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神は此処にありて Cパート&次回予告

 サブタイトルの通りCパート。つまりエンディング曲が流れた後。


 ようやく校舎から出てきた六華が見たのは、遠方の校門付近に立つ巨大な女性と、その背後でもうもうと登る爆炎だった。


 昼にも関わらず外は暗いが、それも段々と明るくなっていく。よくある事なので特に気にかけない。


 さっきから外でポンポンと音が鳴っていて、流石は日本屈指の名門校。入学式には花火が上がるんだなぁと間の抜けたことを考えながらトイレを済ませた六華であったが、ここにきてようやく何かがおかしいと思い始めた。


 遠くに立つ女性が黄色い球状のフィールドに包まれ、そのフィールドがすぐに消えたと思ったら、巨人がいた場所に巨大な赤サソリが浮いていた。まるで手品だった。


 その赤サソリは地上に降り立ち、のっしのっしと六華がいる校舎へと歩いてくる。六華のことを一瞥もせずに隣を通り過ぎ、赤レンガの塀を超えてどこかへと消えていった。


 その様子を首だけで追って、再び正面を向いた。地面に三々五々に尻もちをついていたり、寝転んだりしている生徒にようやく気が付いた。


「……え? なにこれ」


 遠くから、サイレンの音が聞こえ始める。


 続けて奇妙奇天烈な音も聞こえてくる。六華は何の音か理解できていないが、これは奥多摩の町に立てられた幾本もの防災行政無線スピーカーが喧しく鳴いている音だ。配置間隔と音速の差で自然と不気味な輪唱を奏で、ついでに奥多摩の山々に反響して、更なる混沌音を生み出している。


 そこらに転がる生徒たちから、立て続けに携帯電話の着信音が鳴り出した。


 ウンコの匂いがする。あまりの臭さに鼻が曲がりそうだった。



 場所を移す。六華がいる高等部校舎の昇降口から、戦いがあった現場付近へと。


 理事長代行梅崎勝治郎74歳は大池にスピニング・レッグロックを掛けながら、人権侵害確実な罵詈雑言を添えて尋問の真っ最中だった。ジュネーブ条約違反間違いなしだ。


 どうしてこんなことになっているのかと言えば、ローズ・スティンガーに摘まませていたテロリストが小便を漏らしていることに気付いた麗奈が「うわっ、汚らしいですわね」と思ったせいでローズ・スティンガーが放り投げたせいである。


 世にも情けない悲鳴を上げる大池が地面に激突からの人間ミンチ化する寸前、梅崎が獅子王流柔術にて受け止めた。受け止めると同時に技をかけていた。尋問が始まり大池の悲鳴の質が変わる。そこに春光止めに入るかと思いきや尋問側に加わって、腕ひしぎ十字固めを極めながら、警察庁長官を務める父親へと携帯電話で連絡している。


 大池の悲鳴が上がる。


 五十鈴の悲鳴が上がる。両目を押さえて地面を転がりまわっていた。空から降りてきた麗奈のスカートの中を五十鈴が覗いていたと有栖が報告したからだった。麗奈は一切の躊躇を見せず、即座に目潰しを敢行した。


