閑話 片方があっさりしてる
「クラブのクエスト」の昼本さんきょうだい。
〜※妹の恋心を利用してるだけです〜
「夕日お兄ちゃん、夕食まだー? お腹すいたー」
「今作ってるから、静かにしろ」
夜空ははしたない格好で、漫画読んでる。
Tシャツにノーズボンは、ダメだろ。
何回言っても着ようとしないし、こんな姉の姿見たら静香が興奮するだろう……。
視線が姉の脚に行ってるし。
「できたぞ」
「さすがお兄ちゃん! 私らの好み、分かってる〜〜っ」
冷凍チャーハンをフライパンでぱらっと仕上げ、中華スープはインスタント。
昨日の夕食もこんな感じだったので、明日の夕食は、しっかりしたものを食べさせたい……。
「明日は私がやります」
「静香が? 何か理由でもあるの」
静香も真面目そうに見えて、姉が絡むと俺への態度が悪化するから、この心境は兄として嬉しい……。
「冷凍食品ばかりで、飽きてきたので」
「あー、私もそれ思った。毎回同じ味だと飽きるよね」
さっきは、褒めてたのに……。
女心はよく変わる……。
「なので、私らが料理します」
「私は食べる専門だけど」
「何言ってるんですか。夜空が手伝ってくれないと、炊事がスムーズに進みません」
「いや、そこは俺手伝うよ。夜空は見たい漫画があるみたいだし」
と言うと、夜空は顔を真っ赤にして。
「私も、できますぅぅぅぅ〜〜っっっ。子供扱いしないでくれる?」
部屋に行ってしまった。