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人は自分達が生態系で最上位だと信じすぎた  作者: 入江潤
仁 フリアンガリッシュの日記
21/23

ココ

あああああ.............。



もう.............







気づいた...............ああ...........う


ココは.....きっと、ココは........




「あの世」と「この世」のハザマだ.............



黄泉の国.....っていうのかな? なんというか.....



僕は.......死んでないと................





そういうことだ.


そうとなればやることは"たったひとつ"......



きっと、たぶん、だけど、


ザャスヤンは死んだ


思い出した


彼は敵国の兵士だった



ザャスヤンはオレが殺した


拷問をした。まず1日目、爪を剥いだ

彼は声にならないサケビゴエを上げ、苦しみに悶えた


私はあまりそういった類が好きではなかったが、何故か躊躇いもなかった。


かといって、好きでやっている訳でもない、断じて


ただ、楽しんではいたかもしれない


僕が僕でなくなりそうな気がしていたから、僕は無心でやっていた。


2日目、目玉をくり抜いた。


この前あった時はなんら不思議に思わなかったが、ザャスヤンは両目と爪、右腕、両足がなかった。


それら全て、自分がやった。なぜ、忘れていたのだろう


全てにおいて、不思議な世界だ、ああ神様。

全てを悟りました。ワタシをあの世に送ってください。

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