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紳士クンの、割と不本意な日々Ⅳ  作者: 椎家 友妻
第一話 紳士クンとつきまとう乙女
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3 昼間でも普通に出現する

 海のように澄んで青みがかった髪を背中のあたりまでのばし、

肌は透き通るように白く(というか、全身が半透明で透き通っている)、

膝から下は空気の中に溶けてしまったかのように見当たらない。

今日も紳士クン達と同じエシオニア学園の白のワンピースの制服に身を包み、

最初に紳士クンが見つけた時と同じように、空中をフワフワ漂っていた。

 (う、愁衣さんって、昼間でも普通に姿を現すんだ・・・・・・)

 太陽の下では体がより透けて見えるものの、

その姿は紳士クンにはハッキリと視えていて、

当の愁衣も、紳士クンの事をまっすぐに見つめている。

その目は警戒心に満ちて、敵意すら感じられた。

それは何故かと言うと、愁衣が昨日華子に取りついた際、

紳士クンの事を完全に女の子だと思い、

ベタベタとスキンシップを取ってきたのだが、

紳士クンが実は男の子だという事を聞かされ、

それを確かめる為に、華子の右手で、

紳士クンの『男のシンボル』に触れた為である。



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