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機械世界の女子高生  作者: 笹田 一木
物理魔術師の幽霊捜査
17/17

[6] 真実が解き明かされる時




 陽一は美鈴と別れて、一人で夜の道を歩いていた。


(事件は終わった……)


 陽一は夜空を見上げる。雲が多いせいで星がほとんど見えない。


(なんだろう……?)


 陽一は険しい表情をしていた。


(まだ何かが、頭のなかで引っ掛かる……)


 住宅地の少し明るめの道を歩いている時だった。


「南くん……?」


 先ほど会った女子高生、倉瀬恵が向かいに立っていた。陽一を見つめている。


「気になって……少し探してたんだ。まだ調べてるのかなって思って……」


 恵は微笑んだ。


「事件の真相は分かった?」


 陽一は少し返事をためらう。その時だった、ふとある疑問が頭の中に浮かんだ。


「なあ、一つ聞いていいか?」


「なに……?」


「倉瀬が見たっていう空に浮いていた人って……大柄の男の人だった?」


「……遠くからだからよく見えなかったんだけど、多分、女の子だったと思う」


 陽一の心臓が急に高まった。


「黒目さんって翼で空を飛ぶんだってね、やっぱり……」


 恵が言い終わらないうちに、陽一は先ほどまで歩いていた道を全力で駆け戻る。


「え……ちょ……」


 驚く恵を取り残して陽一は必死に走った。美鈴と別れた道まで引き返し、美鈴が通った道に入る。

 入ってすぐだった。電信柱の前で美鈴は立っていた。携帯電話を開き、何やら画面を見ている。


「宮沢!」


 美鈴はすぐに振り返った。


「あ……陽一くん。どうしたの、なんでそんなに息を切らして……」


 陽一は真剣な表情で美鈴を見つめた。


「なあ、宮沢」


 陽一は息を整える。


「宮沢に聞きたいことがあるんだ」


「私に……?」


「正直に答えてくれよ」


「なに?」


「拓也を殺したのは、おまえか?」




 その言葉が響いたあと、静寂が流れた。

 弱い風が吹いている。

 美鈴は無表情で黙っていた。

 ゆっくりと美鈴の口が動く。


「そっか、わかっちゃったんだ」


 美鈴の表情が変わった、静かに微笑みを浮かべている。


「おまえの魔術……本当は無機物じゃなくても動かせるんだろう?」


 陽一は美鈴をにらんだ。


「山内が殺したのは最初の三人と作業員だけだったんだ。拓也だけは心臓麻痺で死んでなかった。拓也の死因は頭部の外傷だったんだ」


 陽一の腕が震える。


「拓也は、高い所から叩き落されたんだ。倉瀬恵が見た黒目さんは、拓也の足を電線に巻き付けるときに浮いた、おまえの姿だ」


 美鈴は微笑みを浮かべたまま黙っている。


「答えろよ、宮沢。どうしておまえは拓也を殺した。どうしてその殺した相手の親友に協力するふりをして、変死事件の犯人捜しをした」


 陽一はギリッと歯を鳴らした。


「答えろよ!! 宮沢!!」


 陽一の声が暗い道路に響いた。

 そのすぐあとだった。

 美鈴はクスクスと静かに笑いだした。その笑いは徐々に大きくなり、声を上げて鋭い笑いを響かせた。

 その美鈴の様子は、陽一が今日丸一日一緒にいたどの美鈴とも違っていた。


「すごいわね、まさかバレちゃうなんて」


 美鈴は嬉しそうに笑う。


「どうして、こんなことをした」


「陽一くん、私が話した好きなゲーム、覚えてる? それがヒント」


「RPGを作るゲーム……」


「そう……私はRPGを作るゲームが大好き、思いのままに世界を支配できるから、そして、あなたも支配したかったのよ。私と同じ天才のあなたを」


「そのために……拓也を殺したのか?」


「そうよ」


 美鈴ははっきりと言った。


「楽しかったわ、今日一日のあなた。私を殺した犯人とも知らず、ずっと一緒に町中を歩いて。あなたは、私の手の平の上でずっと踊っていたのよ……最後なんて……フフ……私に感謝までして」


「そんなことの為に、人を殺したのか……」


「人を殺して何が悪いの? 人間なんてほとんどは、私に頼ることしかできない無能ばかりなのに。あなただって同じよ、私の思うがままに踊って。結局は特別なのは私だけ…………私だけが特別なの」


「分かった」


 陽一はブラックステッキを出した。


「てめえは一生黙ってろ」


 陽一のステッキから巨大な衝撃が飛んだ。しかしコンクリートがはがれ、衝撃と共に砕けた。砕けたコンクリートの破片は、弾丸のように陽一を襲う。すぐに陽一の周りの空気が震え、破片はすべて、花火のように砕け散った。

