表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Yの創作倉庫  作者: もず
80/159

閑話 リナちゃ愛が強い小唄

だが、遊び相手は雑に扱う

「……げっ」

「おかえりーー、飯作って待ってたぞ」


 この人、ほんと暇だなあ。

 一人飯食す前提で、弁当買ったのに……。


「少しもらう」


 カレーライス……。


 じゃがいもと人参と玉ねぎと豚肉を使った、オーソドックスなやつか……。


 二人分想定してか、量少なめだけど。


「……美味しい」


 皿に盛られたものを残すことができず、無理して食べてしまった。


 弁当は、明日の朝食にするか……。


「……来たってことは、話がしたいんでしょう」

「久々に、二人で映画見ようと思って」

「この前パチンコに連れてかれたこと、忘れてないからな」

「あの時は、どうかしてた。あの後『ほんとはイタリアンが良かった』って、裏アカで呟いてたしな」


 "別名義"で、覗いてたりする……?


「リナが好きそうなファンタジー物借りたから、気に入ると思うんだけどな」

「待って。その前に、セッティング」


 部屋暗くして、ジュースとポップコーンを用意する。

 その際にアロマも焚いて、不思議な雰囲気に包まれながら観るのが、好きなのだ……。


「……やけに、乗り気じゃん」

「ノリを重視したいというか」


 映画を観てあれこれ言いながら、一日が終わった。

ナルニア国物語が好きな時点で、年代が分かってしまう……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