24.避けるべきものとそうでもないもの
妊娠中避けるべきものと、そうでもないものをつらつらと。
ちょっとナチュラリストをディスっています。
さて、一人目ちゃんは、つわりが結構軽い方でした。
吐き気もちょっと胃がもたれた感じ、たまに軽い二日酔い程度の吐き気。そんなもんでしたね。
しかし、内臓のムカつきだけが妊婦の体調不良では無いわけでして、関節痛に非常に苦しみました。
腰は勿論ですが、膝痛がかなり酷かったです。なんでしょ、コラーゲンが子供に吸い取られるんでしょうか?二人目の時も結構膝腰の関節が痛みましたね。
整形外科に行っても、妊婦に薬は出せないとか言われて、昔ながらの紙テープで貼るシップしかもらえず。
産婦人科で膝痛を訴えて、鎮痛剤入りのシップをもらいました。ロキソニ○は神です。モーラ○おめーは駄目だ。
あと、整骨院は健康保険適用でマッサージしてくれるのでお勧めです。良く通いました。ちゃんと妊婦ですって言ってから施術を受けましょう。
接骨院もマッサージしてくれますが、より病院に近い施術を目的としてるので、慢性疲労とかには向きませんね。いつ、どのように患部に不具合が起きたかってのを聞かれますので。脱臼とか捻挫といった症状向け。
針灸も凝りほぐしにはいいかと思います。
あと、浮腫みはどうしても出てきますね。足を押してへこんだままになるって、初めて体験しました。せいぜい2mmくらいの凹みですが、びっくりしますね。塩分を取りすぎると、むくみが激しくなるらしいです。りんご酢がカリウムの摂取に良いとか。カリウムで塩分を輩出しましょうね。
体にいい物はともかく、体に悪い物もきちんと調べましょう!
妊婦の飲酒と煙草はやめましょう!とはよく聞きますが、そんなもんは可愛い物。もっともっと絶対取っちゃ駄目な物があるのです!
それは菌や寄生虫が感染する確率が高い生ハムと生野菜!
以下これ厳重要注意リスト
●トキソプラズマ原虫
妊娠中の初期感染に要注意(抗体を持っている場合は大丈夫)
生ハム、スモークサーモン、生肉や生野菜、ガーデニングで感染。
土いじりするとき、肉調理の後は良く手を洗いましょう!
赤ちゃんの脳や目に障害が残ることがあるのです。具体的には、脳に髄液がたまる水頭症や目に炎症が起こる網膜炎などです。
トキソプラズマ抗体検査って血液検査を受けることが出来ます。半数の産科病院で検査受けられるとか。
●リステリア菌
早産や胎児の髄膜炎、敗血症を招きます。
食中毒を起こす菌で、生もの、非加熱物全般がこれの感染元に当たりますねえ。
スモークサーモン、生野菜、サラダや屋台の冷やしきゅうりなんかも見落としがちですが、加熱してないものはやめておくのが良いです。
弁当でジャーサラダとか、流行りましたけど、妊婦はやめましょう。
●フグ
言わずと知れた毒魚。
大人は平気でも胎児や乳児には致死量の毒のことがあるので、やめときましょう。授乳中もね!
以下は取りすぎ要注意リスト
*動物性ビタミンA
特に妊娠初期における、動物性ビタミンAの過剰摂取は奇形を招くと言われてます。
うなぎ・レバーがそれらですね。レバーは重金属なんかも蓄積されてる場合もあるからやめときましょう。貧血だとレバーって良く勧められる食材なんですけどね……。まあ、少し食べるくらいならいいでしょうけど、妊娠中の貧血は病院で鉄剤もらった方が話が早いですよ。ウンコ真っ黒になるけどね。
*ビタミン剤のビオチン
これも催奇形があるらしいです。肌や髪に良いとして、人気が出てるみたいですが、妊娠中はやめときましょう。
あと、もちろんお腹壊す可能性の高い物もやめた方が良いですよ。
お祭りなんかの屋台物、牡蠣とか当たるとやばい物はやめた方が無難でしょうね~。
お腹超壊して下痢しすぎると、流産が誘発されちゃいますよ。
結構なあなあ、適当な私でも、上の物らは避けてましたね~。死んだり障害が出たりする可能性が高い物はやめようね~。特に病菌は怖いよもう。
実は生ハムも馬刺しも牡蠣も好きだったけど、妊娠初期はなんか気持ち悪くてそういうの食べる気にならなかったんですが、つわりって、妊娠中は避けるべきものを自然に避けるための自然の防衛機能って言われているらしいですね。
生ものとかニオイの強いものは、食べようとすると具合悪くなりますもんね。
あんまり神経質に情報を求めなくても、体が拒否するものを避けていればいいという。結構人間ってうまくできているものです。
酒大好きな私でしたが、つわりで安定期まで見たくも無くなりましたしね。
まあ後期からちょっと飲みたくなったわけなんですが。
