２５．夫さんはどう？
妊娠中にやっておくべき事、というより結婚する前からしておいた方が良い事
妊娠中にやっておくべき事って、結構沢山ありますね。
赤ちゃん用品の準備や、家の中に子供に危険な所が無いかどうかチェックし、あるならどう対策するか。
ベビーサークルにするか、引き戸や引き出しにロックを付けるか。
家の整理整頓と大掃除。
忘れがちなのは、お祝いをもらった時につけるノートですね。普通のノートでもいいんですけど、まとめやすく書き込みしやすい、お付き合いをメモする専用のノートってのが有ります。親族の相関図をまとめたり、冠婚葬祭のお金のやり取りや、頂き物のまとめをしやすいように項目が整理されています。用意しとくと贈り物のメモまとめにはかどりますね。本来は結婚する前から用意した方が良いんでしょうが、子供が出来てからお付き合いを真剣に色々記録するって多いですからね～。
派生して、家族の健康ノートなんてのも。子供や家族の健康状態をまとめるのに良いのでは？
とはいえ、最も大事なのは、夫や家族にどう協力を取り付けるかですね。
まー、夫の協力をいかに強化するか、これが一番のキモでしょうね。
自分の夫は何にもしない人、言わなきゃやってくれない人と言う奥様方。
そりゃ当たり前ですって。人間出来るだけ楽に暮らしていきたいんですから。
家のお父さんは、何も言わなくても当たり前に重い物持ってくれるし、ゴミ出しもしてくれるから、男の人ってそういうものだと思ってたけど、うちの旦那は子供のオムツ替えも嫌がるし、風呂にすら入れてくれないって奥様。
そりゃ、あなたのお母さんがお父さんを家事育児する様に長年かけて仕こ…ゲフンゲフン、お願いしていったんですよ。
出来上がりレベル９０を見て、それが自分の旦那に出来て当然だなんて、どんなイージーモードですかい。あなたの旦那はレベル１ですよ。
反対にしてごらんなさい、あなたは、家事歴２０～４０年選手のお義母さんお母さんと同じに出来て当たり前と扱われて、出来ますか?
嫁は旨い糠漬け漬けるのが当たり前、浴衣も縫えるしおせちも作れる、言わなくても風呂入ったら着替えも置いておいてくれるのが当たり前、とか言われたら切れませんか？私は全部出来ませんがな。
これを肝に銘じて、夫の協力レベル家事レベルを上げて行かないと、産まれたらいきなり完璧世話焼きお父さんにチェンジなんてあるわけないじゃないですか、やだー。
家の夫だって、当初は歩く速さすら合わせてくれませんでしたが、今では赤子の風呂やら、湯上りのベビークリームも付けてくれます。
自分の手から仕事を離す、そのために工程を簡略化、人にやってもらいやすいようにすることで、自分の仕事も見直して家事のしやすい環境に整え直す。
これ、なろうの冒険者支援の小説で解説されてましたが、見て、あー、これ、家事にも言えるわと思いましたね。
目標は高く、仕事は単純に小さく。
気持ち良く動いてもらうために、環境を整える。
お礼も大事！
買い物で荷物持ってもらったら、その場でありがとう、帰ってありがとう。
お茶も入れねぎらう。
大掃除なんか一緒にやったら、少し豪華な夕食かちょっと良いお酒。
飴も適切に使わんといけませんよ。
人付き合いのマナー本に、お礼は３回いうべしって書いてましたね。
まず、その場でありがとう。帰ってから電話、メール、手紙などでありがとう。次に会った時にありがとう。だそうです。３回目はあんまりやったことないですが、２回目まではやってますね、出来るだけ。
あと、いきなりこれやってくれ、で丸投げしたって、やらないし、出来ませんって。
自分で考えてみてください。休憩中とか寛いでいるところで、お布団干してよとか、つまみ作れとか、掃除してよと言われるの。嫌ですよね。自分のペースだってあるし。
テレビ見てる時なら、番組ひと段落してからとか、お茶中なら、そのお茶飲んでから、ちょっと手伝ってくれない？とお伺い。～してくれる？くれない？というお伺いが大事ですね。そう問いかけると出来るときは良いよ、無理な時は、これこれだから後で、とかやり取りが生まれるでしょう。してちょうだい、はあんまり良くないですね。ぶつ切りで、無理な時断る言葉が出づらくなりますし。
あ、もちろん仕事帰りで疲れてる時に言うのは厳禁ですよ！
夫に家事をお願いするとき、料理なら、作ってる時にテーブル拭いて、箸出してくれない？と声掛け。やってくれたら、ありがとう。
まず一緒にやる所から。
そして小さなところから夫を動かしていきましょう。
