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上京狼  作者: 鳥片 吟人
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運命の出会い




 とある貴族の屋敷の一室。そこに汚い悲鳴が響く。


「ぎゃあああああああああああ!」


 室内には多くの人間が倒れるか座り込んでいる。悲鳴を上げたのは座り込んでいる男の一人だ。彼は高級そうなスーツを着ている。


「膝を砕かれたくらいで騒がないでください」


 白いレインコートのような上着を着た青髪の女性が、そう吐き捨てる。その表情には一片の感情も浮かんでいなかった。彼女はこの場に一人しかいない騎士だ。


「普通膝砕かれたら、騒ぎますよ」


 女騎士の後ろから警官が呆れた声で話しかける。


「そうですけど……。予想より煩かったものですから。それより捜査の進捗は?」


「違法の証拠がわっさわっさ出てます」


 警官が笑顔で答える。


「それはよかったですね」


「はい!」


 警官の笑顔を見て、女騎士も少し微笑む。


事の発端は警察からの協力要請だった。とある貴族の悪事の証拠をつかんだが、対象の親が強力な権力者なので捜査に協力してほしいと女騎士に連絡が入った。警察の権力では特権階級の貴族に対して弱い。しかも対象の親はその貴族の中でも権力者なのだ。要請は妥当な判断だった。


そして女騎士と警官達が貴族の屋敷に踏み込んだ。するとそこにいた対象とその仲間達は捕まりたくない一心か、女騎士達に発砲するなど攻撃してきたのだ。しかし荒事になれている女騎士一行と戦闘の訓練などしたことない貴族一行では勝負にならなかった。貴族一行は軒並み倒され、警察の一番の目的であった人物は女騎士に膝を砕かれた。


そしてこうして貴族一行を捕らえることができたのに、なぜ新たな悪事の証拠が出てきて喜んでいるのかというと、面子のためだ。騎士に協力を要請したからには膝砕かれ男は騎士の手柄だ。しかしそれでは警察の上層部は面白くない。なので他に手柄となるものが必要だった。幸いそれが発見できたので警官と女騎士は喜んだのだ。


「くそがああああ! 僕にこんなことしてただで済むと思っているのか!? 僕の父さんが誰だがわかっているのか!?」


 そこに激怒した膝砕かれ男が自身の父の権力でどうにかしようとする。自分の能力を上回ることは上の者に回すという非常に賢明な判断だ。


「わかっていますよ? だからこうして騎士である私がでてきたのですから。あと今膝を砕かれているのは、そちらが攻撃してきたのが原因ですからね?」


 女騎士としては犯人が素直に捕まるなら膝を砕く気はなかった。


「ぐううう! 痛い! くそっ! なんだって僕がこんな目に!」


「轢き逃げするからですよ」


 膝砕かれ男は轢き逃げをしていた。夜中に彼女とデート中に一組のカップルを撥ねたのだ。当時の横断歩行の歩行者の信号は青。そして膝砕かれ男は飲酒していたという言い逃れのしようがない状況だった。


「ふざけるな! 平民を二人殺しただけじゃないか! 僕は貴族だぞ! 上級国民だ!」


 貴族が一般人を殺してもいいという法律はない。警察が捕まえようにも権力や資金力で逃れられることが多いだけだ。


「ふむ。反省の色なしですね。まあ、わかってはいましたが」


「こいつって刑はどうなるんですか?」


 女騎士に警官が聞く。


「おそらく死刑にすると、これの親が煩そうですね」


「ですよね……」


 警官は膝砕かれ男が死刑にならないと聞いて憂鬱な気持ちになる。


「まあ、安心してください。莫慰奉(グレイブ)に入れますから」


「え!? そうなんですか!?」


 警官が今まで一番の笑顔になる。


 莫慰奉(グレイブ)は一般には脱獄不可能な監獄で凶悪犯が入れられる場所として噂されている。しかし実際は死刑が確定したり、死刑にしたいがそうすると面倒が起こる人物を入れる監獄だ。そして誰もそこから出したことがない実績を誇る。ここに入れるということは実質死刑と同じだ。


「ええ」


「ふ、ふざけるな! なんで僕が! 二人殺しただけなんだぞ! しかもわざとじゃない! 嫌だ! 助けて! 父さん!! お願いだ! 死にたくない!」


 自分がどうなるか想像ができたのだろう。膝砕かれ男が泣きわめく。


「事件を隠蔽せずにさっさと出頭すれば、こうはならなかったんですけどね」


 女騎士は膝砕かれ男を車へ運びながら呟く。


 こうして膝砕かれ男ことゲオ・ヒキニは莫慰奉(グレイブ)に入れられた。







 翌日。女騎士は警察犬の訓練を遠くから見ていた。


「……かわいい」


 女騎士は昔犬を飼っていた影響からか犬などが好きだった。ペットとしてまた飼うかなども考えたのだが、仕事のせいで家を空けがちなので止めた。また、犬などは高々二十年ほどしか生きないのも理由だ。昔飼っていた犬が死んだときの悲しみを思うと、また飼おうという決意ができなかった。


