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寝ずにぶっ通しでの労働

治せるとなればもう後は止まることなく患者を診ていく。

全員を見終わったのは太陽がすっかり沈んだ真夜中で、もうさすがにこっちもへろへろ

なんせ元の世界で整骨院の仕事後にこっちにきてるんだ、24時間以上起きっぱなしはさすがに疲れる


村長はもちろん、レイナや他の村人ら大勢から感謝もされた。助けられて本当に良かった・・・だけど、申し訳ない。もうこっちもヘロヘロなんで・・・休ませて欲しい。


村人らの感謝の言葉を聞きながらセイジが今度はぶっ倒れてしまった。

「お、おい!」


慌ててレイラが支えるもセイジはすっかり夢の中の住人に

それから彼が起きたのは丸二日経過してから。さすがに色々あり過ぎて疲れたのだろう。


「あぁ・・・腹減った・・・」

スプリングとマットのあるベッドから起きた・・・のとは明らかに違う腰というか背中にかけての痛みを覚えつつ身体を起こす。

とりあえず疲労感はぼちぼち、それよりも腹が減った。周りを見渡すもここは住み慣れた日本でないのを改めて認識してしまう。


あぁ、我が家だったらなぁ・・・匂いも違えばベッドも違う。

とはいえそこに文句を言っても仕方がない。ベッドから起きてまずは軽く身体をほぐしてストレッチしていく。仕事柄でもあるが身体の調整は大事だ。特にこんな固いベッドに寝たときは


バキボキ!という小気味いい音を鳴らしながら身体を解す。

「さて・・・それじゃあ次は飯だ!」

ただ金がない!ただ誰かが着替えさせてくれたのか服は現地の人が着てるような服だった。まぁ血もついて汚れもついてたからそのまま寝かすわけにもいかなかったろう


部屋から出るとすぐにテーブルに座る村長がいた。

「おぉ、起きてくださったか。良かった・・・二日も眠り続けていたのですよ」

「二日も!?そりゃー身体がバキバキになるわけだ。寝床に服にとありがとうございます」

感謝と同時に飯をよこせと腹がぐぅ~と鳴り催促した・・・


「はっはっは。元気そうで何より。それでは飯にしましょうか」

「も、申し訳ないですがお願いできますか?もうお腹ペコペコで・・・」

48時間以上も何も食べてないとか初体験なんだが!


パンと暖かいスープをいただき朝食を村長と二人で過ごした。パンは初めて食べる固いパンでスープでふやかしながら食べる。もちろん失礼にならないよう村長のを真似た結果だ


「それでセイジ様、貴方は聖女様なのでしょうか?見たところ男性なのですが・・・」


村長がいきなりそんなことを言い出しもらったお茶を吹きかけた。どこをどう見ても男だろう。ちょっとゴリラ風味すらある立派な男だぞ


「聖女が何かはわからないのですが、こちらの世界に来た時に後光が差す相手から癒しの奇跡を授かりました。ちなみに私はがっつり男です」


俺の言葉に村長は驚きのあまり口をぽっかり開けて目をぱちくりさせる。わかる、俺もあの後光が差す相手、まぁもう神としておこうか。あの神に会ったとき驚いたし、色々と









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