 一瞬の攻防のあと、美鈴は余裕の笑みを浮かべた。

 陽一が次の衝撃を放とうとしたその瞬間、陽一の体が浮き上がり、壁に叩きつけられた。


「ぐ……ッ!」


 陽一は衝撃で思わず声を漏らす。

 美鈴はステッキを持ってニヤリと笑う。


「あなたが言ったことでしょ? 人も自在に操れるのよ」


 陽一は素早く左右に動いた。しかし、すぐに地面に叩きつけられた。


「あの男と一緒にしないでくれる? 私は特別なの。私は生物の物理計算でも一瞬でできるのよ。どんなに動いても意味なんてない」


 陽一の体が再び壁に叩きつけられる。体中に鈍い激痛が走るのを感じた。


(こいつは……ヤバ過ぎる。動きに関係なく、人を自由に動かせるなんて、ほとんど無敵の力じゃないか……)


 陽一の体は、今度は空中高くに浮きあげられた。


「親友と同じ殺し方をしてあげる」


 陽一は勢いよくコンクリートに叩きつけられる。大きな音が鳴り、陽一の体はコンクリートに叩きつけられた。しかし、コンクリートのほうが粉々に砕けた。


「衝撃をクッションにしたか……」


「調子に乗るなよ……」


「無駄なことね。ただの時間稼ぎにしかならないのに」


 美鈴がステッキを動かした直後、陽一の体は手を広げられて、はりつけにされたような状態で固められた。


「終わりね、南陽一くん」


 無数のコンクリートの破片の中で、尖ったものだけが浮き上がっていく。

 陽一は必死で抵抗しようとするが、体は全く動かない。


「クソ……!」


「親友と同じ殺し方が出来なかったのは残念だけど……」


「オレも残念だよ……」


 陽一は静かに言った。


「これだけは……人には使いたくなかった」


 陽一がその言葉を発した直後だった。


「アアッ!!」


 美鈴が悲鳴を上げた。体全体が勢いよく反って、道路に倒れ込んだ。

 陽一はそんな美鈴の様子を冷静に見つめる。


「山内もできた。おまえもできた。ならどうしてオレが生き物に魔術を作用できないって思ったんだ」


「うう……!!」


 苦しそうに声を漏らす美鈴。


「だけど、これだけは使いたくなかった。だって残酷だろ、人を内側から壊すなんて」


 陽一はもう自由に動けていた。ゆっくりと美鈴に向かって歩み寄る。


「く……! まだ……」


 美鈴はヨロヨロと上半身を起こす。そんな美鈴の目の前に陽一は立った。


「衝撃魔法の最も強力な使い方を教えてやるよ」


 陽一はステッキをこぶしで握った。


「こういう風に、こぶしにエネルギーを集めて、相手に直接叩きつけるんだ」


 陽一は怒りに満ちた目で美鈴を見つめた。


「せいぜい地獄で悔いるんだな」


 美鈴の表情が恐怖で震えた。

 陽一は構えて、容赦なくこぶしを美鈴に向かって振るう。こぶしが美鈴に当たる直前、陽一は見た、美鈴が悲しそうに微笑んでいる顔を。それを見た瞬間、陽一の脳裏に、ある言葉がよみがえる。

「女子高生の名前は白佐和 光」

 陽一は直感的にこぶしを止めようとした、こぶしは美鈴の直前で止まった。美鈴はもう微笑んでいなかった。


「白佐和光は本当に女なのか?」


 陽一は無意識にその疑問を口にしていた。

 美鈴は黙っていた。

 陽一はそのとき初めて気づいた、美鈴が先ほどまで立っていた電信柱に花が供えられているのに。


「ここは、白佐和光が殺された場所……」


 陽一の頭の中で、美鈴が言っていた白佐和光の話がよみがえる。



 白佐和光には愛する恋人がいた。

 光はその恋人と、ある誓いを立てていた。

 ずっと共に生き、そして死ぬ時も共に死ぬ。

 それが二人の愛の誓いだった。

 けれど、光が暴漢に襲われて死んだあと、恋人はそのあとを追わなかった。




「白佐和光は男だった。そしてその恋人は…………」


 陽一のその言葉を聞いた美鈴はゆっくりと口を開いた。


「なんだ……そこまで気付いちゃったんだ」


 冷たい風が吹き始めていた。


「宮沢、おまえは本当に拓也を殺したのか」


 美鈴はよろめきながらなんとか立ち上がる。


「もう……あなたは勘付いてるみたいだから、ウソを言っても通じなさそうね。そうよ、本当は殺してなんてない」


 美鈴は静かに微笑む。


「拓也くんは事故死よ。階段からの転落死……私はそれをたまたま発見して、事件のように偽造しただけ」


「宮沢……話してくれないか。本当の話を……」


「分かった……話すわ。本当の本当の話。私と光くんの本当の話」



 知っての通り、私には、みんなよりもはるかに優れた魔術の才能があった。

 それが原因で、私は幼い頃から親や周囲の人間に期待を寄せられるようになった。私もそれに答えるように必死で頑張った。来る日も来る日も、魔術の訓練をして、必死で自分を磨いて、必死で人の役に立って、人を助けて……。


