神の間
お久しぶりです。遅くなり申し訳ありません。๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐
~主人公side~
そして俺は死んだ。
ん?何故死んだって分かるんだ?あれ?なんで考えれてるんだ?
俺はそう思い、閉じていた目を開けた。………え?何だこの白い何も無い空間は。ひょっとして、これが死後の場所なのか?三途の川は??
「お主、不運じゃったのう。」
!!??だ、誰だ?俺は周りを見渡すが、誰もいない。。
「ああ、すまんの。…ほら、これで見えるじゃろ?」
「え?……あの走馬灯?の時に見た狐か??」
「狐とは無礼じゃな。我は狐神じゃ。」
「狐神?」
「まぁ、言うなれば神様じゃな。」
「か、神様。………分かった、大丈夫だ。て言うか大きすぎないか?」
「うむ。ならばこれでどうじゃ?」
狐神様はそう言うと約1m位の大きさになった。てか、何サラッと話し進めてんだよ。ここ何処だよ、俺は死んだのか?なんで神様が俺の前にいるんだよ。
「まぁ、落ち着け。ここは我が作り出した空間じゃ、お主は死んだ。そして、ここからが重要なんじゃが、我は地球とは別の世界の神じゃ。たまたま、我の御神体、まぁ、我が世界に降りて散策する時に使う身体がある祠が地球と数年間繋がってしもうたのじゃ。その場所にお主は気が狂ったようにお参りに来たのじゃ。その為に、お主の身体に我の魔力が蓄積され、世界の移動に耐えうる身体になったのじゃ。お主が道に迷ったのも地球から、異世界と場所が変わっていたからなのじゃ。そして洞窟で死んでしもうたのじゃ。本来なら死に至る魂は輪廻に送るのだが、なんせ我の魔力を身体に宿し、適合までしているのじゃから、この空間に呼びよせたのじゃよ。」
「という事は、何だ?俺は知らないうちに狐神様の祠にお参りしまくって、狐神様の魔力に適合して異世界に飛ばされたって事だな。」
「うむ。理解が早くて助かる。して、お主にはこのまま輪廻に送るのは気が引けるから、異世界に行ってもらう。まぁ、我の眷属としてのぅ。」
「異世界か…俺も憧れはあったからなぁ。分かった。んで、眷属はどうやってなるんだ?」
「まぁ、じっとしておれ。」
狐神様はそう言って何やら光始めた。そして俺はその眩しさに耐えきれず目を瞑る。
…終わったのか?恐る恐る目を開けると、特に何も変わって……ん?何か頭の上が違和感があるぞ?俺はそう思い、頭の上を触った。っ!!耳!?何だこれ?そして、…尻尾?!
「うむ。見違えたのぅ。それで我の眷属になったはずじゃ。ステータスをみてみぃ。」
「ステータス?」
「あぁ、すまんの、説明がまだじゃったのう。ステータスとは自分の能力が分かるものじゃな。基本的にステータスと頭の中で唱えると見れるんじゃ。」
す、ステータス
<<名前 真条 狐白空
種族 獣人(天狐族)
職業 狐神の代行者
体力10
魔力10
速さ10
防御力10
器用10
運ERROR
スキル 無
特殊スキル 神威(封) 成長速度極増 天賦の才
称号 狐神の眷属 狐神の加護(極)
>>
じゅ、獣人…。ステータスは運以外10か…
「ふむ。お主なかなかの雑魚じゃな。」
えぇ?狐神様酷っ!!
「ちなみに普通の農民は平均が100じゃ。まぁ、運だけは人それぞれだがの。」
「なぁ、この神威(封)って何なんだ?」
「うぬ、それは神か、それの類するものしか使えんものじゃ。今は神威を使っても四肢が吹きとぶから我が封印しといたのじゃ。」
「なかなかにグロテスク…。でもこのステータスじゃあ、異世界に行った瞬間に殺られるよな?」
「そうじゃのぅ。……よし、分かった。我が修行をつけてやろうかのぅ。でもこの姿だと体術が教えれないから、人化するの。」
そう言うとまた狐神様が光始めた。またしても俺は目を瞑る。
もういいか?目を開けると、………………狐の耳を付けた幼女が立っていた。。の、のじゃロリ、だと?
「我も久しくこの姿になってなかったからのぅ。まぁ、さっそく始めるとするかのぅ。」
こうして俺の地獄は始まった。
誤字・脱字、ご意見ありましたら(ु`・ω・´)ुバンバン下さい
下の☆☆☆☆☆を★★★★★にして下さりましたら作者は嬉しさのあまり張り裂けます。\\\(۶•̀ᴗ•́)۶////
こんなヒロインや、敵役がいいと言う意見待ってます。出来るなら作中に組み込んでいきたいと思っています。