始まり
自分の性癖と別サイトの二次創作をオリジナル作品としてリメイクしてみました。
趣味は人それぞれだっていうけどね。どうしても許せないことってあると思うんだ。
私の趣味ははっきりと不快と思う人はいるだろうが・・・・百合の間に挟まる男が大嫌いだ。
魔法少女ものや美少女アニメなど、近年多種多様なジャンルのものが登場する中でそれに比例して私の憎むべきジャンルも増え続けている。百合の間に挟まっ特に私の推しとくっつく男オリ主共には殺意すら湧くほどだった。
だからは私は今死ぬほどに焦っている・・・趣味友達と飲んでいた勢いで論争になってそいつをぶっ殺しちゃった。
だって魔法少女系のお兄ちゃんポジとのカップリングこそ至高とか言うもんだからさ
切れちまったよ久々に。
アイスピックで後頭部をぐさりと何度もやっちまった訳よ。
ふふふ・・・・全ては尊き清浄なる世界のためにって奴だよ。
私はそれから今まで決まっていた進路なんかは全てパァーだ。
なので私はもう開き直ることにしました。
夏の同人誌即売会を襲撃する計画を立てたのです。
元々コスプレで出る為に申し込んでた殺してしまった友達の衣装を使わせてもらうことにして、私は武器の調達とターゲットのリストアップ、バラした友達の処理を行うことにした。
武器はバラした友達の部屋にあったエアガンの並行輸入品、しかも海外基準の威力のものに戻したものを幾つかと同じく友達の家にあったモノホンの日本刀、ホームセンターで買った切断系工具と安物の電動ドライバーなどを購入していく。
そしてこれが1番の苦痛だった。某イラスト投稿サイトの間に挟まった男のイラスト投稿者の中で即売会に出ている作家とサークルを検索し、リストアップする作業で私の観たくもないものを見るハメになっちまった。
こうして更に私は私の聖域を汚す奴等に対しての殺意が更に強くなったな。
そんなこんなで日が経って即売会当日の朝、私は会場に無事に入ることに成功した。
控え室にてぴちぴちの赤スーツに袖をの通して、赤と黒の覆面を被り、武器をスーツのホルスターにセットして、同人誌ブースへ足をむける。
そして同人ブースの入り口は到着した私はエアガンのスライドを引く。
「さあ、ぶちかますとしますか・・・・・Let's fuckin' go!」
私を同人誌を買いに来てくれたと勘違いしてくれたのか。挨拶をしてくれたり写真撮影を頼まれて、写真を一緒にとったり私の好きな作家の新作同人誌を買ったりと寄り道はいっぱいあったものの等々目当ての作家のブースについた。
「あ、ありがとうございます。新刊の購入ですか?」と聞かれるが私はそれを無視してエアガンを発砲、サークルの作家の間に着弾したのか顔を抑えている。
「ちょ、なにするんですか。え・・・・?」と私を取り押さえようとしたやつの手をモノホン刀で切ってやったのだ。そこで悲鳴があがり、会場がパニック状態になる。
目を撃った奴の口に今度はエアガンを突っ込んで発砲。
「ありゃりゃ、もう動かんくなっちゃったか。さ、次はどいつかな。」と私は弾切れのエアガンをその辺にホルスターにしまいもう一本の刀を抜き放つ。
「さあ、私はあんまり無駄な殺しはしたくないから、さっきみたいに取り押さえようとして、私の邪魔をしない限りは殺さないでおいてあげるからさっさと逃げなさい。」
私のその言葉に会場にいた客は更にパニック状態になり、逃げ出すが
「おっと、そこのあなたとお前とお前とお前とお前はダメだよ。」
逃げ出そうとした他のターゲットの足に刀を投げて突き刺し、他のターゲットもエアガンで足を狙って撃つ。
「あーあ、せっかく無駄なことはしないって行ったのに、お前達が逃げるから他の客に当たっちまったろうが!」と弾が当たった部分を抑えて泣きじゃくるターゲットの頭を蹴り飛ばす。
「いや、いや、お願いやめて・・・」
「ふーん、でもさ。お前が書いたキャラ達がやめて欲しいって思ってるとかって感じた時、お前はその表現をやめるのか。辞めないよな。」と私は殻になったエアガンを捨てて、腰の電動ドライバー取りそいつの眉間に当ててトリガーを引いた。
