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毒か薬か

振り返り、襲って?きた相手の方を振り向くともうすぐそばまで彼女は来ていた。ナイフ片手に

やっぱりだ、間違いない彼女は・・・追いはぎだ!

茶色い髪の毛を振り乱しながら走りよる彼女は可愛いというよりちょっと怖い


こんな裸一貫何も持ってないお兄さんな自分から何を盗ろうというのだろうか。もしや奴隷とかにして売られるんじゃ・・・

そんな恐怖を抱きつつ自分を何とか奮い立たせ私は彼女と相対した!


・・・なんで俺はこんなとこに呼ばれたんだろう・・・あぁ帰りたい。って帰ったらお陀仏か。


「ねえ聞こえた?今人手がいるの!お願いだから手を貸して!」


そういって彼女はナイフの切っ先をこちらの喉元に向ける。

あぁやっぱりさっき頬を掠めたのナイフだったかぁーいやぁ痛いわぁー


「見ての通り私は困っている人がいたら見過ごせない性質の人間だ。さあお嬢さん何かお困りごとで?」

見た目通り紳士的に見えるよう片手を胸に当てミドルブロンドの髪のお嬢さんへ問いかける


「きっとそうだと思った。あなたのようないい人に出会えてよかったわ。」

そう言って笑顔を見せる彼女だがまずはナイフを降ろしてはもらえないだろうか・・・


「村が魔物に襲われて、なんとか撃退したんだけど大勢けが人が出たの。急いで薬草を取っていきたいんだけどけが人と看病する人でもう人手が足りないの。だから薬草を取るの手伝って!」


この時俺は思った、アイツがここに俺を置いた理由はきっとコレなんだろうと。


とはいえ癒しの奇跡を使って治したいのは山々だけど俺はその肝心なやり方を知らない!

ということで・・・


「さあお嬢さん薬草がどんなものかまず見せてくれ、同じやつを頑張って採取するから」


「ありがとう、さっき取ったの一つ渡すから同じの取ってきて。似た毒草もあるから気を付けてね」


青臭い薬草を一つ渡されてよく見るも・・・素人が判別できるものなんだろうかと疑問が。大方葉の形がちょっと違うーとか微妙に判別が難しいものなんだろう。

彼女の跡について森の中へ入って、適当に周りを散策してみるもなんか似た臭いのがちらほら。


しかしここで適当にやるわけにはいかない、なんせ人の命がかかってるんだ。おそらく同じものであろうものとちょっと似てるけど怪しいもの二種類に分けて数で勝負だ。

両手いっぱいになるなり急いで彼女にチェックを兼ねて渡す。


「しっかり見分け・・・られなかったからどっちも取ったと。まぁ仕方ないか。」

彼女にチェックしてもらった結果、毒草は怪しいものの中で4割だった。となると余計に見分けるのが難しい。

とはいえこれで怪しいレベルのは無視していける。効率が落ちるが仕方ない、自分の観察力の無さに涙が出そうだわ。














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