 だけど、あるとき気付いたの。

 親も、先生も、助けた人も、私になんて興味ない。私の才能にだけ興味があった。


 誰も私自身を見ようとしなかった。どんなほめ言葉も、どんな賞賛の言葉も、あらゆる言葉がみんな私自身じゃなく、私の才能に向けられた言葉だった。

 私はずっと孤独だった。親も、先生も友達も、みんな私の才能のもの。私自身のためには誰一人として存在していなかった。

 寂しくて、苦しくて、辛くてたまらなかった。

 気付けば、ずっと死ぬことばかりを考えていた。どうやって死のうか、いつ死のうか、そのことばかりを考えていた。

 そんなとき、白佐和光に出会ったの。私はよく学校の屋上にいた。死ぬならここが一番確実だなって思いながらね。そこに白佐和光が現れた。私に気づかない彼はそのままフェンスを超えて、そこから飛び降りようとした。

 私は彼に声をかけた。

 彼は言ったわ。親も、先生も、クラスメイトも、誰一人自分に興味がない。そして、自分も生きていたいとも思わないって。

 そのとき、私は言ったの、今思えば、なんでそんなこと言ったのだろうと思うけど。

 私もずっと死にたいと思っていた。あなたがもし、ここから飛び降りれば、すぐに私もあとから飛び降りると。


 でも、もし飛び下りないのなら、もう一度だけ、私と一緒に生きて見ないかって。

 それでも嫌なら一緒に死のうって。どちらかが、それでも死にたいと思ったら一緒に死のうって。


 それ以来、私と彼はよく一緒にいるようになった。彼といれば落ち着いた。「死ぬなんて考えるな。一生懸命生きてみろ」なんて、誰でも言える言葉なんていらなかった。ただ「たとえ君が死を選んでも、僕が一緒に死ぬから」そう言ってもらえれば、ずっと心が落ち着いた。

 私は独りじゃないんだって、死ぬときに一緒に死んでくれる人がいるって、そう思えたから。

 私にとっても彼にとっても互いがささやかな幸せを与えてくれる存在になった。


 だけど数ヶ月前のクリスマスの日。彼は死んだ。


 彼だけが、一人で死んだ。



 美鈴は電信柱に供えられた花を悲しく見つめた。


「ねえ、陽一くん。一緒に死ぬってどういう意味だと思う?」


「え……?」


「例えばさ、死ぬために二人で毒を飲んだとするでしょ。だけど、毒の効き方によっては、二人が死ぬまでに何時間もずれるかもしれない。それでも一緒に死んだって言えると思う?」


「それは……」


 陽一は言葉に迷った。


「私は思うの。死ぬまでの時間差は関係ない。大切なのは、同じ場所で、同じ死に方をすること」


「それで……オレを……」


「ごめんなさい。拓也くんの事故死に遭遇したとき……私、ひらめいたの。この事故死を利用して、あなたに私を殺させようと。あなたのことは前々から興味があって知ってて、それに友人の拓也くんの顔も覚えてた。あなただったら、私を確実に殺してくれると思ったから」


 美鈴は陽一を見つめていた。


「けれど、ただ単に私が殺したと偽るだけでは、あなたはそれを疑うかもしれない。だから、この事件にからませて、あなたが私に殺意を覚えるような状況を作り出そうとしたの」


 美鈴は携帯を取り出して、見せた。


「さっき、陽一くんが来たとき、携帯を開いていたのは、私が犯人だって言うヒントを陽一くんに伝えるため。陽一くんが自力で私にたどり着いたのは予想外だったな」


 美鈴は携帯をしまう。


「この偽の状況なら、あなたが私を殺しても、多分大きな罪にはならないし、あなた自身も罪悪感が小さくて済むと思ったから。それでも、あなたを利用し、苦しい思いをさせることには変わらない……」


