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上京狼  作者: 鳥片 吟人
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泥棒確保



「ほれ」


 店主を縄で縛って少年の家に向かう道中、ハロウは少年とリネンに札束を渡してきた。


「え? なにこれ?」


 少年は戸惑った。自分はハロウ達に助けられただけなので、自分が払うならともかく払われることに心当たりがなかったからだ。


「なにって、そこの質屋から金ふんだくったじゃん? それの分け前」


「え? でもふんだくったのは兄ちゃん一人でだよね? 僕がもらう理由なんてないんだけど?」


「わかってない。わかってないな、少年。いいか? 質屋に行く前に、三人で役割分担を打ち合わせしたな?」


 ハロウは首を横に振りながら言う。


「うん。僕が指輪を返してくれって言う係。狼の兄ちゃんが嘘を見分けたり、僕を守ってくれる係。焼き芋屋の兄ちゃんが僕を守ってくれたり、敵を攻撃する係だったよね?」


 少年は事前に決められていたことをハロウに確認する。


「そうだ。そういう場合は結果的に誰が大変であっても平等に分けるもんだ。最初から割合を決めておかない限りな」


「そうなの?」


「まあ、そうした方がトラブルが少ないのは確かであるな。普通は最初に決めているものだが」


 少年の疑問にリネンが答える。


「でも僕指輪返してって言っただけだし」


「おいおい、それこそ質屋に入る前に言ったじゃん。指輪の持ち主の子どもの少年だからこそ『返して』って言えるんだぞ? 他人の俺らならどうやっても『寄こせ』になるからな」


「……それって大事なことなの?」


「う~ん。本人にとっちゃ大事じゃないけど、第三者にしたら大事なことだな」


「……ごめん。やっぱよくわかんない」


「まあ、わからなくても無理はない。ハロウが言っているのは、法に外れる者の考えだからな」


「え? 俺の考えって一般的じゃないの?」


 ハロウは驚いた顔でリネンに尋ねる。自分の考えが普通だと思っていたからだ。


「うむ。一般的でない。普通はそうでない」


 そう言ってリネンは普通と法に外れて生きている者の考えの違いを説明する。普通は指輪泥棒や店主が悪いと考えるが、法外者は盗まれた少年側が間抜けだと考える。そして大事なのは弱者よりも間抜けの方が法外者にとっては評価が低いのだ。


ここから今回の指輪奪還の話だ。


まず、実際のように少年がハロウやリネンとともに行き、直接店主に返せといった場合。法外者にとって店主が間抜けになり、少年はそうではなくなる。しかも警察に行かずに直接の返還請求という温情措置だ。これではバックの組織も、メンツを考えると少年に報復できない。法外者にとって間抜けは守るに値しないからだ。


次に、少年が行かずにリネンとハロウとだけで行った場合。この場合違うのは店主のバックの組織における評価だ。この場合は店主は間抜けではなく弱者になる。法外者にとって指輪は店主の物だ。それを少年側に力をもって奪われたことになる。そうするとバックの組織が奪い返しにくることも考えられた。


最後にリネンが奪い返しにくる可能性をわかっていて少年をとも行かせようとしなかったのは、その可能性を潰せる自信があったからだ。リネンは法外者の知り合いに言えばバックの組織は一網打尽にできる自信があった。