「どこかに強くて長生きする犬はいませんかね?」


 世の中には魔獣という存在がいる。動物との違いは魔素というエネルギーを意図的に操れるかどうかだ。そして魔獣は基本的に似た動物と比べて強く長生きだ。なので女騎士は過去に犬型の魔獣を飼おうかと考え探したのだが、これはと思えるものが見つからなかった。


 しばらく犬を見て癒された女騎士は目的の場所に向かうことにする。


「二日連続で面倒なことになりそうですね」


 昨夜。轢き逃げ事件のことが一段落し、家に帰ると友人のリネンから電話があった。信じたくないが不当逮捕されたというのだ。それを調べるためプールで聞き込みなどしたところほぼ間違いないと確信できた。なので今日は警察の不当逮捕の件をこれから処理しなければならない。二日連続で忙しくなりそうなので女騎士は癒しを求めて犬を見ていたのだ。


「さて、そろそろ行きますか」


 女騎士は焼き芋屋に移動する。時刻は夕方で人通りは少なくない。その中を彼女は徒歩で移動する。バイクは持っているが、街中を高速で移動するにはバイクより生身の方が早いので、彼女はめったにバイクに乗らない。そして焼き芋屋に着く。


「いらっしゃい! ご注文は? 家族盛り?」


 そこで焼き芋屋の店主であるリネンに笑顔で冗談交じりに話しかけられる。


「……? なんだか不当逮捕されたのにご機嫌ですね?」


「なに、良いことをしたあとは気持ちが良いと言うだけだ。泥棒や盗品を売買する輩を捕まえてな。今、閉じ込めておる」


「それは……大丈夫なんですか? なにかありましたか? いつもはそんなことしませんよね?」


 リネンという男は女騎士の記憶の中では過激な男だ。泥棒達を捕まえていることに驚きを覚えた。そんなことをするくらいなら後腐れなく燃やし尽くすのがリネンという男だ。


「実際に捕まえたのは我ではないからな。我の友人だ。その者が今見張っておる」


「……? リネンの友人で私が知らない人いましたか?」


「一昨日できた」


「……一昨日は留置所では?」


「うむ! お向かいさんだ!」


 女騎士はそう聞いて不安に思い、魔素の探知をする。


「……もしかしてその人、私達クラスの魔素があります?」


「うむ」


「そうですか……。それで捕まっているとなると無暗に暴れる人ではなさそうですね」


 保有魔素の多い者は大体強い。特に女騎士やリネンに匹敵するほど魔素を持っていたら、まず警察には捕らえられないので女騎士はそう判断した。


「うむ。では案内するので着いて来てくれ。こっちだ」


 女騎士はリネンの後に着いて行く。







 ハロウが女騎士の到着を待ちわびていると、ついに部屋の扉が開く。


――来た来た!!


 ハロウは期待を胸に、扉の方を振り向く。


 そこからまずリネンが入ってきて、次に青い髪に青い目の女性が入ってくる。冷たい感じのする彼女が待っていた女騎士だ。女騎士はレインコートに似た上着を着ていた。その服の右足の前のにくる部分にはスリットが入っていてそこから太ももが見える。そして光沢のあるサイハイブーツを履いている。


 ハロウにとって非常に好ましい格好だ。彼はあまりの衝撃に食い入るように女性を見つめる。しかし見た目の衝撃とは比べものにならないほどの衝撃を直後に受ける。


――!! なんて!! なんていい匂いなんだ!!!


 それはハロウが人生で経験したことのない匂いであった。いや、それどころか比べるものすら思い浮かばないほどの格別なものであった。その今までに類を見ないほどの匂いは一瞬にしてハロウの心を鷲掴みにし、二度と放しそうにない。いや、放さないとハロウの中に確信が芽生える。


そして匂いを嗅いだことにより己の内側から火山の噴火の様に噴出するものに従い、ハロウは行動を開始する。


ハロウが服を脱ぐ。そして狼に変身する。その動作はあまりにも早かった。魔法少女のそれよりも早く変身したハロウは女騎士に直進する。


 ハロウの行動のあまりに早さに誰もまともに反応できない。しかし自分を狙われた女騎士は違った。自身に急に迫ってくる物体に反応したのだろう。とっさに腰に差している刀に手をかける。しかしそれは遅すぎた。その時点でハロウはすでに足元に迫っている。


 彼女の足元に来たハロウはごろんと寝転がり、腹を見せる。そして渾身の思いを込めて叫ぶ!