「いやぁ、こりゃすごいわ。潮◯きみたい。さ、じゃあ次は君かな。おっとあたりどころが悪かったかな。もう死んでら」
とさっき投げ捨てたエアガンが後頭部にぶつかって死んだターゲットの身体を確認しながら呟く。
それからわたしはターゲット達を私の思いつく限りの方法でぶち殺してやった。
一通り殺し終えて、帰って買った同人誌でオナニーでもしようと出てみると建物の周辺は警察に囲まれていた。
おお〜、いつまでも突入して来ないから何をしてるのかと思えば・・・・
『犯人につぐ、ここは完全に包囲されている。大人しく捕まりなさい。』
と拡声器の音が耳に入るがなんだかんだ、私は大人しく死ぬつもりはない為、電動ドリルを眉間にあてて
「とめろ!!!!!!!」
それを止めようとする警官の怒号をBGMにトリガーを引く。
そして、私の激痛と共に私の意識は暗闇へと落ちていくのだった。
次に目覚めるとそこは随分と禍々しい空間
真っ暗な空間に私はいた。
「地獄にはしては暗いだけで随分と殺風景ね。」
「やあ、いらっしゃい。君は死んだんだ。あんなに盛大にやったから覚えてるだろうけどね。」
辺りを見回していると、私にそんな言葉をかける声が聞こえた後ろを見るとなんというか随分と天使みたいな見た目の奴がお茶を楽しんでいた。
「あんたは、こんなとこにいるってことは閻魔大王が何かか?」
「いや、あの爺さんは今は、自分の後継問題の手続きでそれどころじゃなくてね。代理のものが死者の裁きを行ってるよ。」
「で、私も本来そっちに行くべきなんじゃない?」
「うん、だけどね。君は私の目に止まってしまった。君、私の眷属になるつもりはないか?」
「あんたの眷属?」
「そうそう、君あの即売会で散々殺したと思うけどその中には我々の同類がいてね。」
と着席を促し、私のいる方にコーヒーの注がれたカップをおく。
「ふーん、それでその神様をぶっ殺した私がどうしてその御同類のあなたの使い走りにならなきゃいけないの?」
「うむ、つい最近といっても君たちの尺度で合わせれば10年程度の期間だが神の間でとある遊びが流行したんだよ。」
「遊び?・・・」
「異世界転生って知ってるかい?」
「まあ、そんなに詳しいわけじゃないけれど」
「神は自分達の世界の人間の魂を別の管轄の神の世界に転生させてそいつのおくる人生を見て楽しむそんな遊びさ。だがそれが横行したのがよくなかったその遊びて選ばれる魂は善良な人間ばかりでね、そんな人間達が幸せな人生を送るという内容ばかりが続いた為、神々は早々に退屈してね。
選ばれる人間の魂も悪辣なものが増えて送る人生も苛烈なものに代わりその内容も千差万別になったんだけど、その分様々な転生者のせいで様々な被害がでている。差し当たっては」
と何処からか取り出したのかテレビのリモコンみたいなもの取り出してスイッチを入れると映像が流れる。
そこに映し出されたのは私の好きな魔法少女アニメの世界と思われる世界が何分割にも映像には私の推しに艶っぽい目で見られる男どもの姿が映る。
「で、私は何すればいいの?」
「うんそうだね。まあ、とりあえずは異世界に転生した奴らの抹殺と転生特典と呼ばれるもの回収ってとこかな。」
これはあれか、神々のやらかしとはいえど
私の推しにすり寄るゴミ共を排除出来る、
私が殺した奴らの二次創作のような結果を生み出した世界もあるかもしれないならばわたしの答えはひとつだ。
「いいわ。OKやってあげる。」
「そうか。それはよかった。仕事をするにあたり、選別を与えよう。」
と私の方に手を向けて光をあてると私の目の前に紙が落ちてくる。
そこには与えられたギフトと書かれており、その下に番号が振られていた。
えっと、まず①が不変、②無限の物資、③ぴちぴちの赤スーツと仮面と書かれていた。
眷属としての姿はこの赤いぴちぴちスーツに固定なの?
まあ、いいか。こうして私の神様の眷属ライフが始まるのでした。
最後まで読んでくれてありがとうございます。