死体安置所で死んだ少女と素敵じゃない出会い
また一つ新しい物語ができましたので投稿します
では閲覧よろしくおねがいします
「いやあ いつも すいませんね。」
地下の階段を歩いてい行く
ギギと扉が開く
暗く湿った死体安置所
地上から水滴がぽつりぽつり
そこには身元が定かではない死体が並んでいる。
「こちら 本日、川から流れ着いた少女のご遺体ですぜ旦那。」
少女の遺体をみる黒いステッキを持った黒いローブをかぶった青年。黒く長い髪がぼさぼさのネクロマンサーのルイーズ
そこには金髪の綺麗なドレスの少女の遺体
「旦那 ちょっとは喋ってくだいよ いつも怯えたように。」
ルイーズの肩に乗るコウモリが代わりに喋る
「ルイーズ ねえ この子でいいでしょ?可愛い少女だよルイーズ。」
緊張を隠せないルイーズはおどおど喋る。
「そうだね・・バッティ・・そうこの子にしよう。」
「そうだよルイーズ 可愛い少女だよ。」
「じゃあ 旦那 金貨10枚でいいかい?」
ルイーズは緊張しながら
「あ・・はい これをぞうぞ。」
懐の袋を取り出して金貨を中年の男に渡す。
「だんな いつもすまないな これで借金と今晩の酒代になる。」
「レオさん・・いつもお世話になります。」
「もうちょっとは胸張ってくださいよ。ほらいつものお付きを連れて・・・」
「・・そうだね 皆こっちに来て・・」
そこに現れたのは黒い紳士服の青年たち。
血の気がない青年たちは少女を大事にそうに棺に入れて
「だからルイーズ コルスさんに早くお礼して。」
肩にのるパッティ
「ほらほらルイーズもう行こうよ。」
「だから だんなちょっとは喋ってくださいよ。」
肩を震わせながらルイーズは
「あ・・また来るよ・・コルスさん・・ではまた。」
そうして死体安置所の建物をでる一行。
街は夜の静寂で人はいない。
待ちある街路樹にある街灯がちょっとした道案内
棺をはこぶちょっとした行列
まるでお葬式の送別のように
街の影で不良そうな若者がこそこそ話
「見ろよ・・ルイーズがまたいつもいつも死体を運んで。」
「まったく惨めなことだぜ 死体だけがお友達なんだから。」
「それより俺達 飲むに行こうぜ。生きた可愛い子ちゃんでも引っ掛けにいこうぜ。」
「そうだぜ あんな不気味な行列なんてほっといて。」
怯えるルイーズを先頭に一行は夜の街を行進してゆく。
館に着く
まるでお化け屋敷なような館
庭もお手入れがされてない雑草だらけ
地上から館を蔓這う不気味なつる達
一行は館の扉を開く
ギギーと開く館の扉
暗い大広間
そこにあるキャンドルに火を付けるルイーズ
その中心の台座に少女を大事そうに置く黒い紳士服の青年達
「いいよ 君達・・ほら・・・もう行っていいよ。」
黙ったまま館の奥の部屋へ入ってく青年達の行列
「じゃあ いくね バッティ」
「だから もうルイーズ僕だけにはっきり喋って、これじゃ亡くなった父さん母さんがあの世で泣いてるよ。」
ステッキを少女に向けて呪文を唱えるルイーズ
ぱち
「あれ・・ここは?私、社交界にいたはずなのに・・ドレスも濡れてる?」
バッティが驚いて
「ねえ!見てよ!ルイーズ!喋ったよ、死体が喋ったよ!」
館をひらひらルイーズの周りを飛んでくバッティ
「ひい・・・」
怯えるルイーズ
「ねえ君 ここに運んでくれたの 有難う。でもなんでこんなところに?」
ドレス姿の少女は立ち上がり館の周りを見る。
バッティが
「ほらルイーズ 挨拶して!せっかく意識がある少女なんだから。」
「でも・・バッティ僕が人見知りな事知ってるよね。どうやって挨拶していいの?」
「ねえ 君はっきり喋ってよ ここどこなの?」
「ひい・・ごめん。こんなはずじゃ・・・なかったんだよ。」
バッティが少女顔の前にひらひら飛んで
「君は死んだんだよ 川に流れついたんだよ。」
「え・私、死んだって。嘘よね?君はっきり喋って!早く!」
「ひい・・」
怯えるルイーズ
「そうだよ・・君は身元不明の死体ばかり死体安置所に眠っていたんだよ。」
「ちょっとははっきり喋ったね。でも嘘ばかり言って。君友達いないでしょ!」
バッティが
「いや 本当なんだよ。君は死んでたんだよ。」
今度はバッティがルイーズの周りをひらひら飛んで
「ルイーズどうしよう。意識があるんだよ。蘇ったんだよ死体が!」
