三つ目 勇者様
連続更新できてる!驚きです!
いやー……やればできるものですね……
とはいえ、こう連続で更新できることはなかなかないので、あまり期待せず、待っていてください……
私は、今まで実家で寝ていた。寝ていたはずだった………なのに
「に……来ちゃった………?」
いや、まだだ。まだここが、異世界と決まったわけじゃない。
もしかしたらあの世の可能性だって………
あんまりいつも寝ているばかりいるせいで、とうとう永遠の眠りについちゃったのかもしれない。普通ならありえない考えだが、こんな知らない場所にいつの間にかいたという現実を考えると、そう考えてもおかしくはない。
だがそんなことを考えても、どうにもならない。
とにかく人を見つけなければ。そして、衣食住を手に入れるのだ。こんなに気力が湧いてくるのは久しぶりだ。
私は、都市の方向に、まっすぐ向かっていった。
私は、都市にたどり着いた。
そこには人間がいた………のだが………
「おぉ………よく来てくださいました………この世界を救うものよ…………どうか私達の世界をお救いください………」
『お願いします!!』
「……………」
なんか私を勇者扱いしてくる変な人たちしかいなかった。
彼ら彼女らは、どの人間も、異世界人が着ていそうな、服を身に着けていた。顔立ちも、どちらかといえば、ヨーロッパ風の顔立ちをしていた。
彼ら彼女らは、皆私の目の前にひざまずいてく
る。
わぁ………私の苦手なタイプだ………こうやって人に期待される展開…………異世界に召喚された人間にはよくありそうだけど。
「勇者様」
うわぁ…………勇者って言っちゃったよ………キモい………
この流れだと、私がこの世界に来たことによってチート能力を手にいれて、無双して解決……
みたいな気持ち悪いテンプレート的展開が待ってるんだろうな………
「勇者様………あなたには……」
ほーら、来た………
「死んでいただきたいのです」
ふーん……死んでいただきたい………
「えっ?」
えっ?
いかがでしょうか?あまりストーリーの展開みたいなのがなかなかないのでなんともいえませんでしょうが……。
ですが、これからも続々投稿していきますので、応援よろしくお願いします。