表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Yの創作倉庫  作者: もず
48/157

閑話 ひなたの心酔エピソード

 〜まあ、そうなるわな〜


ひなた「(このタレント、なーんか引っかかるな……。掲示板に悪口書いたろ)」


航太「何してんの」


ひなた「だ、誰??」


航太「隣のクラス。バラす気ないから、安心して」


ひなた「(ほんとかな……)。名前、何て言うんすか」


航太「ごにょごにょ……。君は」


ひなた「俺っすか? ひなたですけど」


航太「そう」


ひなた「(そう……?)」


航太「じゃ、野球の続きしてくるから」


 〜次の日〜


モブ「航太くんのお母さん、子供にひどいことするんだって?」

モブ「なんで平気で居られるんだ??」


航太「……寂しい人だから」


ひなた「(その一言で、済ますのかよ!)」


航太「だから、期待に応えてあげたいんだよね」


ひなた「(……仕掛けたのは、俺の方なのに)」


 〜放課後〜


ひなた「……ほんとは、怒ってますよね? 現場も撮って、分かりやすいところに掲示したこと」


航太「うん」


ひなた「(そこは正直だな……)俺にできることならなんでもしますから、なんなりと使ってください……」


航太「じゃあ、ギター貸して」


ひなた「なんでセンパイが知ってるんですか(誰にも、言ってないのに……)」


航太「ひなたの父親がギタリストだから」


ひなた「……いいです、けど、最初は軽いのから始めた方がいいっすよ。ウクレレとか」


航太「ウクレレなら、もう家にある」


ひなた「(あんのかい……)家にたくさんあるんで、弾きたい時に弾きにきてください……。倉庫の鍵、渡すんで」


航太「ありがとう」


ひなた「(それだけ……?)疲れたから、もう帰ります……」


航太「またね」


ひなた「(軽く手振る)」

この時は航太のこと軽く見てたけど、実際の演奏聴いたらビビビときたひなた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