閑話 名付けの由来
親のエゴ……
〜安定のまなのぶ〜
※産婦人科に行った帰り
愛斗「一人目女の子みたいだけど、名前どうする」
伸枝「みなとで」
愛斗「……中性的な名前だな」
伸枝「だって生まれた時、どっちかに偏ってたら嫌じゃない。今は多様性の時代なのよ」
愛斗「……そうだな」←名前考える手間省けて良かったと思ってる男
〜二人目〜
愛斗「……二人目男の子みたいだけど、名前どうする」
伸枝「音哉で」
愛斗「仕事早いな……。顔見てから決めようとか、ないわけ?」
伸枝「だって待望の長男よ? 大人になったらピアニストにさせたいし、愛斗の親戚から養子もらって、継承させたいじゃない」
愛斗「……伸枝がそういうなら、それでいいよ」←なんか面倒くさくなってきた
〜三人目〜
愛斗「…………三人目男の子だけど、エコーだとじっとしてること多かったな」
伸枝「そうなの。上の子はお腹蹴ってきたのに、この子は"一度も"蹴らないのよ。生まれたら病気がちで、よく寝込んでるかもしれないわ」
愛斗「名前、どうするの」
伸枝「……産まれてから考えるわ」
子供ら全員冬生まれなのは、母親の意向……
クソどうでもいいけどみなとは1月13日で、音哉は2月5日で、航太は2月23日だったりする……