 そうした話をしているうちに少年の家に到着する。


「よし。無事についたな」


「うん。兄ちゃん達ありがとう!」


 少年は指輪を大切に抱えたまま礼を言う。


「ああ。どういたしてまして」


「うむ。まあ、結果的に我はあまり役に立たなかったのだがな!」


「そんなことないよ! 背負ってくれてありがとう」


「よいよい。早く母親に教えてやるがよい。……おそらく怒られるが」


「う……そうだね」


 少年は母に指輪を取り返したことを連絡することにした。一刻も早く、指輪を見せて母を喜ばせたいのだろう。


「じゃあ、またいつかな」


「さらばだ」


「うん! ありがとう! 本当にありがとう!」


 ハロウとリネンは少年に別れを告げる。質屋の店主はリネンが引きずっている。しばらく歩いて少年が見えなくなったところでハロウが言葉を発する。


「よし。じゃあ俺は指輪泥棒の方、捕まえてくるわ。女騎士さんといつどこで会う予定なの?」


「六時に焼き芋屋だ」


「なら余裕だな。じゃ、行ってくる」


「おい、泥棒がどこにいるのかわからんから一応言っておくが、争いごとになってもなるべく殺すなよ? 面倒ごとになるかも知れんからな」


「こっちを殺そうとしない限り殺さないけど?」


「……ん? ではこの店主はどうなのだ?」


 捕まっている質屋の店主はハロウを殺そうとしたはずだ。


「子どもの前だと教育上よろしくないかな? って思ったから殺さなかっただけだな」


「ではこれから殺すか?」


「いや、一回警察につきだすとか言ったから、取りあえず今は殺さない」


「そうか。ではハロウが指輪泥棒を捕まえてくるのを焼き芋屋で待っておこう」


「わかった」


 そう言って狼顔になり迷いなく指輪泥棒のもとへ向かうハロウ。


「……しかし鼻が利くなんてレベルではないな」


 ハロウを見送りながらリネンがそう呟いた。





「クソが! あの薄らハゲ! こっちの足元見やがって!」


「まあまあ、旦那。金が入ったんだからよかったじゃない」


 指輪泥棒を追ってきたハロウの目の前でそんな会話が行われている。見つけた指輪泥棒は昼間から屋台でおでんを食べ、酒を飲んでいた。


――油断し過ぎじゃない?


 ハロウは信じられない気持ちでその光景を眺める。彼からしたら、悪事をしたあとに自分の感覚や頭などを鈍らせる酒の類を飲むなど自殺行為にしか思えない。ハロウには理解できない。生きる希望などなく、投げやりに目先の楽しみを求めることでしか生活できない者達が。恐怖やストレスから逃れるために酒を飲む者達のことを。そのような状況に陥ったことのないハロウには理解できない。なのでトンチンカンな警戒をする。


――まさか伝説の酔拳の使い手?


 ハロウの頭は酒で鈍っていない。最初から冴えていないだけだ。バターナイフの方が鋭い。


 泥棒を気持ちよく捕まえるために、ハロウは屋台の席に座る。姿は人間に戻している。都合よく指輪泥棒以外いない。


「大根とこんにゃくと卵一つずつください」


「はいよ」


 おでん屋が落ちついた声で返答する。


 ハロウがなぜすぐに泥棒を捕まえずに、注文したのか? それはおでん屋に迷惑をかけないためだ。泥棒を連れていってしまったらおでん屋の売り上げがさがるだろうから、注文したのだ。その味で対応を決めようと思った。美味ければ腹ごしらえしてから捕まえる。不味ければ即捕まえる。


 すぐにおでんが出される。食べてみると、なかなかの味だ。おでんが食いたくなったときに思い浮かぶかもしれない。ここのことは覚えていようと思った。しかし食べ始めて気づいたのだが、今日は焼き芋しか食べていない。せっかくおいしいおでん屋にあたったのだから、少しここで食べていこうと思った。即捕まえるのはなしになった。


 いくらか追加で注文してから、近くに座っている指輪泥棒に話しかける。


「さっき聞こえちゃったんだけど、取引相手に足元見られたの?」


 ハロウの問いかけに指輪泥棒が面白くなそうな声で答える。


「ん? ああ。 あの薄毛野郎、こっちが借金してるもんだから品物を安く買いたたきやがるんだよ」


「へー。他のとこに買ってもらうわけにはいかないの?」


「そうできたらしてるよ。仕事に必要なもんをそこで仕入れてるから、無理だな」


 指輪泥棒は質屋の店主に、狙いやすい場所の情報を教えてもらうなどしていた。


「そうなんだ。じゃあ、ここでおでん食ってていいの? 儲け少なくて奥さんに怒られない?」


「はっ! あいにく俺は独身だ。彼女もいない完璧に自由の身よ。第一結婚なんてするやつの気がしれんな。家なんて寝られりゃあいいし、食事だって買やあいい。結婚なんてなんの得があるかわからんな」


 なぜか自慢げに答える指輪泥棒。回答からして奥さんのことを家事マシーンと勘違いしているのかも知れない。


「へー。じゃあお兄さん泥棒かな?」


 それを聞くと指輪泥棒の表情が変わる。


「なんでそんなこと思ったんだ?」


「俺、家のカレーって好きなんだよね。臭いでどこどこのなに口のルーだってわかるくらい」


「……ほう。それで?」


「それで、お兄さんからカレーの甘口の臭いがプンプンすんだよね」


「……べつにカレー食ったっていいだろう?」


「もちろんいいよ? でもさ、さっき飯なんて買えばいいとか言ってた人が自分では作らないじゃん?」


 カレーだけとか一部の料理のみこだわって作る人間はたまにいるので、ハロウの意見は偏見だ。しかし指輪泥棒は確かにカレーなど作らない。


「知り合いの家で御馳走になったかもしれねえだろう?」


「そうだけどさ、おでんに七味や辛子つけて食べる人がカレーが甘口って変じゃん? だから忍び込んだ家のカレーの臭いがついちゃったんじゃないかな、と」


 確かに指輪泥棒の皿には七味や辛子がある。


「成程な。んで、俺が泥棒だとしたらどうするよ?」


「そりゃもちろん。依頼だよ」


 ハロウは当然といった顔で嘘をつく。彼は通報されるのを防ぐため、泥棒をできるだけ焼き芋屋の近くで捕らえるために泥棒を移動させようとしている。実は泥棒を気絶させて担いで全速力で走れば、一般人の目に追えないので意味はない。しかし待ち合わせの時間まで暇なので暇つぶしの一環で泥棒を騙そうとしている。


