第一章 登場キャラクター紹介
【テイク】
大人気戦略SLG『シンボリックウォーワールズ』の初期マップに出てくる、
モブに限りなく近い山賊キャラ、ゲーム内では15歳で登場だが土間幸一は12歳の彼に転生した、
ゲーム序盤の人数合わせみたいなキャラで大して強くならない、はずであったが……?!
【エバレイ】
山賊テイクの育ての母でありテイクが仲間になるマップのボスキャラ。
夫であり山賊ボスの【カソン】にあっさり見捨てられ、プレイヤーからは同情されている。
転生した土間幸一が中に入ったテイクに実質助けられ、孤児院で働く事となった。
【エリオ】
このゲーム本来の主人公、正史では母は毒殺、父はガルデーダス城を攻めてきた敵から
エリオを庇って死亡、妹の【チル】も誘拐されるはずだったが、テイクに手引きによって
その前に敵の親玉を倒す事が出来た、テイクの秘密アジト(修行場)にちゃかり部屋を作る。
【ジュリン】【マクス】【フォスト】
王子エリオお付きの騎士、ちなみにファストはゲームの進行上、早々に死ぬはずだった。
【ゼッカ】
ガルデーダス城を護る重戦士、かなり渋い声のおじさんでテイクのおかげで機動力を身に付けた。
【ドミニク】
マティスリア国のペガサス騎兵隊四姉妹長女、イケボイスお姉様、マゾが聞いて喜ぶ系の声。
修行場へ行くために機動力が欲しかったテイクがマティスリア国の内戦について報告してきたのを、
隠れ聞いてその真実味を吟味した結果、裏が取れ信頼する事に。テイクの中身におっさんが居るのを薄々気付いている。
【レイラ】
マティスリア国のペガサス騎兵隊四姉妹次女、やさしいお姉さん声、幼稚園の先生系統。面倒見が良い。
【ミラール】
マティスリア国のペガサス騎兵隊四姉妹三女、ボーイッシュ系でテイクを『テイク少年』と呼ぶ。
【ファル】
マティスリア国のペガサス騎兵隊四姉妹四女、治癒魔法系の少女で実はテイクの事を気に入っている。
【スノ】
マティスリア国の第二王女で治癒魔法のスペシャリスト、ゲームだと監禁され人質に取られる。
【リーフ】
本来テイクが仲間になるマップにある教会兼孤児院を経営するハゲ僧侶、『配信主おったん』に生き写しレベルでそっくり。
捕まって奴隷となったエバレイや、テイクが前もって助けた悪女(弟含む)の面倒を見てくれた良い人。
なお、おったん本人に名称使用許可は取ってあります、僧侶おったん。
【クリネ】
ゲームでは悪の大魔導師【シャバド】の手により肉体改造されクリーチャー化、
最終的には主人公たちを襲う敵として立ちはだかるのだが、
テイクの救出劇により味方となり、人間のまま強くなりマティスリア国の王女スノと恋仲に。
【マリーヌ】
ゲームの四大悪女と言われるひとりであり、弟の病気を治してもらう(実際は人体改造)のと引き換えに、
悪の大魔導師シャバドの言われるがまま、悪の限りを尽くし最終的には弟と一緒に主人公に討伐される、
はずがテイクに助けて貰い姉弟共々、テイクやリーフの世話になる。 弟がスノについて行ってからはテイクに依存するようになった。
【スティラ】
ゲームの四大悪女そのラストかつ最強にして最恐の魔女、声がドスが利いて怖すぎる。
ラスボスたる【グナガン】を愛し過ぎてその命を護るためなら己の犠牲も厭わない悪の魔女。
だがテイクが本来はゲーム主人公の恋人に使われるはずの『記憶を消す魔導書』を使い、ゲット、悪女から激甘お姉ちゃんに変貌した。
【土間幸一】
専門学校卒の享年四十九歳、ゲーム生配信主。
元はDJに憧れコミュニティFMを六年半やっていったが、
死ぬ前はゲーム実況で生計をたてるように。 無茶な実況がたたって心不全で死亡、ゲーム内のテイクに転移(転生)する。
※第二章の前に番外編が入ります。