登場人物紹介
ネタばれを含みます。
参考程度にどうぞ。
登場人物
香夜
主人公。二十歳の女子大生だった。
逆ハーレムの主である母と二人暮らしの母子家庭で育つ。
母にそっくりな容姿を持っていたために、過干渉されていた。
小学校から私立のお嬢様学校に通っていたが、大学だけは外部に進学。
大学卒業後に自立するために、資格取得などもしていた。
身長160センチくらいで痩せ型。現実世界で逆ハーレムできる母にそっくりなので、かなりの美人。
母親の教育方針で、小さい頃からあらゆる習い事をしているので、強制的に女子力が磨かれている。
性格は、真面目で温厚。争いが嫌いで、争うくらいなら譲ってしまうタイプ。我の強い母の考えを押し付けられて育っているので、強く自己主張することが苦手。
セオドア
レアな白いケットシー。年齢不詳
身長170センチほど。二足歩行の白猫で、常に執事服を着ている。
執事としても一流。能力の高い精霊だが、主を持ったことはなかった。
甘えることを知らない香夜を、とことん甘やかそうと思っている。
魔法に長けているけれど、その中でも特に空間魔法が得意。
エイミー
兎精霊。二足歩行の兎。
王族の姫にも仕えたことのあるベテランメイド。
大事に成長を見守っていた姫が、暴漢に襲われて死んでしまって以来、精霊界に引き籠っていた。
セオドアとは昔からの友人。
かなりの酒豪。
お爺ちゃん
多分神様。香夜を死なせてしまったことを悔いていて、過保護な愛情を注ぐ。
転移後、姿は出てこないのに、存在感あり過ぎ、かも。
ダニーロ
人型の火の精霊。武器や防具よりも宝飾品や革細工の方が得意。外見は十代後半。
変わった物が大好きで、最近はガラス工芸にも手を出している。
温泉大好き。でも3層は寒いので、居住区の温泉を愛用している。
ギルベルト
人型の土の精霊。品種改良が得意なユニークスキル持ちで、彼の手に掛かるとどんな作物も美味しくなる。ダンジョンになくてはならない農業チート精霊。
外見は30半ば。体格がよく優し気な風貌。茶髪茶目ということもあって、人間に見える。
他の精霊とも交流の多い温厚な精霊。
ラザール
人化したドラゴン。セオドアの親友で世界に7人しかいないSランクの冒険者。
長身で細身、黒髪黒目の超絶美形(人化したドラゴンとしては普通なので、本人にはあまり自覚無)
人の世に長くいるだけあって、人づきあいが上手く、面倒見もいい。
香夜に胃袋を掴まれていて、セオドアにそれを利用されがち。利用されているとわかっていても、セオドアが相手なら気にならない。
アメリア
シルヴァ王国の名門伯爵家の令嬢。14歳の時に婚約者と義妹に嵌められて奴隷商に売られる。性奴隷として売られる15歳直前にセオドアに買われた。香夜に貴族女性として必要な教養や一般常識などを教えるために、メイドとして仕えることになる。金髪に空色の瞳をした美少女。地獄のような場所から解放してくれたセオドアに深く感謝していて、心から香夜に仕えている。
『暁』のメンバー
ベイル
『暁』のリーダー。同じパーティのアニスと結婚したばかり。嫁を何より大事にしていて、幸せ真っ最中の30歳。ラザールとは10年以上、冒険者になったばかりの頃からの付き合い。大雑把なようで気の回る頼れる兄貴タイプ。クライヴの素性は知っているが、愛妻にすら漏らさないほど口が堅く、周囲の信用も高い。
アニス
『暁』のメンバーで大剣使い。見た目は儚げな美人。細身で華奢でありながら、身体能力はかなり高い。ベイルは自慢の旦那様。
クライヴ・バシェリー
シルヴァ王国のバシェリー公爵家の三男。領内に複数のダンジョンがあることから、将来は公爵家の私設騎士団の団長になるために、冒険者としての経験を積み、人脈を作っている。高位貴族なので、当然のように美形。華やかな見た目に反して真面目で慎重。
ビアンカ
火属性魔法が得意な魔法使い。クライヴに片思い中。赤毛に紫色の目をした気の強そうな美人。実際に気が強い。魔力量が多く、冒険者としては一流。
ダグラス
斥候でパーティの情報収集役。元はバシェリー公爵家の暗部にいた。クライヴの護衛もかねて一緒に冒険者をしている。クライヴとは歳も近く、幼い頃からクライヴに仕えるために育てられている。
チェルシー
回復魔法と支援魔法の使い手。今はまだ色気より食い気の17歳。食べることが何より好きで、美味しいものを食べるために冒険者をしている。のんびりとした性格で、人づきあいが上手い。パーティの加入は1年くらい前で、チェルシーの加入で、パーティの依頼達成率が上がった。見た目は癒し系で巨乳。
登場人物が増えるに連れ、増やしていきます。