「……は?」


 指輪泥棒は唖然とする。今までそんなことは言われたことがなかったからだ。普通は警察に知らされたくなければ金を払えと言う。


「依頼だよ。とあるものを盗んで欲しい。それ以外は好きにしてくれていい」


 ハロウは十万円を出しながら言う。質屋の店主からかっぱらった金である。


「……一体なにを盗んでほしいんだ?」


「そうだな。カードだ」


「魔法カードか?」


 魔法カードを盗んでも他人が金を引き出すことはできないが、盗まれた相手を困らせることはできる。


「は? なんでそんなもの頼むんだよ? 違うよ。ミラクル☆テンタクルのクッコローナたんのグリススイムスーツバージョンのカードだよ」


「……なんて?」


 指輪泥棒はカードの説明が全く理解できなかったのだろう。


「クッコローナたんのグリススイムスーツバージョンのカード! ……なに? もしかしてカードの存在知らないの? そのバージョンは都市伝説じゃなくて存在すんだぜ?」


「あ、バージョンていうかミラクル……なに? そっからもう全部知らない」


 ハロウは信じられずに驚く。


「おいおいおい! マジで? あれレアカードとか超高値で取引されてるよ? 泥棒なのに知らないの?」


 ハロウが言っているカードゲームのミラクル☆テンタクルは極一部の変態の皆様は嗜んでいるが、一般的には知られていない。


「いや、俺現金とか貴金属とか狙ってたから。……なに? そんな高いの?」


「ああ。レアカードは一枚十万超えることもよくある」


「マジで!?」


 指輪泥棒にとって娯楽のカードがそんなに高く売れるのは初耳だ。


「ああ。だから盗んだカードの女騎士系のは、見せてくれ。少なくとも欲しいのがあれば十万は出す」


「……ほう。そいつはいいな。でもな、盗むにしても場所次第じゃ無理だぞ?」


「おお。いけそうなら、引き受けてくれるんだ? じゃあ、今からそこ案内するよ。それでいけそうだったら引き受けてくれ」


「いいぜ」


 二人はおでんを平らげて店を出る。







「そういやさ、買いたたかれたって言ってたけど、どんくらい買いたたかれたの?」


「聞いてくれよ! 色々酷いもんだったが、一番酷いのが指輪だ。二万だぜ? 二万! 大事にしまいこんでたみたいなんで絶対もっと高いと思ったのによー。レアカードの五分の一だぞ?」


「へえ。それは災難だな。今度からカードにすれば?」


「それも考えもんかな。カードはどんなやつが高いのを持ってるかとかわかんねえからな」


「それもそうか」


 マニア相手に商売するには自分もマニアレベルでないと難しい。指輪泥棒はそのことを理解していたのだろう。質屋の店主に色々ぼられているので当然と言えば当然か。


 どうでもいい会話をしつつハロウは指輪泥棒をリネンの焼き芋屋のそばまで連れて行く。そして人通りのないところに行き、指輪泥棒を殴る。


「ぶごっ! っ!」


 顎を一発殴るが、気絶しなかったので首を絞めて気絶させる。


「あれ? 意外と頑丈だったな?」


 ハロウは指輪泥棒が一発で昏倒しなかったことに驚く。実はハロウは手加減が得意ではない。正確には人狼相手ならば手加減できるが、人間相手は経験がなかった。コンビニの強盗が初めてだった。今回もコンビニ強盗と同じようにしたのだが、結果は失敗した。


――手加減の練習しといた方がいいかな?