「だから僕はどうしたらいいんだよバッティ。」
「このまま帰すわけにいかないんだよ はっきりしてしてよ!眠らせなきゃ!」
「ああ・・そうだね。バッティ 今眠らせるから。」
呪文を唱えるルイーズ
「ねえ君さっきからなにやってるの?」
バッティが
「ルイーズどうしよ!眠らないよ!こんな事初めてだよ!」
「も一度やってみるよバッティ。」
また呪文を唱えるルイーズ
「だめだよバッティ・・・眠らないよ。どうしよう・・・」
「だから君 さっきから何やってるの?早く家に戻らなきゃ。」
バッティが
「もうルイーズ、僕が薬を持ってくるよ。それよりおどおどしないでよ。」
「君、私をさらってきたの?どういう事か分かってるよね!お回りさん呼ぶわよ!」
「ひい・・いや違うんだよ・・・君は本当に死んでいたんだよ。」
「もうそんな気味のわるいローブなんて脱いではっきり喋ってよ!」
バッティがひらひら爪に袋をつかんで
「ほら ルイーズ、眠り薬持ってきたよ。はやく飲まさなきゃ!」
「バッティねえ どうやって飲ませるんだよ。」
「少女に頼むんだよ。なんとか騙してほら早く。」
「だからさっきからなにを言ってるの?それにこのコウモリ喋ってる?!君は一体?」
「僕は そう・・・・死体使いのルイーズ街の嫌われものなんだよ。」
バッティが
「もう仕方ない。ルイーズあいつら呼んでくるよ!はっきりしてよ!まあちゃんと自己紹介できたのはいいけど。行くね!」
少女が
「あれ君よく見たらハンサムだよ。髪の毛を切って身だしなみを整えたらモテるわよ。」
「いや・・僕は街の嫌われ者なんだよ・・」
「ちゃんとしたら別人に見えるから大丈夫よ・・ルイーズって言うんだったけ君。私そのぼさぼさの髪の毛、切ってあげようか。自慢じゃないけど、そういう事は得意よ。弟達の髪の毛も切ってるんだから。ほらはさみを持ってきて。」
「そんなこと言われても。」
「ちょっとはおどおどしなくなったじゃないの。ほら早くはさみを持ってきて!」
バッティが黒い紳士服の青年を二人連れてきた。
少女はびっくりして
「ねえ 君この人たち誰?」
「ああ・・それは僕のいう事しか聞かない死体達なんだ。バッティは特別なんだけど。」
「死体?君いくら友達がいないからって、それはあんまりよ!知らないからね!この人達にも家族がいるんだから!じゃあもういいわ!私は行くよ!じゃあねルイーズ!」
去って行こうとする少女
「あれでも、ここどこかしら?ルイーズ教えて。」
バッティが
「もうルイーズ もう部屋に連れていくよ!この子は!ほらお前らこの子をお部屋へ連れて行って。」
黒い紳士服の男たちが無表情で少女を連れて行こうとする。
「ちょっと待ってよ。どいてよ!私は帰らなきゃ!」
無理やり二階の部屋に連れいかれる少女。
バッティが
「僕達も行くよルイーズ 部屋に鍵をかけなきゃ!」
「うんそうだね。バッティ道案内してよ。」
「だから君の家なんだか、もう仕方ない着いてきてルイーズ!」
「ちょっと待って私は帰るんだけら、君これ犯罪よ。私知らないからね!」
暴れる少女を無表情の紳士服の青年二人が二階の部屋へ連れていく。
部屋の扉を開ける。
ばんっと少女を部屋の中に突き飛ばす無表情の青年達
バッティが
「そんな乱暴に突き飛ばすなよ!お前ら!ほらルイーズ部屋の扉しめて鍵をつけてよ!」
「うん・・・分かったよバッティそうだね。」
「ちょっと待ってよ監禁なんてしても、すぐばれるよ!もう知らないんだから!」
扉を閉め鍵をかけるルイーズ
バッティがルイーズの肩に乗って
「じゃあ、お前ら行っていいよ。棺桶に入っていいよ!」
無表情で去ってく青年達。
バッティがルイーズの肩から離れてルイーズ回りをくるくる飛んで
「もう元の死体に戻そうよルイーズ!」
「でもバッティがせっかくの可愛い子だから」
「なにを言ってるの!ルイーズ!それより死体に意識をがあるんだ大変だよ!」
「そうだねバッティ。書庫に行こう調べなきゃ・・・」
そう言って一階にある書庫に向かっていくルイーズとコウモリのバッティ
閲覧いただきましてありがとうございます
前から温めてきた作品なので
順次投稿させていただきますので宜しくお願いいたします
では失礼します




