表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

入学式でわかった事実

入学式当日。

俺の名前は井原真人(イハラマナト)。

つい三ヶ月前、有名私立中、明星学園大学附属明星中学校への切符を手にした。

とは言っても、ギリギリセーフで入学することができた、俗に言う『補欠』の集まりのクラスなのだが。


この学校はバスケの選手を集めている。

全国出場は当たり前、制覇も夢ではない。

男子ならバスケをやりに来る受験者も多い。

俺も、そのために此処を受験した。

ただ、頭が良くなくてはならないのだ。

それで大半の者たちは不合格。


しかし、俺は入ることができた。それで、結構自信もついた。

一応、勉強も苦手ではなかったし、貧乏な家庭なわけでもないので、親もすんなりと受験を許してくれた。

特別な努力、例えば寝る間を惜しんで勉強するなんてこともしなかった。まぁ、それだから補欠クラスにいるのかもしれない。


とにかく、この学校にいれば進路もいい方に向かうし、一石…何鳥だろうか。

くだらない自分はまぁよしとして、俺のクラスに向かった。


教室に入って俺は愕然とした。


俺以外のほぼ全員が揃っている。

そして、

見る限り全員女だった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