「一()惚れです!! あなたの下僕(いぬ)にしてください!!」


 時が止まった。そう思えるほど誰も反応できなかった。動いているのは、ちぎれんばかりに振られるハロウの尻尾だけだ。


 最初に反応したのはリネンだった。


「……おい? ハロウ? その……どうした?」


「あ、これは失礼を。自己紹介がまだでしたね! マカミ・ハロウといいます! 人狼です!」


 ハロウが腹を見せたまま叫ぶ。


 リネンは唖然とした顔でハロウを見ている。女騎士が好きとは聞いていたが、こんなダイナミック変態告白をするとは予想だにしていなかっただろう。


「……アストロです。種族は水魔」


 女騎士が答える。普通なら答えるのを躊躇するであろうが、彼女は律儀に答えてしまう。そしてなんと彼女はハロウの傍に蹲りハロウの首を撫で始める。余程撫でたかったのだろう。


「おうっふ! なんというテクニック! そしてお名前のなんと素敵な響き! 改めまして、一()惚れです!! あなたの下僕(いぬ)にしてください!! 急にこんなこと言って、驚かせてすみません。三か月間のお試し下僕でも構いません! お願いします!」


 さきほどの告白の答えがもらえなかったので、ハロウはもう一度言う。しかもお試しを設ける気遣いを見せる。明らかに気遣いの方向が間違っているが、この場で指摘するものはいない。


「……その、私に惚れたので告白しているということでいいのですか? ペットにしてくれということではなく?」


 下僕にしてくださいという今までにされたことのない告白に対し、取りあえず告白かどうかを確認するアストロ。ペット云々は彼女の願望も入っているのかも知れない。気に入ったのか、まだハロウの首を撫でている。


「はい! そうです!」


「……では下僕(いぬ)にしてほしいというのは恋人にしてという解釈で合っていますか?」


 ハロウの告白は一鼻惚れという言葉がなければ告白と推察するのは難しかっただろう。


「そうです! わかりにくくてすみません。心の底から溢れる思いを言葉にしたらこうなりました!」


下僕(いぬ)にしてくれはなにも人狼の伝統的な告白文句ではない。むしろ下僕(いぬ)は人狼の間ではかなり屈辱的な表現だ。普通の人狼は心から溢れ出ない。


「そうですか。告白はお断りします」


 一瞬の迷いもなく毅然とした態度で断るアストロ。これで諦めないのはストーカーレベルであろうほど完膚なきまでに明確な意思表示だった。しかしまだハロウの首は撫でている。


「……ど、どこがダメですか!? 言ってください! 直してみせます! 毛深いのが嫌なら全剃りしても構いません!」


 断られたことで一瞬停止するが、すぐに食らいつくハロウ。まさに身を削る思いだった。


「……どこがダメというか、私は短命種とは恋仲になる気はありません」


 リネンやアストロの種族は長く生きる長命種。ハロウは人間と同程度しか生きられない短命種であった。


「…………」


 部屋に沈黙が満ちる。さきほどまで勢いよく振られていたハロウの尻尾も固まっている。動いているのはハロウの首を撫でているアストロの手だけだった。


寿命のことを言われてはハロウにどうこうできる手段は思いつかなかった。ハロウの心に絶望が広がりかけたそのとき、リネンから希望の言葉が発される。


「覚醒すればよいのではないか?」


「なにそれ!? どうにかなんの!? 頼むリネン! 教えてくれ!」


 リネンの言葉を聞き、勢いよくリネンの方に向くハロウ。そして覚醒について聞きだそうとする。


「待ちなさい。リネン。覚醒など夢物語で現実的では……あり……あれ?」


 リネンに注意をする途中でアストロの言葉が最後まで続かなくなる。その目はハロウを射抜くように見つめている。見ることに集中しているからか手は撫でることを止めている。


「気づいたか?」


 リネンがアストロににやつきながら問いかける。


「ええ。信じらませんが、実際に目の前にいるので信じるしかありませんね」


「なに!? なに!? もしかして俺いけそうなの!?」


「うむ。覚醒について教えてやろう」


 そう言ってリネンはハロウに覚醒について話しだす。


 覚醒とは、個人に起こる変異だ。覚醒後は能力が上がり、長命になる。そして新たな能力を発現する場合もある。


 その覚醒の条件は体と心だ。


「体の方の条件は満たしているであろう。尋常でない魔素を感じるからな」


 この世の生き物は全て魔素と呼ばれるエネルギーを体に含んでいる。この含んでいる量がとある量を超えるのが、覚醒に必要な体の条件だ。とある量は種族により異なるが、ハロウの場合は超えている。