 ハロウは手加減について考える。今までは必要なかったが、周りが人間ばかりのここでは今後必要になるかも知れない。しかしハロウは手加減の練習ができる心当たりがなかった。


――とりあえずリネンに聞こう。


 ハロウは少し考えて、思考を放棄してリネンに聞くことにした。最悪気絶させることができなくても静かにさせる方法は思いつくので、あまり真剣に考えていない。


 指輪強盗を肩を組むようにして運ぶ。


 焼き芋屋のチャイムを押せばすぐにリネンが出てきた。


「早いな。まだ騎士がくるのには時間があるぞ?」


「ああ。でも俺縄とか持ってないし、こいつここに置かせてもらおうと思って」


「そうか。こっちだ」


 ハロウがリネンに案内されて店の奥に行くと、質屋の店主が縛られているのが見えた。しかしその姿を見て違和感を覚える。


「……なあ、こんな感じの縛り方だったっけ?」


 質屋の店主を質屋で縛ったときには今の縛り方ではなかった。


「いや。抜け出されないように縛りなおした」


「え? リネンこの縛り方できんの? 教えてくんない?」


「ほう。興味があるのか? いいであろう。教えてやろう」


 リネンは笑顔で言う。同好の士を見つけられて嬉しいのだろう。


「助かるわー。これ昔から憧れてたんだよね」


 ハロウはリネンから菱縄縛りを学ぶ。


好きこそものの上手なれ。ハロウはリネンの教えを瞬く間に吸収していった。しばらくして瓜二つに縛られた指輪泥棒と質屋の店主ができあがった。ご丁寧に服を引っぺがし、下着と靴下だけにしている。リネンの縛りを真似した結果だ。リネンがなぜ靴下を残したのか? 拘りゆえなのか? 水虫を怖れたのか? それはリネンしかわからない。


「自分の才能が……怖い!」


「見事! 初めてでこれほどとは……我も負けておれんな!」


 己が才に打ち震えるハロウに、リネンが称賛の声を送る。


「む……いかん。そろそろ仕込みの時間だ。ハロウ。ここは任せた」


「わかった。ところでいらない石とかない?」


「む。そういえば使わないのがあるが、要るのか?」


 リネンは石の売買をしているので余っているのものはたくさんある。


「要るというか。暇つぶしに欲しいなって」


「ではついてきてくれ。こっちだ」


 リネンとともにハロウは使わなくなった石を運んだ。


 指輪泥棒達のいる部屋に運び込んで、床の一部に敷き詰める。そしてその上に指輪泥棒達を背中合わせに正座させる。そして手を縄でつなげる。


「「いだだだだだ!」」


 指輪泥棒も途中で目が覚めており、質屋の店主とともに痛みを訴える。


「もうすぐ迎えがくるから、それまでそこで大人しくしてろよ」


「てめえ、なんだってこんなことを!」


「え? 質屋の店主がいる時点で予想できない?」


「……盗んだもんなら全部こいつに売ってる! 今どこにあるかなんて知らねえよ!」


 指輪泥棒は、ハロウが指輪泥棒の盗んだものを探すためにこのようなことをしていると思ったのだろう。そして自分は知らないと叫ぶ。足の痛みで叫ぶようにしないと声が出ないからだろう。


「いや、盗まれたものはもう取り返したけど?」


「……じゃあなんだってこんなことすんだよ?」


「いや普通に泥棒見つけたから、引き渡そうと思って。あ、今石の上に座らせてるのは暇つぶし。苦しむ様子とか見たくて」


 指輪泥棒は会話の相手が大した目的もなく自分に危害を加えているのを知って追い詰められた顔になる。自由になれる希望が欠片も無いことを理解したようだ。


 少し経つとハロウが独り言つ。


「……なんか飽きたな」


 されている方は苦痛で額に脂汗が浮かんでいるが、している方からすると地味な痛さなので面白くないようで、ハロウは早速飽き始める。


「……ゲームとかしない?」


「しない!!」


「そっかー」


 ハロウの問いかけに質屋の店主が喉がさけんばかりに言い返す。応じようものならどのような目にあわされるか、簡単に想像ができたのだろう。


 そして縛られている二人はなんとか痛みを軽減しようと色々試すと気づいてしまう。背中合わせになっている相手に体重をかけると楽だということに。


「「ぬおおおおおお!」」


 お互いが全力で体重をかけ合う。そのせいで余計に足にダメージがいくが、必死になっている二人は構わない。相手の上になり、自分が楽になることに全力を出している。


 勝負はすぐについた。もともと質屋の店主と指輪泥棒では質屋の店主の方が体格がいい。しかも指輪泥棒はハロウに殴られてダメージを受けたばかりなので、簡単に負けてしまった。


「「いっでええええ!」」


 だがそれは幸運にも指輪泥棒を助けた。あまりにもあっさり負けて前に倒れこみそうになった指輪泥棒が体をひねると、質屋の店主とともに横向きになりながら石に倒れこむ。


「てめえよくもやりやがったな!」


「さきにやったのお前だろ!」


 二人はそう言いながらお互いを下に持っていこうとする。そこからは醜い争いが繰り広げられた。


――みっともないな。


自分達で勝手に苦しめ合っている二人を見て、ハロウは小馬鹿にする。しかし暇つぶしにはなっていた。


 結局、騎士が来るまでハロウはあまり退屈しなかった。



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