日戦いですよ……。
とはいえ、ちょっと言葉が通じる様になってきてますので、
「やさしくね、やさしくね。」
と、話しかけながら肩をポンポンたたくと、抓らないでたたく真似っこをして乳首ポンポンする感じで抓る頻度が減ってきます。あと、痛くされた時は、大きな声で「イタ!!」っと言って乳あげを拒否したり。大泣きされるけど人に痛い事したら嫌がられるんだって事を示さないと何時までもわかりませんからね!
話が全く通じないけど、寝返りやお座りが出来て腕力付いてきた5~6か月頃はどうするか。まあ手袋するんですが7~8カ月頃になると、手袋も自分で取る様になってきます。その時乳をどう守るか?
考えた結果、私は右を下にして横向きに寝つつ、体を斜め下に傾けて左乳をあげるという技を編み出しました!
右乳は体の下に隠れているから、いじれない。吸ってる方は弄ろうとすると吸えない、だから指で抓られない!!やったね!!
初めてこの技を上の子に繰り出した時は、赤子大混乱の大慌てでしたね~~~。手が明らかにアワアワしてんの、あるべき所に乳首無い!無い!そんな馬鹿な!って感じ、ププッ!!その後泣かれちゃいましたけどね。何回かやってるうちに泣かなくなりました。
しかし、下の子はこの技であきらめることが少なく、吸って弄ろうとして泣くのを繰り返しますな。10分くらいでこっちが諦めて普通に飲ませたり、赤子があきらめたりと勝率は6割位です。
乳下にして潰したら、痛いじゃん!という時期はまあ4カ月位までですから、5か月目くらいになったら、試してみてはどうですか?
ちょっと無理な体勢なので首や肩が痛くなりますが、枕を高くすればそれほど苦しくなくなりますよ。あと、乳を弄られない様にするだけじゃなく、添え乳で左右乳あげるときに赤子を右から左に移すのが面倒くさい時にも使えます。もう眠くて寝返りが面倒な時とか、冬でいっぱい布団掛けてて体起こした後掛け直すのが大変な時とかですね。
寝返りの技も一つ。子供を右から左に移動させる時に、いちいち布団をはいで体を起こして抱えて左に移してってしてる方います?私は右が終わったら子供を抱きしめてその場で体を子供ごと仰向けにし、次に左下になる様クルッと横を向きます。そうすると体を起こさなくても子供の左右の移動が出来ますので楽ですよ。
次に、フットボール抱きの発展形。乳あげる時に、どうしても乳首から脇乳の斜め下方向は吸い残りが有りますね。その際吸ってもらう形がフットボール抱きです。通常は右乳あげる様に抱いたら、子供の体は左下方向に流れますよね。それをフットボールを小脇に抱える様に右乳あげる様に抱えたら右脇下に体が流れる様に抱く抱き方で、授乳クッションなんかが必要になります。これ抱きかかえるのが結構大変なんですよね。そこでソファに子供を横たえてフットボール抱きをすると楽に乳をあげることが出来ますよ。そのまま寝ちゃっても寝かせることもできますので。(もちろん落ちない様に見張ったり、対策しないと駄目ですよ!)ソファが無い場合はちゃぶ台なんかのローテ―ブルに座布団なんかを敷いて寝かせるといいですよ。これは楽に脇下にたまった乳を吸ってもらえるので、すっかり吸い出されてスッキリしますし、さらに乳いじりされづらいって利点も有りますのでお勧めです!