「あとは心だな」


 心の方は、要するに強い意志だ。人生をかけて成し遂げたいことを見つけるなどすればよい。


「この場合、アストロが恋人になってもよいと言えば、いけそうな気がするが」


「…………!!」


 ハロウは餌を前に待てをされた犬の様に期待を込めた目でアストロを見る。


「……う~ん。短命種とは恋仲になる気はありませんが、長命種になれそうなら一考の余地はある……のでしょうか?」


 アストロは迷う。さきほどは短命種だからといって断ったが、そもそもアストロは色恋にあまり興味をもっていなかった。なのでこういった理由でダメ、こういう人が良いなどの条件はほとんどないのだ。正確には自分でわかっていない。


 そのことを正直に伝える。


「じゃあ、短命種云々は抜きにして、恋人になってもいいと考えるようになって、俺が覚醒したら付き合ってくれるということですか!?」


「……そうですね」


 その条件なら彼女に文句はなかったのだろう。肯定するアストロ。そしてまたハロウを撫で始める。


「よっし! 希望は残った!!」


「よかったな。ハロウ」


「ああ! ありがとうリネン!」


 尻尾を振りながら喜ぶハロウ。


 それを見て落ち着かない気分になったのか、アストロは目線を反らして……汚らしいものを見つける。アストロの目はゴミを見る目になっていた。


「……それで、その縛られている二人は一体どうしたんですか?」


「指輪泥棒と質屋の店主です!」


 ハロウは少年のことをアストロに話す。


「成程。それでこうして捕まえていると。本来なら騎士や警察の仕事を、ありがとうございます」


 正確には騎士の仕事ではないが、アストロは礼を言う。


「いいえー。どういたしましてー」


 アストロに礼を言われハロウは有頂天になる。その顔はとろけるように崩れていた。


「しかし不当逮捕の連絡を受けて来てみれば、このようなことが起きているとは思いませんでした」


「そうであった。そもそも我を牢屋にぶちこんだ愚か者の件で呼んだのだった」


「その件についてはもう調べてあります。プールで聞いたところリネンは職務を遂行していただけですね。捕まる理由が一つもありません」


 当然だ。プールで覗かれたと言うならそいつが露出していたからだ。


「ん? アストロさんって騎士ですよね? それが直々に聞き取りしたんですか?」


「ええ。私は特別に強い権限をもっているので。自分でしっかり確認しないといけません。あと私にも普通の話し方でいいですよ」


「え!? これは、関係が一歩前進?」


「違います。慣れない言葉を使っているのがありありと伝わってくるので、憐れに思うからです」


 ハロウの前向きな言葉を切り捨てるアストロ。しかしそれはハロウのことを気にかけていないと出てこない言葉だろう。


「やっふー! 憐れに思われるほどには気にしてもらえている! それはそうと聞き取り調査とかだったら、俺超役に立つよ? 嘘とか臭いでわかるから。言ってくれればいくらでも手伝うよ!」


 ハロウは好きになってもらえるように自分の能力をアピールすることにした。


「いえ、素人に頼むのは……」


 しかし真面目に仕事をしているアストロにはあまり受けが良くなかった。手詰まりというわけでもないのに、出会ったばかりの他人の手を借りるのは彼女のプライドが許さなかったのだろう。


「そっか。でも犯人の追跡とかもできるからなんかあったら言ってね! 連絡先は……あ、自分の家の番号覚えてない……」


 ハロウは昨日引っ越したばかりで、電話番号も一回見ただけである。そして彼は故郷では電話でやり取りする相手などいなかったので、すぐに忘れてしまっていた。


 叱られた犬の様に耳を垂らして落ち込むハロウ。


 あまりにも落ち込むハロウを可哀想に思ったのか、アストロは自分の番号を教えることにする。


 普段のアストロなら必要もないのに教えない。しかし犬好きの彼女はハロウに対して甘くなってしまっていた。


「ありがとうございます!」


「ええ。ただ出かけていることも多いので、留守電になることが多いと思いますよ」


「はい!」


「では警察にいくか」


「そうしましょう」


 アストロは名残惜しそうに撫でるのを止め、ハロウから手を離す。


 三人は縄に縛られた二人を引きずりながら警察署に向かった。



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