再会
「…ねぇ!智美ちゃんは何が好きなん!?
俺はなぁ〜」
あぁ…誰か助けてくれ、何故かめちゃくちゃ懐かれてしまった。
いや、元から懐かれていたのか…。
「きょ、恭くん」
そう言うと、
「なぁに〜?!」
ものすごいニコニコな笑顔でこちらを見てくる…。
「ちょっと距離感考えようか…、?」
「え…智美ちゃんは俺の近くは嫌なん…?」
超うるうるした目で見てくる…。
「と、とりあえず離れて…!!」
なんでこんなに懐かれてしまったのか…、
それは約30分前に戻る。
誰かがシャワーを浴びていたから急いで戻りお母さんに伝えたところ、どうやら何かを知っているようで…
それと同時に”彼”が上半身裸の状態ででてきた
気まずくて何も声が出なかった時、お母さんが、
「智美っ、ごめん!!」
と謝ってきた。
わけがわからないでいると、
「俺の事、覚えてないん…?」
”彼”が話しかけてくれた。
「え…っと、すみません…」
覚えてないのを正直に話した。
だってこんなイケメンにあったら覚えてるでしょ?
「実は…」
母はそう話し出した。
彼は遠い親戚の子だということ。親が事故にあって両親が居ないこと。この前、相談されて預かることになったこと。彼の名前は川脇恭という名前だということ…
大まかに言うとこんなとこ。
そこで、私はふと思った。
「恭くんってあの…?」
「智美、覚えてる?!良かったぁ〜、全く知らない子と暮らすのは難しいけど、知り合いならいいわよね!」
「あんまり良くないけど、まぁ…。」
「智美ちゃん覚えてるん?!よっしゃああ!」
その後は、文の最初に戻る。
という訳で…年下らしいけどめっちゃイケメンな男の子が家にやって来ました…!