私の場合、赤子の世話を任せていくときオムツ替えの時、お尻拭くから、足抑えるの手伝って、とか。
沐浴するけど、重いから支えるのを手伝ってとか、抵抗感が無いところから一緒にやって行きましたね。
これをやって、って言われると、余計な仕事増えて嫌だって思うかももしれませんが、一緒に手伝ってってのは、自分の子供でもあるし、嫁の方が率先してめんどいところをやってるんだから、俺もちょっとは手伝うかって感じに思って、抵抗感も少ないと思うんですがね。
そんで、手伝ってもらいながら、赤ちゃんに話しかける体で、手順を話していく。
例えば体を洗うとき。
「はい、赤子ちゃん、まずは頭から優しくいくよ～、次は首～垢が溜まりやすいからね～、赤子ちゃんの体は皮膚弱かったね～ガーゼはこすり付けちゃだめだから、やさしくでなでなで～。」みたいな感じですかね。そうすれば、夫も手順がなんとなくわかってくる。
そしたら、次の機会に夫に洗ってみる？と声掛け。それで多少洗い方がまずくても何も言わない様に。最後は「ありがとう」、洗い方で５回マズイ部分が有ったら、１か所どうしてもの事だけ、「ちょっと股のカスだけ見落としてたかも、ここね」
そうやって、上からこうしてああしてって指図するのではなく、脇に置いて仕事を見せたり、話していく。
まあ、仕事を上手に「盗ませる」わけですね。生徒になる事を嫌がる人だって多いんですから、「教える」のじゃなく「見せる」から盗ませる、の過程を取った方が素直に聞いたりする見たいです。
職人の昔の教え方ですね。仕事は盗む物ってのは、教えてもらって間違ってると怒られる、それをされるとプライドが傷つくから、まずは見る所から、見て裏で練習、その進み具合を親方がそれとなく確認、でやらせてっていう教育方法だったらしいっすよ。
なんかどっかの国の一部族なんかそんな見せる教育で、教師って存在が無かったらしいですね。
まー、たしかに上から押し付けられるってのも、腹立たしくなるもんですし、男社会たる職人世界で「盗む」という教育方法は有効だったんでしょうね～。奥様方も上手に盗ませましょうね。
色々夫が動くようになってからですが、里帰りするなら、留守の間夫にやってほしいことリストを書いて、必ず見える所に張っておくと良いでしょう。冷蔵庫の扉とかね。
ことづけたって、忘れますからね。
絶対やってほしい事を上に、出来ればやってくれたらうれしい事を下に。
要は重要度の高いものから、順に書いておくって事ですな。
項目の半分もやってくれてたらありがとうですよ！
家の夫は８割やってくれたので神。出産後のクリスマスプレゼントはちょいと豪華にしましたよ。
まあ、さんざん夫の動かし方とか書いておいてからに今更ですが、実は家事をしない男が身の回りに居ないので、あんまわからんのですが、いまだに何もしてくれないって男結構多いんですな～。
何でなんでしょうね？お母さんが男の子可愛がり過ぎ？
お手伝いやらせない、子供から離れられない、それやるとマザコンやら亭主関白フラグでは？
嫁が家事やりすぎ？そんなの増長していくだけでは？
現実の俺様って、勘弁してくれってなもんだと思うんですけどね～。
もっと夫を動かそう！自分の息子も娘も動かそう！
以上駄目嫁指南でした。
私の家事のしないことといったら、亭主関白の旦那のごとくだぜ！夫よいつもありがとうね（はあと）
……しかしながら、色々誘導したり頼んだりしても、全く動かない男ってのはやっぱ居るものだと思います。
もうそういうのは、夫に選ばないべきだと思うんですけどね…。
前にも書きましたが、夫の協力も大事だけどそれが得られない場合もあるし、時には二人で病気ダウンする場合もあったりするわけなので、公共サービス民間サービスでファミサポとか家事サービスなどお住まいの地域で受けられる家事や育児サポートサービスを調べておいてくださいね。育児サービスは子育て支援センターで聞くのが最強です。公共民間問わず教えてくれると思います。民間サービスはネットも良いですが、タウンページも意外と色々載ってるし、郵便口座持ってる人はポスタルくらぶに入会してれば色々サービスが受けられて相談電話が出来ますよ。いちいち調べるのがめんどいときに便利です。
だって、楽して生きて行きたいじゃない、人間だもの。
そのために、どう人に気持ち良く動いて頂けるか、常にやってもらうことを考えています！使えるサービスも調べます！
まあ、ヨメがまったく家事しないのもどうかと思うけどね！程度問題ですよ。
