46.すこしお休みと授かり
え~、納得はあまりいってないですが、流産の処置手術を致しますと、妊娠出来る期間が早くきます。自然流産だと、内容物が出切るまで2~3週間出血が続いたりするみたいですが、私は10日ほどで出血が治まりました。で、次の生理過ぎたらまた妊娠が出来ますよ、と言われました。妊娠活動は来月から。
年齢のことが有りますから、のん気にしていられません。染色体異常で育つことが出来ないってことは、時間が経てば経つほど色々リスクが高まりますので。
女性の年齢の高さも問題が有りますが、最近の研究結果により、男性も加齢により精子の遺伝子異常が多くなるらしく、初期流産率がさらに上がるらしいです。家はどっちも40代高齢夫婦ですから、遺伝子異常リスクは高いわけだったんですね。
しかし、焦る気持ちはありましたが、一月は妊娠しちゃ駄目っていうお休み期間が有るのは心情的にホッとしました。忙しく催促される仕事をしてたんだけど、ひと段落したからお休みして良いよと言われたような……。妊娠について考えなくていい期間ってのは心や体の傷を癒すために必要だったと思います。
その間何をしていたかというと、整骨院にせっせと通ってマッサージを受けて体を癒したり、美容院に行って気分転換したり、家族で遠出をしてレジャーを楽しんだり、温泉に入ったり、なるべくリラックスに努めるようにしましたね。それで英気を養って来月から頑張ろう、と。
ちなみに流産って婦人病の扱いになりまして、医療保険に入っていると保険の対象になります。手術をしたとわかる書類を添えて保険会社に申請すると保険が降りますので、そのお金で体や心を癒すのは有りだと思います。
そして、お休みを挟んだら、また基礎体温と排卵チェッカーの併用の日々を始めました。
自慢じゃないですが、夫とは結構相性がいい方だったらしいですので、基礎体温法や排卵チェッカー併用をして妊娠活動をすると、5か月後なので、まあすぐさまって感じですね、次の授かりが有りました。
しかし、前回の流産の事が有るので、今度はあまりすぐ夫に言う気にはなれなかったんです。せめて初期が終わる12週までは言わないでおこうかなとも思っていたのですが……、結局妊娠したらどうしても起こる体調不良とか、すでにいる子の世話の兼ね合いもある。下手に頑張って動きすぎたりして、流れたとかなったら目も当てられません。
前回は妊娠判明してすぐに告げたのですが、今回は1週間くらいウダウダあっためて置いてから、妊娠したって告げたのでした。
そして、病院へ。すると前回の記録が有ったのでしょう。しょっぱなからダクチルを処方されたので有りました。
処方された薬をきちんと飲んで、なるべく安静生活をしていたのですが……。
「え?また血??!」
またしても出血が始まってしまったのでした……。