 すぐに警察が来るだろう。


 すぐに国防軍が来るだろう。


 すぐにマスコミが駆けつけようとして、その全員が検問所で足止めを食らうだろう。また何人か射殺されるかも知れない。



 時は2000年4月4日。奥多摩の森の奥深く、馬鹿が打ち上げた花火をきっかけに、ドール・マキナ1機分を材料にした狼煙が上がっていた。


 激動の時代の襲来を、全世界に知らせるために。



   ●


 イギリス女王の執務室にて、時代錯誤な電話のベル音が鳴り響いていた。部屋の主が受話器を耳に当てれば、


『おうおうおう、聞いたかよぉ? 《マリアの遺産》が出たってよ』


 電話相手は名乗りもせず、いきなり要件から入った。女王も承知だ。何せこの受話器はホットライン。話し相手は一人しかいない。


 ()()()()()。日本の天皇と合わせて、世界に二人しかいない『エンペラー』。


「耳が早いことですねぇ。こんな朝一番に」


『遅ぇくらいだ。何せコトが起こったのは6時間以上も前だからな』


 女王は優雅に笑った。


「あなたも真夜中にたたき起こされた口ですか?」


『おうよ、勘弁してほしいもんだぜ。最近は年のせいか、あんくらいの時間にはだいたい起きてるからいいんだけどよ』


「それで? わざわざ愚痴を言うためだけに、この非常直通回線(ホットライン)をご利用になられたの?」


『まさか。いくら年でもそこまで耄碌しちゃあいねえよ。ガル……うちの孫のガーラン、覚えてるかぁ? お前さんとこの孫っことも仲が良かった』


「ええ、ええ。覚えておりますとも。ライナスのお友達でしょう? この間も遊びに来てましたもの」


『そうかい。んじゃあ話が早い。ガルが日本に行きたがってる』


「あら。それはやっぱり《遺産》が理由で?」


『他にあるもんかい。あいつはマリア・フォン・ゴルディナーの大ファンだからな。それでだ。お前さん、一枚嚙む気はねえかい?』


 皇帝のその言葉に、女王は人の好い笑みを浮かべていた。可愛い孫が喜ぶ姿を、その脳裏に浮かべながら。


   ●


 アメリカ合衆国大統領がその連絡を受け取ったのは、早朝、彼がホワイトハウスに到着し、車から降りた直後のことだった。


「……キャンセルだ」


「は?」


 話を伝えた秘書が聞き返す。


「今日のスケジュールだよ! 全てキャンセルしろ! 『南の島』に通信繋げっ! 大至急だ!! レムナント・インダストリアルにも連絡を入れるのを忘れるなよ!!」


「は、はいっ!」


 複数人の秘書全員が全力で走り出し、ホワイトハウスの中へと駆け込んでいった。それを見送った大統領は懐から葉巻を取り出し、歯で吸い口を食い千切った。ポケットを数度叩いたのちに眉根を寄せ、「君、火を持ってないかね?」と運転手に尋ねてシガーライターを受け取った。


 火をつけ、肺一杯に煙を吸う。


 ―――今日は、私の人生で一番忙しい一日になりそうだ。


 鼻から盛大に煙を吐き出しながら、覚悟を決めていた。残りの葉巻の数を確認する。普段ならともかく、これからの仕事を考えると足りないことは明白だった。


「しまったな」


 開けっ放しになっている玄関を見た。ついでに、葉巻の補充も頼んでおけばよかった。


   ●


 二機のドール・マキナが、まるで演舞のように高速で立ち回っていた。同型機だ。色と武器が異なっているから判別は容易い。


 赤と黒と金で彩られた機体、カルージャは同じ色を持つ長槍を振るい、


 青と白と銀で彩られた機体、アルジーナは巨大なボウガン状の武器を回転させて槍を弾いた。


 アルジーナが後ろに下がりながら弾丸を放ち、カルージャは槍の切っ先で弾を切り飛ばす。


 弾丸は爆発はせず、しかして爆ぜた。ペイント弾だ。穂先と地面がショッキングピンクで汚れていく。


 槍を打ち、弓が弾き、砲を撃ち、刃が斬る。


 それらを幾度と繰り返すうち、アルジーナがこれまでと異なる行動を取った。跳躍し、空から赤と黒のマーブル模様の砲撃を、ビームを放ったのだ。


 応じるカルージャの槍、その穂先が中から爆ぜた。爆裂ボルトで模擬戦用のカバーを剥がし、本来の穂先を露出させる。その穂先は一瞬で黄色の輝きを纏う。プラズマ・スキンだ。プラズマはビームの粒子と強い反発性を持っている。対ビーム兵装として広く使われている技術だ。


