閑話 詮索されるのが嫌なひなた
〜ひなた面倒くさい〜
ひなた「センパイ、先月海外行ってましたよね。どうでした」
航太「良いとこだったよ。姉が一番はしゃいでたけど」
ひなた「へーー(センパイ、お姉さん居るのかー)」
航太「これお土産」
ひなた「良いんすか? ありがとうございますー(メ◯カリで売ろーー)」
航太「"父さんのサイン入り"だから、高く売れるかもよ」
ひなた「(分かってて、やったのか……)」←天邪鬼なので、売らずに食べた
〜好きとは違うなにか〜
ひなた「センパイって、ゲイだったりします?」
航太「……女に魅力感じないかも」
ひなた「ということは、ゲイなんですね!」
航太「女相手だとできるできない問題があるから、面倒くさいだけだけど」
ひなた「そーですかー、なるほどー(またひとつ、情報知れた!)」
〜謎が多すぎる〜
航太「昨日商店街で、コロッケにかじりつくひなた見たけど……」
ひなた「センパイも、よく行かれるんすか」
航太「時々」
ひなた「(ドキドキ……)店主の人柄が良いから、買ってあげてるとこあるんすけどね〜」
航太「味も悪くないんだ」
ひなた「……俺が言うことじゃ、ないすけど」
航太「可愛い」
ひなた「……そういうのは、彼女さんに言ってあげてください」




