５３．助産院ってどうなん？
多分今回順調に行ったら産み納めの私。
どっちも病院で産むってのも味気ないというか。せっかくだから助産院ってどうなのかと思いました。
最初の子は前置胎盤気味で、出産時大出血の可能性が有り、もしもの時は帝王切開しなきゃならないということで、助産院って選択自体が出来ない状況だったので。
前置胎盤とは……、
胎盤の位置が通常よりも低く、胎盤が子宮の入り口にかぶさって、ふたをしてしまっていることを「前置胎盤」といいます。胎盤が子宮口をふさいでいて赤ちゃんが出るのを邪魔するんですね。これも高齢だと起こりやすいんだってさ！
文仁親王妃の紀子様が悠仁親王を出産する際、帝王切開したのはこの症状だったからだそうです。最初の子の病院でそういわれてへー。
胎盤の位置は低いけど、子宮の入り口にはかぶさっていない状態を「低置胎盤」といいます。私は結局妊娠進んだら子宮も大きくなり胎盤が入り口に掛かる事がなかったので、この状態だったんでした。なので出血は多かったけど結局自然分娩出来たんですね。
さて、今掛かってる病院で無痛分娩やってたら、この病院一択だったんだけど、不妊や不育治療はしてるくせに、無痛分娩はやってなかったんですよ！まあ、筋腫があると出血しやすいから、無痛無理って前の病院では言われてたけどさ！けど大きい病院だったら大丈夫かもしれないとか思うじゃん！
不育や不妊なんて、年寄妊婦が多いだろ！年寄は体力が無いだろ！無痛分娩させてくれよ！労わってくれよ！！
無痛分娩が一般的じゃない所が、日本はまだまだ男尊女卑って感じがしますね。
女は痛みにうめいて当たり前っていう。出産は痛いのが当たり前だっていうさ。
んなこというなら、男も尿管結石で麻酔するなよ。なんどもシッコすれば出るのが当たり前なんだからさ。ちなみに尿管結石の痛みと出産の痛みって似てるそうですよ。
とにかくさ、痛くない方法が有るんだから、それ使わせてくれよ。助成金出してくれよ。結果的に痛みが少ない方が、後の回復が早いんだから、医療費に掛かる税金だってそんなに多くならなくなるじゃないかよう。政治家男ばっかだから女に対する労りが足りないわ～～～。不育症も助成無いしさ～～～。不育症の治療の方が、不妊治療より子供生まれる確率高いんだってよ？そしたら不育治療の方にもっと税金使ってくれよ。
色々と政治家へ対する不満を脳内で垂れ流しつつ、助産院を探します。
で、一番近いところ探して、でもやっぱ病院も捨てがたくはある。
取りあえず、病院で色々出産予約についての説明を受けました。その後、比較のために子供も一緒に助産院に見学に行って見たのです。
こじんまりしてるけど、ナチュラルテイストな落ち着いた雰囲気の内装、おもちゃも多くて、子供も嬉しそう。家族も泊まれるし、洗濯もしてくれる！夫以外に子供も出産に立ち会えるとな！あと出産や入院時の要望を極力聞いてくれるらしい。出産後立ち歩きたくなかったんだよね、会陰切開もしたくないし、こっちの方がいいや！
……と、いう事で第一話につながるのでありました。