 ビームと穂先が接触し、拡散した奔流が地上を高熱で焼き焦がしていった。


 アルジーナが地上に降り、カルージャが槍を構え、互いに直進しようと力を溜め―――



「おやめくださああああああい!!!」



 突如介入してきた少女の肉声に、同時に動きを止めた。二機が同じ場所を見る。訓練場の出入り口の一つに、ヘレンガ(インドの民族衣装)を着た褐色肌の少女が立っていた。


『ハリシャ! 鍛錬中は邪魔をするなと言っているだろう!』


 アルジーナから声が飛び、


『言わずとも、ハリシャはよく理解している』


 カルージャの操縦者がそれに反論した。


「鍛錬では!! ビームも!! プラズマも!! 使わない約束!! です!!!」


 ハリシャと呼ばれた少女が順番に二機を指差す。拡声器顔負けの大声が訓練場に響き渡る。


『先に使ってきたのはアージュンだ。オレは悪くはない』


『フンッ! ペイント弾程度では訓練にならん。それにルドラも私が撃つ前にカバーを割っていたではないか』


 ハリシャを放置し、いつものように二人は口論を始め、


「将軍閣下がぁー!! お二人をお呼びになられてまぁああす!!!」


 ハリシャの叫びに、同時に言い争いをやめた。


『父上が?』


『……』


 カルージャが無言で格納庫へと歩き出す。アルジーナが慌てて追いかける。


『おい、待てルドラ!』


『お前も準備をしろ、アージュン』


『だから先に行くな! 兄の私が先に向かうのが筋であろうが!』


 カルージャが立ち止まり、振り返って首を振った


『兄はオレだ』


『いいや私だ!』


「喧嘩はぁー!! 後にしてくださぁーい!!」


   ●


 大統領執務室に呼び出されたロシア海軍大佐キリール・ペトロフは、大統領の前で敬礼を取った。


「楽にしてくれたまえ、同志ペトロフ」


「はっ! 大統領閣下!」


「貴公にいくつか確認したいことがあってね。同志ペトロフ、君の母は日本人(イェポンスキ)と聞いた。確かかね?」


「確かであります、大統領閣下! しかし私は我が祖国にて生まれ、我が祖国にて育ちました!」


「ああ、そうではない。違うのだ、同志ペトロフ。君の愛国心を疑っているわけではない。そうでなければ大佐に任命などしてはいない」


「はっ! 大統領閣下!」


「それでだ、同志ペトロフ。君には確か、15歳の娘がいたはずだね?」


「はっ! 大統領閣下!」


「そして同志ペトロフ。君の娘は日本語が話せると聞いている。確かかね?」


「は、はぁ。確かに、その通りですが」


「うむ。良いことだ。実に良いことだと思わないかね、同志ペトロフ」


「は……」


 ロシア大統領が執務室の椅子から立ち上がり、ペトロフ大佐の方へと歩いてくる。そのまま後ろに回り込み、ペトロフ大佐の肩に手を置き、


「同志よ、同志ペトロフよ。君の娘に、とある重要任務を任せたい。―――引き受けて、もらえるね?」


   ●


 拳が机に振り下ろされ、けたたましい音が会議室に響き渡った。中国共産党の最高指導者、陳覃(ちんたん)だ。会議中、緊急の情報を受け取った直後のことだった。


「総書記? 何事ですか?」


 国務院総理に問われ、陳覃は受け取った紙をぐしゃりと握りつぶす。


「……『鬼蠍(グィシェ)』が、甦った」


 その一言だけで、会議に参加していた者たちが、中国国家を担う指導者たち全員が慌てふためいた。すぐにそこかしこで意見交換が始まる。日本を侮辱する言葉が頻繁に飛び交う。