 美鈴は静かに頭を下げた。


「ごめんなさい、本当に……。それでも……」


 美鈴は頭を上げ、悲しそうに微笑んだ。


「約束だったから、彼と初めて会った日の……。彼、私と同じですごくさびしがり屋だから……」


 美鈴は涙を流す。


「やっぱり、彼を独りにすることなんて、出来ないから……」


 陽一は何も言わずに、ただ立っていた。


(彼を……独りに、か……)


 陽一は美鈴を見つめた。


「なあ、宮沢。その白佐和光は殺されたとき、なんか持ってなかったか?」


「え……?」


「だって、クリスマスの日だろ。」


「……持っていたわ。私へのプレゼントを」


「何をくれたんだ?」


「まだ……開けてない。私には開ける資格はない。開けるとしたら天国で開けなきゃいけないと思ったから」


「それ、見せてくれないか?」


 美鈴はあっさりと了解してくれた。おそらく罪悪感もあったのだろう。

 陽一が夜遅くに美鈴の家を訪ねると、両親は、驚いたがすぐに通してくれた。

 本当に両親は、美鈴そのものに興味がないのかもしれない、と陽一はふと思った。


 美鈴の部屋の机の引き出しに、小さなリボンの付いた箱が入っていた。


「開けてみてくれないか?」


「それは……」


 美鈴は戸惑った。

 陽一は頭をかく。


「その……何というか、勘みたいなもんなんだが、白佐和光が持っていた想いは、おまえの想像とは少し違う気がするんだ」


「どういうこと?」


(宮沢は、白佐和光のことだけを思って、オレに殺されることを願った。なら……白佐和光はどうだったんだ? 宮沢のことをどう思っていたんだ?)


「もしかしたら、その箱を開けることで、それがわかるかもしれない」


 その言葉を聞いて、美鈴は少しのあいだ、迷っていたが、意を決して箱に手を取った。

 箱の包み紙をきれいに取って、フタを開けて、中をのぞいた。

 箱の中にはお守りが入っていた。


「……お守り?」


 美鈴はすぐに、箱の中にお守りと一緒に手紙が入っていることに気づいた。手紙を広げて読んでみる。


 美鈴、君と僕が出会って、もう四ヶ月になりましたね。突然、こんな手紙を渡されて、君は少し驚いているかも知れません。けれど、今回どうしても君に伝えたいことがあったので、これを書きました。この四ヶ月で、君と一緒にいるようになった四ヶ月の間で、僕の暗かった心の中が、昔より少しだけ明るくなったように思えます。それはすべて、君が僕の隣にいてくれたことと、君が僕と一緒に死んでくれると言ってくれたからだと思います。だからこの機会に、君にお礼を言いたいと思います。本当にありがとう。

 それから、もう一つ君に伝えたい事があります。君と一緒に笑うようになってから、僕の気持ちが昔とは少しだけ違う方向へ行ったように感じています。だから、君に一つだけお願いがあります。もし、僕がこの先、何かの原因で先立つことがあっても、君は僕を追わないでほしいのです。


 美鈴は驚いた。再び続きを読み始める。


 僕は、君と一緒にいるようになって、こう思うようになりました、君に出来るだけ長く生きてほしいと、そして、幸せになってほしいと。僕は、美鈴にできるだけ長く、笑っていてほしいんです。たとえ君が僕とは違う、別の誰かと共に歩むことになったとしても、僕はもう、きっと、大丈夫だと思います。今の僕が願うのは、君の幸せ一つだけだから。


 美鈴の目から涙がこぼれた、ゆっくりと、そのまましゃがみ込んだ。

 陽一はそれを静かに見つめていた。


(宮沢は白佐和光のためだけに、死のうとした。白佐和光は宮沢だけの、幸せを願った……)


 美鈴は手紙を優しく抱きしめながら、目から涙をあふれさせ、声を漏らして泣いた。

 長い間、美鈴は泣き続けた。




 数日後の学校、陽一は教室の移動のために廊下を歩いていた。少しだるそうな様子でノロノロと歩く。

 その途中、遠くを歩く美鈴を見かけた。思わず陽一は足を止めた。

 陽一と美鈴の目が合う。

 美鈴は静かに微笑みを浮かべた。きっとこれが美鈴の本当の笑顔なのだろうと陽一は思った。

 そのあとすぐ生徒の集団に遮られて、美鈴の姿は見えなくなった。


 陽一はまた、歩き出した。







これでこの短編集は終了します。

本当はもっとたくさんの作品を載せたかったのですが、あまりに更新が遅いため作品三つだけで終わらせることにしました。

この後書きを見ている読者の皆さんは、果たして何作品を見たのでしょうか。全てを見てくれた方も、一作品だけの方も、ここまで読んでいただきありがとうございました。


では、もし縁があったらまた別の作品でお会いしましょう。

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