高飛車な聖剣よりも健気な魔剣を選ぶのは間違いだろうか
アストラルは五年ほど前に聖剣リーゼロッテを引き抜いた。それは喜ばしいことでそのことから【聖剣の勇者】などと言われたこともあったのだが、今ではそんなことを言うものなどいない。彼は今では、聖剣リーゼロッテどころか剣すら持たず素手で戦う日々を過ごしていた。
なぜそんなことになったのかというと、リーゼロッテは人の姿で実体化すると、贅沢三昧。スイーツ、砥石、遊びといったことに現を抜かすのみ。仕方がないので、アストラルが少しでも力を使えるように他の剣を持つことを提案するも、それすら許されない。剣を持たない剣士であるアストラルは、ダンジョンで窮地に陥ってしまう。なんとかリーゼロッテに念話で伝えるのだが、帰ってきた答えは「うっさいわね!!アストラル!!こっちは忙しいのよ!!」の言葉。絶望するアストラル。すると、その時、声が聞こえた。
なぜそんなことになったのかというと、リーゼロッテは人の姿で実体化すると、贅沢三昧。スイーツ、砥石、遊びといったことに現を抜かすのみ。仕方がないので、アストラルが少しでも力を使えるように他の剣を持つことを提案するも、それすら許されない。剣を持たない剣士であるアストラルは、ダンジョンで窮地に陥ってしまう。なんとかリーゼロッテに念話で伝えるのだが、帰ってきた答えは「うっさいわね!!アストラル!!こっちは忙しいのよ!!」の言葉。絶望するアストラル。すると、その時、声が聞こえた。
1 我慢の限界と返り討ち
2024/01/21 18:14
2 嫌な慣れと、特Aダンジョン【黒竜の嘆き】1
2024/01/22 20:18
3 特Aダンジョン【黒竜の嘆き】2
2024/01/25 20:09
4
2024/04/01 05:21