 鬼蠍(グィシェ)。それは中国の誇りを蹂躙し尽くした悪魔。


 四百年に渡り日本を守護してきた忌々しき存在。中国に先んじて機臣(ジーチェン)を日本に広め、軍事力を逆転させた存在。


 何より忌々しきは第二次世界大戦の終わらせ方だった。鬼蠍は、ローズ・スティンガーは無数の防衛線力を悠々と通り抜け、多数の対空砲火を浴びながらも一顧だにせず、中国軍管区司令部に降り立ち、刃を突きつけ降伏を迫ったのだ。


 奴はいつでも、あの戦争を終わらせることが出来たのだ。にも関わらず奴はその手をすぐには使わず、長年にわたり戦時中という名目を盾に祖国をいたぶり続けたのだ。


 到底許せるものではなかった。


 中国四千年の歴史を、日本はわずか四百年で蹂躙し尽くしたのだ。


 鬼蠍さえいなければ、甲午戦争でも第二次世界大戦でも中国が敗北するはずがなかったのだ。


 歪められた歴史は、正されねばならない。与えられた恥辱は、雪がなければならない。


   ●


 一切の光源がない室内を、ローマ教皇セルギウス6世は迷いなく歩く。ある程度進んだところで、膝を地に付け頭を垂れた。


 マリウス教最高司祭が、バチカン市国の王が平伏する相手など、世界広しと言えども神以外に存在しようか。


 しかして、


「我が眠りを妨げるとは、よほどか」


 暗闇の中から、セルギウス6世へと声をかける者がいた。


「『マリアの遺産』が、再び確認されました」


 頭を下げたまま、セルギウス6世は声の主に答える。


「ほう。いつ振りか」


「先の大戦以来故、54年と半年ばかりになります」


「そうか。もうそれほどの時が経つか」


 ローマ皇帝は平伏したまま、次の言葉を待つ。


「分かっておろうな、残された時は少ない。如何なる手を用いてでも、彼奴の――心核(レヴ)を、手に入れよ」


「は。『代行者』様の、御心のままに」


   ●


 ローズ・スティンガーの再活動を知り、世界各地が慌ただしく動き出した。


 利用しようとする者たちがいる。


 研究しようとする者たちがいる。


 様子を見ようとする者たちがいる。


 警戒する者たちがいる。


 倒そうとする者たちがいる。


 しかして、世の中にはやはり例外も存在する。


 ヨーロッパ各国も、アメリカ合衆国も、インド共和国も、ロシア連邦も、中華人民共和国も動く中、本来の歴史(原作ストーリー)であれば既に動いていなければならないはずの主人公機は動かない。


 奥多摩の町にある一軒家。今は日本国防陸軍が防衛する野亜邸の地下深くにて、それは微動だにせず、未だに出番を待ち続けていた。



 『悪を滅ぼす者(ルインキャンサー)』は動かない。 



   ●


 花山院学園をテロリストが襲った事件から、はや五日が経過していた。


 レムナント財閥の本社ビル最上階、総帥の椅子に座る麗奈は、有栖を隣に大量の書類を片付けている真っ最中だった。


 引き継ぎに必要な書類だ。


 レムナント財閥とは獅子王家の当主が総帥を務める()大企業であり、そして獅子王家の当主とはローズ・スティンガーの主と同義であり、即ちローズ・スティンガーを再び操った麗奈は本来の予定より3年早く、当主と総帥の座に就くことになってしまったのだ。