ノンカフェインだから良いと思われてるかもしれませんが、ハーブティーも妊婦はやめとけって物の方が多いっす。ハーブって要は薬草ですから。薬って良くも悪くも影響が強いっすよ。副作用だってあるんです。お薬大好きな私はハーブも好きで、効能を求めて良く飲んでました。しかし毎日頻繁に飲むんじゃなきゃ、そこまで気にしなくてもいいじゃんって部類の物でもありますけどね。
一般的なハーブで結構やばめのはセージ、多量摂取は子宮痙攣を誘発するとのことで、セージと付くものはやめた方が良いっすよ。リラックス効果のカモミールも良く飲まれてる種類ですが、これまた子宮収縮作用があるんで、やめときましょう。ハーブティーじゃなく、薬草茶なんかもやめた方が良いのがあります。一般的な薬草茶って、ハトムギですかね。これも多量は流産誘発します。首イボの除去にハトムギクリーム塗ってて、ちょっと焦りましたが、飲んでなかったのでセーフでしたかね。ハトムギは体内の異物を体外に排出する働きがあるためイボ取りで有名ですが、胎児もイボとして除去しようとするらしいし、子宮を収縮させたりするみたいですよ。まあ、あとはググってください。
コーヒーも1日2杯は良いとか言っておきながらですが、《食後》の茶はタンニンやカフェインが入ってるのはやめた方が良いです。せっかく食事で取ったミネラル分が吸収されなくなっちゃいます。カフェインは、鉄分だけでなくミネラルの吸収も妨げてしまいます。
タンニンは鉄分と一緒に摂取すると、その鉄分と結びついてしまうため、体に吸収されないことに。
ただし、貧血で鉄剤処方されて飲んでるならあまり関係ないみたいですね。やっぱ薬最強ですな。病院じゃなく一般的に店舗で買える鉄剤、ドラッグストアのビタミン・ミネラル剤の類は、健康食品扱いの物より、医薬品扱いの物の方が吸収が良いですよって、薬剤師さんが言っていました。成分の粒の大きさが違うとのこと。医薬品扱いの物の方が分子が小さく体に吸収されやすく作られているんですって。値段も医薬品扱いの方が高いのはそんなわけなんですね。
それから意外に思われるかもしれませんが、自然派が過ぎると危険な食品もあります。麦の麦角菌中毒がそれですね。麦角菌って危険なカビで、その毒素である麦角アルカロイドは幻覚麻薬であるLSDの誘導体でもありますね。農薬で消毒してればいいんですが、無農薬麦のパンが麦角菌に汚染されてて死亡って事故が起きたことがあるし、農薬が開発される前や、農薬が普及していない国でしばしば麦角菌中毒による死亡なんかも起きています。これ、致死量じゃなくても流産を誘発するんですね。ホオズキの根みたいに、大昔から堕胎薬として使われてたみたい。自然って地球には優しいかもしれないけど人には厳しいですよ……。農薬使わないと、自分を守るために自家農薬を作り出して、成分が人の体に悪くなる野菜もあるんですね~、それより適切な薬使われてる方が人に優しいっす。
他にも避けた方が良い食品、薬剤なんかはありますが、やたらと避けすぎてもそれどうなの?って気がします。
お酒とかコーヒーなんか最たるもんで。
どっちも好きな私は、飲めなくてストレス!ってなりましたから。
じゃあどれくらいなら良いのか?ってのを調べたりしてちょっと飲んじゃってたり。
酒が悪いから全面禁止って、禁酒法並みの悪法じゃねーのとか。完全に絶つと逆に反動がすごいっすよ……。
全く我慢するより、おちょこ2~3杯くらいにして、酒の味をちょっと嗜んで気を静めて後はノンアルビールで我慢とか。
煙草だって、3日に一遍半本くらいいいじゃんとか思うんですがね。いきなり止めるって難しいでしょうし。
やめろと言ったりけど我慢できないなら良いよと言ったり矛盾するようですが、要は色々と「ほどほど」を実践すべしってことです。
押さえるべき所は押さえ、ちょっと息抜きするところはして、過不足なく過ごすのが良いと思います~。
いきなり聖人君子にゃなれませんわ。
妊婦になったから明日からあれ駄目これ駄目とか節制しろとか。
太るな言われても、チョコやケーキも食いたいっすわ~。
少しは良いよでも食い過ぎは駄目よ!ちゅうことです。
でも毒と菌は駄目だ。
首イボの除去にハトムギクリームは私には有効でしたね。
塗ると2日くらいで面白いように取れた。
ダイソ○さん、あのクリームなんで取り扱い止めたんですか……すごくよかったのに。
妊娠初期だけであとは首イボ出来なくなりましたから、あれも妊婦の体の不調だったのかな~、後で良く調べた時にハトムギが危険だったと知ったときにはまあ、ちょっと焦りましたが、あの効き目じゃ確かに飲んでたらやばかったかもですね。ちなみにドラッグストアの漢方薬コーナーでヨクイニンって名前でハトムギ安く売ってますよ。