 つまり本来であれば3年かけて行うはずだった準備作業を、学園が臨時休園しているのをいいことに大急ぎで処理し続けているのである。


 その執務室の扉が、突如としてノックされた。


 麗奈が書類から顔を上げ、隣に立つ有栖を見る。有栖は無言で首を振った。麗奈も有栖も、この急な訪問者に心当たりはなかった。


 麗奈が返事をするより先に、勝手に扉が開かれた。ピンと背筋を伸ばした、剝き身の刀のような存在感を放っている和服姿の老婆が立っている。


「お婆様?」


 麗奈の祖母、獅子王緋蜂(ひばち)だ。彼女は立ち上がろうとする麗奈を手振りで止め、何の遠慮も無しに部屋に踏み込み、椅子に座りなおした麗奈の正面に移動した。


「麗奈さん。先ほど本宅に日本政府から打診があり、その内容を伝えに来ました」


 妙な話だった。レムナント財閥の総帥室の電話は、基本的に直通ではない。まず受付に回され、受付から秘書に回され、秘書が通してようやく総帥室の電話が鳴る仕組みだ。


 だが、それにもいくつかの例外が存在する。獅子王家本宅からの電話は、その数少ない例外の一つだ。


 つまり緋蜂は2時間以上かけてレムナント財閥本社ビルまで来なくとも、電話一本入れるだけで話が出来るのだ。もし誰も電話に出るものがいなくても、その場合は有栖の携帯に連絡したらいい。


 ひょっとして、と麗奈は思う。ひょっとして、何かとんでもなく重大な話とかだろうか。


 例えば、そう。麗奈が退学になったとか。花山院学園は日本でも数ヶ所しかない国立校だ。つまり、在学できるか否かは日本政府の側に決定権がある。


「その、一体何があったのです、お婆様?」


「……麗奈さん、心して聞いてください」


 目を伏せながら、物凄く深刻そうに緋蜂が言うものだから、やっぱり退学なんじゃないかと麗奈は思う。


 残念ではあるが、それも致し方ないのかも知れない。ローズ・スティンガーが再び世に現れ、しかもその新たな主は15歳の女子高生と来たものだ。おまけに財閥の総統である。これは手に負える相手ではないと日本政府が考えるのは妥当だと麗奈にも思えた。


 もしそうなら残念だ。六華の顔を脳裏に思い浮かべながら、麗奈はそう考えた。せっかく、初めての友達が出来るかも知れなかったのに。


 ゴクリと麗奈の喉が鳴る。


 緋蜂が瞼を開き、麗奈の目を見る。すると緋蜂はこれまで見たことが無いほどの笑顔になり、



「麗奈さんの婚約者に、瑞器(みずき)親王殿下はどうでしょうか、と!」



「「…………はい?」」


 麗奈と有栖の口から、ものすごく間の抜けた声が漏れた。


   ●



《ッァ次回ィィィィ予告ゥゥゥゥウ!(裏声)》


《テェロリストから麗奈を守るためェ! 50年ぶりに姿を見せたロォォォズステンガー!(裏声)》

(机に頬杖をついて座る麗奈と、その机に手をついて上から麗奈を見下ろす五十鈴の映像)


《麗奈が一週間振りに登園するとォ! イギリスとドイツの王族がァ! 転校生として教室に登場するゥ!!(裏声)》

(教卓に立つ理事長代行梅崎の隣に、紫の髪の優男が微笑みながら立っている映像)


《彼らとの交流を深めるため街に出ようとするとォ! 目的地でドール・マキナが暴れているという連絡が入ってさぁ大変!!(裏声)》

(パトカーが巨大車両から飛び出し、猛スピードで走りだした映像)


《ライオンが出てきてこんにちは!(裏声)》

(太陽の光を白い装甲に反射させる、頭部が獅子の顔をしたドール・マキナの映像)


《次回ィ! ドール・マキナ・ラプソディー、第二話ァ! 『竜獅相搏(りゅうしそくはく)』ゥ!(裏声)》


《次回もォ! 悪因には、悪ッッッ果あれかしィ!!!(裏声)》


《質問:ところで、どうして先ほどからかなり無理目に裏声を出しているんですか?》


《次回予告のォォッ! お約束ゥ!!》


 はい! というわけでですね、これにて1話終了となります。


 オマケにローズ・スティンガー、バイソンチェスト、そして今後出番は来ない予定のルインキャンサーの作中設定も載せますのでお楽しみいただければ幸いです。


 今後も1話分が丸々出来てからの連日投稿を予定しています。


 続きが気になるという方、ロボットジャンルがランキングに増えて欲しいという方、ブックマークと応援ポイントを是非ともお願いします!

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